どなた?
あまりにも気持ちよさそうに寝ているのでパシャリ。その音に反応して「アンタ、一体誰?」という感じの「ちち(仮名)」さんです。関西在住のオッサンオバハンにだけ通じるネタかも知れませんね。
体の構造上仕方のないこととはいえ、こうやって前脚をピーンとしたままグゥスカ眠るというのは、痛くなったりしないのだろうかと心配になりますが、本人(犬)は平気な顔で気持ちよさそうにしているのですから、それでいいのでしょう。
本日も家の中を整理していたら出てきたシリーズ。この写真を見て、「あぁ、シェーファーね。」と思った人、残念でした。私自身、なんでぽつんと1本、シェーファーが、と思いました。写真が下手くそなのでわかりにくいのですが、ちゃんとお尻の方が角マルの四角断面になっていますし、黒いボディに金のキャップリング、どう見てもシェーファーです。
遠目に見ると、えっ、この軸でトライアンフニブなの?なんて思いますが、そうではなくて、むしろフーデッドニブというかたち。先端部の金色の部分は大部分が「フード」で、その先にちょこんと小さなペン先が顔を出しています。シェーファーやらパーカーやらを合わせたようなこのペン、こしらえた人はどれだけアメリカ好きやねん、という感じですが、そこまで考えてきたら、あぁあの国ですね、となります。
老眼なのでルーペを使って観察しても今ひとつよくわかりませんが、ペン先は銀色に見えますので、いいとこステンレスでしょう。切り割りはきちんと真ん中を通っていて、左右のペンポイントも均等。粗悪品とまではいえないものでしょうね。
問題はこのペン、いつ、どこで、何を思って手に入れたのか、ということです。萬年筆趣味にハマりますと、熱病に冒された人が水を求めるかの如く、とにかく萬年筆の形をしたものなら何でもかんでも手に入れたい、というような時期がありますが、いや、そうではあってもこれは失礼ながら、人が欲しがるような萬年筆ではありません。ネタとして手に入れた、というのが妥当なところでしょう。
厚かましいことにソネットなどと名乗っております。こういうところも中華萬らしいですね。いずれにしても、手持ちのペンの中から不要なものを選び出して、どんどん処分していかないと、私がいなくなったあとで困り果てる人が出てくるでしょう。このようなネタのペンは、萬年筆関係のイヴェントなどがあるときに余興の景品として放出したいと思います。
10月には東京で萬年筆関係のイヴェントがいくつか企画されていますね。TIPSなんてのは、安くない入場料を払ってお買い物をする、というなんとも修行僧みたいなイヴェントですが、その分、しっかりした業者さんやお店が多数出展されていて、それはそれで見応えがあるのでしょう。知りませんけど。私みたいに、欲しいものがあるわけでもなく、なんとなく遊びたい、という場合は、泉筆五宝展とか萬年筆交流会などのやや緩い目のイヴェントが好みです。もちろん、11月20日、21日の神戸ペンショウ、これも楽しいですよ。
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