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2021年9月26日 (日)

大切に

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 ひっくり返されたことを嫌がりつつも、もしゃもしゃされて気持ちよくなってしまっている「ちち(仮名)」さん。ひとしきりこうして時を過ごした後、「あっ、自分は嫌なコトされてたんや!」と気づいて脱出を図るのです。ひょっとして、そう思っているのは飼い主側だけであって、本人(犬)は「しゃぁないなぁ・・・ちょっとだけ付き合うたろか・・・」なんて思っているのかもしれません。

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 高原の小枝を、大切に。いつもの小枝と比べて、体積比50倍を実現した五十倍小枝を入手することができました。長女が勤め先近くの量販店で見つけたのが、その日の「最後の2本」だったので、次の人にも幸せを・・・と1本だけをカゴに入れようとしたところ、残りのもう1本も倒れかかってきたので、ならば一緒に連れ帰ってやろう、ということになったのだそうです。

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 小枝というお菓子は、断面がかまぼこ形です。五十倍小枝もしっかりその形を再現しております。お菓子の分類としては準チョコレートということで、サクサクとした食感が特徴です。その大きさもあって、強烈な甘さがぶわ~っと来ますけれど、味は同じです。こんなのはもう、小枝ではなくて丸太やんか、などという人もいますけれど、丸太というほどのものではりません。キャンプなどで火をおこしたとき、最初に火にくべるのは枯れた細い枝。それが標準の小枝で、この五十倍小枝はその次の段階で投入する、少し大きめの枝という感じです。

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 体積比で50倍、なので、長さや太さなどは必ずしも50倍ではありません。かまぼこ形の断面であることがわかるよう、裏返しの写真も。食卓にキッチンペーパーを広げてその上で写真を撮っていると、甘い甘い匂いが漂います。そのもの自体が大きいので、そこから放たれる匂いもまた「大きい」のです。

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 大きさ比較の対象に、ペリカンのM800系を。小枝の左側は、M800とシャルロッテで、右側はM1000とモンブラン149です。こうしてみると、長さにカンしてはちょうどM8002本分ぐらい、というところでしょうか。149を2本とか、M1000を2本というよりは少し短いようです。

 この五十倍小枝を勝ってきてくれた長女は、かねてより、大きさ比較の基準物として萬年筆を出すのはおかしい、と主張しておりますけれど、このご時世、タバコの箱なんかをだしてもわからない人も多いでしょうから、これでよいですね。

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コメント

遅くなりましたが、ブログの再開は嬉しい限りです。有り難うございます。
万年筆愛好者は、一般人?には理解できない単位や好みを持ってますよね。
限界の対比はとても分かりやすかったです。
好みと言えば、職場では149や146、400などの内線番号を振られた方をいつも羨ましく思ってます。

 すいどう さん

 ご無沙汰しております。とはいえ、残念ながらお会いしたこともないのですが、ずっと見知っている方のような気がしております。

 あの万年筆はでかい、なんて聞くと、「149よりも?」なんて聞いてしまいますね。実際、M800あたりが普通と感じてしまう私ですので、何か大きさ比較となるといつもM800です。

 7月1日に更新を再開しまして3ヶ月足らず。もし仮に、毎日万年筆を出すとすると、かぶりがなければ年間365本。そんなにあるんかいな、と思いつつ、変なモンを含めると案外あるかもしれん、と思って我がことながら怖くなってきたりしております。

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