きつね色・前説
そろそろ洗濯しようと、ベルトを外し、ポケットの中のものを取り出しておいてあったズボンを布団にして寝る「ちち(仮名)」さん。洗濯機の「できましたよぉ~」というブザー音を聞いて、洗濯物を取り出しに行って帰ってきたらこの状態。油断も隙も無いとはこのことです。逆に言うとそれだけ飼い主の匂いがするってことですから、洗濯するのは正しい判断だったのかと。
洗濯上がりのものについては、「遠慮して」ぞうきんやタオルなどに限定して自分の所へ引っ張っていきます。それはそれで、遠慮していることを褒めてやるべきなのかどうか悩むところです。
子どもたちがみんな職に就き、土曜日曜だからと言って休めるとは限らない、というような状態になっておりますので、最近は休日に妻と出かけるということもめっきり少なくなりました。これは数少ないそういう機会、妻と豊川稲荷さんへお参りをしたときの1枚です。駅前広場に狐たちが乱舞するオブジェがあります。
JR豊川駅、名鉄豊川稲荷駅から豊川稲荷さんへと続く商店街のキャラクター。狐娘と書いて「ここ」ちゃんです。ぶらぶらと商店街を抜けていくと立派なお寺があります。お商売をされる方などはしっかりとお参りされるようですね。
ふだん家事をしない旦那さんが、「きつね色になるまで焼いて!」と奥様に言われ、「きつね色ってどんな色?」と聞き返したのだとか。奥様がそれに対して「柴犬みたいな色!」と答えたところ、真っ黒焦げになったお料理ができあがってきた、というお話があります。我が家の場合は白をベースに少し茶色がかったお料理になるのか、今は亡き「くま(仮名)」さんは黒かったので、やはり黒いお料理になるのか。
マンホールにもキャラクターが描かれていますが、こちらのお名前は「いなりん」です。オリンピックの聖火リレーもここ豊川稲荷を通過したそうですが、コロナ禍の現在、賑わいは戻っているのかどうか、気になるところです。
で、豊川稲荷さんへお参りをして、さぁ帰るかとなれば、お土産は・・・となります。名所旧跡、それも社寺となると、その真ん前に鉄道の駅があるというのはむしろ稀です。元々の門前町をぶち壊して線路を通すわけにもいかなかったでしょうし、物理的にそれが可能であっても、門前でお店を営んでいる方からすればやめてもらいたいおちう話になることでしょう。改札口を抜けてさっとお参り、参拝が済んだらすぐ列車に乗って帰る、となったら商売あがったりですから。ここ豊川稲荷は、商店街の長さもほどよくていい感じですが、中には駅から社寺までとんでもなく歩かなければならないところもありますね。
豊川稲荷さんの門前にお店を構えているのが「おきつね本舗」さんです。普通の人はここでおいなりさん(いなり寿司)を買って帰るところですが、ヘンタイな私がそれで満足するわけもありません。お店の看板をよく見ると、変なモン好きの心を揺さぶる商品名がありますね。
この記事へのコメントは終了しました。
コメント