見た目
少なからず苛立っている「ちち(仮名)」さん。お気に入りであるモフモフのクッションを出して貰ったのはよいのですが、ただモフモフなだけでは気に入らないようで、自分好みの寝床にしようと悪戦苦闘しているところです。しかし残念なことに本日は調子が今ひとつのようで、どれほど頑張ってホリホリしても気に入った状態にならず、思わずきゅ~ん、くぅ~んと鳴きながら頑張っているところです。
そのようすを見た飼い主が笑いながら話しかけるので、少し怒った顔でこちらを見ております。いずれにしても、時間が経てばドカッと体を預けて寝てしまうのですけれども・・・。
さてこれはモンブランの何というモデルなのでしょう。私は知りません。学校に「先生」でない人に来ていただいて、お話をして貰ったり、あるいはその人の得意なことをご披露いただき、児童生徒もそれを体験させて貰う、などという取り組み、最近の学校では流行っていました。過去形なのは、コロナ禍によって「外の人」を学校に入れることがためらわれる状況になったため。特に私が校長になった昨年度以来、そのような取り組みはほとんどなくなってしまいました。
で、それよりも前に、点字の研究と普及に尽力されているサークルの方においでいただいたことがあります。とても良い方でしたが、私がメモをとるのに使っていた萬年筆(M800)を見て、その方は「あらぁ、綺麗な緑色のモンブランね。」と褒めてくださったのでした。
いやいや、これはモンブランではありませんが、確かにこの緑縞、気に入ってます、と応えたのですが、「あなた、何も知らないのね。そういうペンはみんな、モンブラン、っていうのよ。まだお若いから知らないのでしょうけれど、私なんか結婚前からモンブラン使ってますよ。」と見せてくださったペンは3776でした。「ほぅら、これ、地味だけれど良いペンですよ。プラチナのモンブラン。」
まぁ、それ以上議論しなかったのはもちろんです。私たちより上の世代の人は、ピックアップトラックを見ればダットサンと呼びますし、今ではもう死語に近い「ライトバン」を見ればトヨペットと呼ぶ、それが当たり前でした。今時の車種で言うなら、ハイラックスをダットサン、ADバンをトヨペットと呼んではばからない、そんな感じです。ですから、もう、それでいいのです。
で、本日ご紹介したペン、いずれも「モックアップ」なのです。かわいそうにモンブランの方は、キャップをポストした状態に固定されています。渾身の力を込めて引っ張ってもキャップが外れることはないでしょう。いや、それ以上に力が強ければ、壊してしまうだけのことです。
ペリカンの方はもっと悲惨で、キャップを開けることができません。きっとペン先なんてついてないのでしょう。これと普通のM400とを並べてペンケースに収めていて、たまたままともな方のM400のキャップが固く締まっていたので、「あれ、デモンストレータ2本もあったかなぁ?」などとしばし悩んだりしましたが、もう一度しっかりと握って回してみると、まともな方はキャップが外れました。当然ですね。
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