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2021年9月23日 (木)

触発

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 長女がくたびれて寝ているところで、それ、私の毛布でしょ・・・と勝手な主張をしている「ちち(仮名)」さん。毛で覆われているのに、肌触りの善し悪しなんてわかるんだろうか、とも思いますが、かのじょはこういう、フリース的な素材のものが大好きです。この写真を撮る少し前までは、長女が被っているブランケットの裾の方に「でん」と乗っかっていたのですが、長女の寝返りとともにブランケットが巻き取られてしまったので、憮然とした表情で、それでもそばを離れずにウトウトしているのです。

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 本日は「萬年筆の日」ということで、書くBlogやSNSなどを見ていますと、皆さん気合いの入ったペン、こだわりのペンなどをを紹介されています。みんながそういうことをするのなら、自分は違うことをしたい。「全日本天の邪鬼連盟」なんてものを立ち上げて代表の座に収まろうなどとも思っている私は、「これが自分の一番のペンです」なんてこと、今日に限ってはやりたくありません。

 写真のペンは、名古屋の東急ハンズが企画・販売したもの。川口明弘さんの「KAN」という真っ赤なペンの緑版ともいうべきものです。川口さんが東急ハンズでペンクリニックをされているところへみんなで押しかけて邪魔をしていたとき、このペンも売り出されていたので、じゃあこの色の樹脂を使って自分たちのオリヂナル萬年筆を作ってもらおうじゃないか、ということになったのです。

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 Y.Y.Pen倶楽部の親玉が緑色大好きな人ですので、この樹脂を使い、マットギャザード仕上げ、しかもプロフィットタイプで作ってもらおうということになりました。アンタどうする、欲しい? なんて感じで購入希望者を募ったので、製作本数わずかに15本。幻のY.Y.Pen1号です。

 東急ハンズオリヂナルのこの萬年筆は、そこそこ数が出ているかと思います。この色、これがきっかけで、これまでにセイラー萬年筆さんにお願いして作ってもらったY.Y.Penは全部で12種類。そのすべてを織り込んだ生地で作ったペンケースが、今年の神戸ペンショウ限定萬年筆に附属します。一点もののその生地に余裕があれば、単独の製品としてYurieブランドのペンケースも製作・販売されるかもしれません。秋は神戸で萬年筆、と毎年言っておりますが、萬年筆好きな人には一期一会の機会になるかもしれない、ということだってあるのです。

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 東急ハンズのオリヂナル萬年筆は、さすがにペン先の刻印までは弄らなかったのですが、Y.Y.Penは違います。神戸ペンショウの限定萬年筆もなかなか凝った仕様になっております。万年筆やインク、紙ものやガラスペンなどの文房具、そして革製品などに興味のある方は、11月20日(土)と21日(日)、少しの時間ででも神戸に行く都合を付けて損はないと思います。企画運営してる方だって楽しいのですから、参加者の皆さんはもっと楽しいはずです。しらんけど・・・・・。

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