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2021年9月21日 (火)

探索

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 さかんにくんくん、ホリホリを繰り返している「ちち(仮名)」さん。井上陽水さんに踊ろうと誘われてしまいそうな感じです。例によって脚で踏んでいるのは長女のカーディガン。叱られるのがわかっているのに、隙を見て持ち出してくるのです。

 本日、Twitterを眺めていたら、「これなんですか?」と質問がありました。思わずスネークマンショウに走りそうになるのをグッとこらえて、真面目に考えてみました。写真を転載させてもらっています。不都合があれば即消します。ごめんなさい。

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 投稿者のご質問は、これは何というペンなのか、ということでした。私は深く考えもせず、PILOTカスタムでしょ、と。でも、よく見ると不思議なところもあります。いやいや、ニブの形からしてエリートだよ、という回答も寄せられていました。

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 上がカスタム、下がエリート。ベスト型か紡錘型かというところが違いでしょうか。で、この写真に出ている黒い方、すなわちエリートのように軸もキャップも黒い樹脂製、というカスタムも当然存在します。というか、それが普通でしょう。

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 カスタムでこういうのばっかり集めてる人は、間違いなくヘンタイです。半径3m以内に近寄ると伝染るかもしれません。そうなると厄介なので、これは幻だった、見なかったのだとご自分に言い聞かせておくことが大切です。

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 ね、貼りペン先ですけれど、エリートです。なので投稿者へのお答としては「たぶんカスタム。知らんけど。」ってなところでしょうか。ただ写真を見て変だなと思うのはキャップの質感。カスタム系のキャップではないような気がしないでもないのです。

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 同じPILOTのショートタイプ、そいつのキャップがついてるんでは? という回答も。回答している人は相当なヘンタイなので、信憑性がありますね。写真の上のペン、こいつはセーラー服の胸ポケット(浅い!)にも収まるような短い萬年筆で、キャップをとり、軸を伸ばしてさらにお尻にキャップを付けて書く、というものです。

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 キャップを嵌めてみました。長さが足りません。ちなみに、上の写真、これは軸を引き出して伸ばした状態です。同じショートタイプでも、特殊なものではなくて、普通のショートタイプ(変な言い方)のキャップなら嵌まるのかもしれません。

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 写真の一番上は、やや細身のショートタイプ。水色と白のはありきたりなショートタイプ。こいつのキャップはカツカツ嵌まります。スリムな方ですと。そもそも径が小さいので、先っぽの方が少し入るぐらいです。

 こういう、みんなであぁだこぅだ、いや違う、なんてわちゃわちゃやるの、これも萬年筆の楽しみ方の一つですね。おそらくはカスタムだということで、多分これが「正しい姿」じゃないでしょうか、というお写真を。

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