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2021年9月

2021年9月30日 (木)

皆勤賞

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 敷物の上でウトウトしている「ちち(仮名)」さん。このように落ち着いているのは、昼の間、家に人がいて心が満たされていたからなのでしょう。寂しい1日を過ごした夜は、飼い主について回って撫でて遊んでと大騒ぎです。元気に走り回っているのも良いのですが、このぐらいの大きさのワンコになると、やはり適度に元気で、かつ可愛らしく寝ているのが一番です。

 新型コロナウィルス感染症への不安から学校へ行くことができない、あるいは、保護者として子どもを学校に行かせられない、というケースにどう対処するか、という話題で教育委員会事務局の人と話をしていたときに、「皆勤賞」という懐かしい言葉が出ました。飼い主にとってはこの言葉、甘酸っぱい青春の思い出・・・・・なのです。

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 出席簿の例です。中学校や高校では教科担任制ということもあって、1時間の授業ごとに生徒の同棲を記録するタイプが主流でした。飼い主は高校の3年間、欠席なしで過ごしたのですが、ただ1時間だけ、「遅刻」が記録されています。視聴覚室へ移動して授業を受ける時間、周囲が喧騒で教科担任の呼名に気づかず、返事をしなかったので、「始業時にそこにいなかった」扱いとなってしまったのです。

 私の通っていた高校では、3年間無遅刻無欠席であると卒業式で「皆勤賞」が授与されるという伝統がありましたが、この「遅刻」があって私はその栄誉に浴することができなかったのです。当時、抗議はしたものの、返事をしない、注力散漫なお前が悪い、ということで却下されたのです。そしてその「皆勤賞」を授与される者として登壇した中には、当時の「憧れの君」がいたのです。あの隣に自分が立っているはずだったのに、という無念な思いは、半世紀近く経った今も鮮明な記憶として残っているのです。

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 1週間見開きの出席簿、1時間あたりの記入スペースは幅3ミリほどしかありませんので、月日が流れて出席欠席を記録する側になった私はデスクペンを愛用しておりました。しかし、とても面倒なのでついついサボってしまいがちです。しかも、自分の暮らすに授業に来てくださった先生が教科名を記入し忘れることもよくあって、出席や欠席の記録を確認すると同時に、その日の時間割表を見て抜けているところを補う、というのも学級担任の仕事。けれど、これがまた面倒で面倒で・・・何日分も記入せずにため込んであとから泣きながら書く、なんてことも、一度や二度ではありませんでした。

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 今、私の勤務している自治体では、こういう1時間単位の細かな出席簿は姿を消しつつあり、1日単位の記録が主流となっています。10月は祝日がないので、「学校のある日」が21日です。で、欠席した日が3日であれば、出席したのは18日、となるはずですが、話はそう簡単ではないのです。もし台風か何かで臨時休校になると、その日がの除かれて、授業日数が20日となります。そこから、伝染病や校長の命令、忌引きなどの理由で学校に来なかった日を差し引いた残りが「出席すべき日数」となります。「出席した日数」と「欠席した日数」を足すと、「出席すべき日数」になるはずです。その中に、遅刻した日や早退した日が含まれているはずです。

 コロナ禍の影響で、病気ではないけれど感染することへの不安から学校に行かない、という場合、校長がそれを妥当であると認めれば、その子が学校に来なかった日数は「出席すべき日数」から差し引かれます。けれど、私などと違う真面目な校長先生の場合、そういうのを認めずに欠席扱いにしてしまうこともあるようです。で、私みたいに「かまへんかまへん」などと言う校長は、槍玉に挙げられてしまうのです。

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 私の妻がかつて愛用していたデスクペンは、ペンポイントが斜めにすり減っていたそうです。一方、私が使っていたものは使用頻度少なめの美品という感じです。道具は使い込んでナンボ、ということからすれば、私みたいな使い方は全くダメダメということになりますね。

 でも、思うのです。学校に来て、人の輪の中で学ぶことは大切ですが、それだけが万能ですべてというわけではありません。これからの時代は、学校ももっと柔軟な考え方を持って、来られない時、来にくい時は来なくてもいいよ、という風にすべきだと思います。一人でも多くの先生が、そういう柔軟な考え方を持ちつつ、それでいて、私のようにえぇ加減に流れることなくきっちりとお仕事をする。そうであれば、学校の未来というのもまだまだ捨てたものではないと思います。

2021年9月29日 (水)

