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2021年10月20日 (水)

下暗し

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 笑っているかのような「ちち(仮名)」さん。実はハァハァと息が上がっているだけなのですが、写真は撮りようです。当然、長女の手になる1枚です。いつも言ってますように、写真は読んで字の如く、「まことをうつす」ものです。私のように邪心が人の形をしているような者には、けっして縦縞の写真は撮れません。撮れる写真はボーダーぎりぎり、ってことですね。

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 本日からこういう催しが開かれるらしい。やっぱり都会はいいなぁ、なんて思ってましたが、よく見ると地元の百貨店での開催でした。これは行かねばならぬ、と早めに仕事を切り上げて会場へ向かいましたが、そこは田舎の百貨店の悲しさ、あるいは催しの内容が必ずしも一般受けするものではないということからなのか、会場はフロアの一角に仮設された、一般の催しよりも一段格下の感じがするものでした。けれども、やはりこういうのが「来てるぞ」というのはわかってるからこその企画なのでしょう。けっこう充実した内容になっておりました。

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 エスカレータを降りると、正面に見える催し会場。パスポートすら持っておらず、たとえ日本が沈没しても海外には出ない、と決めている私にとって、台湾であろうが地球の裏側の国であろうが、伝聞とそれに基づく想像しかないわけで、ましてやその国の文具などという狭いジャンル、どんなものがあるのか想像もつきません。その想像の範囲でも、この会場の正面、なんとなくそれっぽい雰囲気であるようには思われます。

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 台湾にも実に様々な萬年筆やボールペンのブランドがあるのだなぁ、と思いながら見て回ると、平井木工や大西製作所、セイラーなど、なじみのある名前も見られます。「台湾と日本の」ですから当然ですね。あと、同じ建物の中にあるKAKUさんが、ラメインクのバイキング?みたいなことをされています。インク大好き、ラメ盛り盛りという方、行かねば、ですよ。

 本日はそういうわけで、台湾PENLUXの雨林(RainForest)と、今はなきカトウセイサクショカンパニーのカレイドスコープを並べてみました。カトウセイサクショカンパニーの「精神」と「製品」は大西製作所に引き継がれていると思いますので、こういうセレクションなのです。

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 デカイです。149よりほんのわずか長いのです。実に立派な萬年筆です。台湾の各メーカーにしても、大西製作所にしても、あえて金ペンにせずに鉄ペンで出しているというところがあるように思います。ウチのカレイドスコープも、いいドナーが見つかったら金ペンに替えてやろうと思ってはいるのですが、今はまだ金メッキのペン先のままです。より多くの人に、気軽に萬年筆を使って貰いたい。だから鉄ペンで安く世に出すというのがカトウセイサクショカンパニーの哲学でした。それを思えば、使いもしない萬年筆をたくさん集めて悦に入っている私は、加藤社長に叱られること必定ですね。

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 PENLUXの方は、器用な人に手を加えて貰っています。いわゆる「要らんことしてる」バージョンなのですが、やはりこの堂々としたボディには金ペンを与えてあげたいと思うのは自然なことでしょう。

 少し前に出ていて、今はもうカタログ落ちしてるようなTWSBIの萬年筆が欲しい人は、近鉄奈良線、京都線の大和西大寺駅を降りてすぐの近鉄百貨店に急ぎましょう。この催し、TWSBIのちょっと古いモデルばっかり集めたコーナーがありました。DRACOあたりに手を出しそうになりましたが、18Kコーティングとはいえ、さすがに鉄ペンでこのお値段、ポンとは行かんなぁ・・・と出しかけた手を引っ込めた、そんな私を、誰か褒めてやってください。

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