棚吊り

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 何かに期待している「ちち(仮名)」さん。すぐそばでiPhoneを構えている飼い主のことなどどうでも良いのです。視線の先には別の家族。当然、その誰かさんは何かを食べている、あるいは食べようとしているという状況にあります。

 彼女が我が家に来たとき、すでに「くま(仮名)」さんという先住犬がおりました。これがもう、毛皮を被った消化管そのものというワンコで、ドッグトレーナーさんからも「この子はおやつでコントロールしたら名犬になりますよ」と太鼓判を押して貰ったほどでした。しかし飼い主はじめ家族みんなが昼間は留守にしているという環境下で育ったこともあって、結果的にはおやつの気配には世界一敏感なワンコとしてその一生を終えたのです。最後の瞬間も、大好きなチュールを食べ終えて2、3歩動いたところで動かなくなる、という大往生でした。

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 視線の先の家族が手にしていたのがこれ。飼い主が帰り道に立ち寄ったお店で見つけて、面白がって買ってきたものです。これの何がどう面白いのか、これだけではわかりにくいので、写真をもう一枚。

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 ラップを剥いてお皿にも載せただけやん・・・しかも酒盛りするつもりやし・・・。だいたいハンバーガーで酒盛りってどないやねん・・・などとツッコまれて、案外喜んでいたりする投稿者ですが、この徳利、ちょっとプロポーションがおかしいような気がしませんか。

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 お猪口に載せてみたのはセイラーのインクカートリッヂです。お猪口ですから、こんなもんですね。それよりもこのカートリッヂ、インクがなくなりかけてますが、そのなくなりかけ具合が面白かったので写真に撮ってみました。残っているインクがカートリッヂの内壁にへばりついたようになっています。その後しばらく放置しておいたら、へばりついていたインクが内壁から離れて、ごくごく普通の空っぽになったカートリッヂになっていました。古いカートリッヂでしたので、水分が蒸発していて棚吊り状態になっていたのでしょう。

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 そういえば、以前この萬年筆を記事に登場させたのは夏の盛りでした。休日にお出かけするときに胸ポケットに挿す、という使い方ですので、使用頻度が低すぎてほとんど使わないままインクだけが蒸発していった、という感じでしょうか。萬年筆を使う上で一番やってはいけないことをしてしまっていたということになります。

 11月20日(土)、21日(日)の神戸ペンショウでは、Y. Y. Pen倶楽部の制服であるエプロンのポケットにこの萬年筆を挿してうろうろする予定です。赤いエプロンに紺色の万年筆挿してるオッサンがいたら、それが私です。ぜひ、嫌わずに声をかけてくださいませ。

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2021年9月28日 (火)

不可逆

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 新しいiPhoneを手にすると、暗いところや被写体に寄ったところで撮ってみたくなります。灯りの消された部屋の隅に置かれたケージの中で今夜はきちんと寝ている「ちち(仮名)」さん。昨夜は全然ダメで、夜中の2時頃に鳴き叫んだので、ご近所の手前もあって見かねた長男がお散歩に連れだしてようやく落ち着かせることができました。

 そういう事情を知らずに、今朝、お散歩に連れ出そうとした妻。全く外へ行こうとしない「ちち(仮名)」さんを見て、体調が悪いのでは、と疑ったそうですが、何のことはない、つい数時間前にお散歩に行ったばかりだからもういいです、っていうだけの話なのでした。歳を重ねるにつれてわがままになっていくのは、やっぱり躾がなってないからなんですね。

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 昨年度、私の学校では「運動会」を開催しませんでした。小学校の運動会、まだ暗い内からPTA役員さんが学校に来て、場所取りにやってきた保護者の皆さんの整理にあたる、というのが通例だったそうです。もちろん教員も同じくらい早くやってきて、運動場の整備に励みます。そうしている間、ご家庭ではお弁当の準備で大わらわ。そうして、準備万端、一族郎党うちそろって子どもの晴れ姿を見るためにやってきて、お昼になると豪華なお弁当を囲んで盛り上がります。運動会を開催するにあたっては、地元の皆様を来賓としてお招きしますので、校長は1日テントの中に座って皆様を接待します。こういったことすべて、昨年はやらなかった、いや、やれなかったのです。

 入学式も卒業式も、来賓の方をお招きせずにやりました。なんと幸せな校長ライフでしょう。この幸せを手放すつもりは、ないのです。透明な軸を持つ萬年筆にインクを入れたら、いくら綺麗に洗っても染まったままになります。そのことに疑問を抱く人はいないのですが、いやいやそれではダメだ、やっぱり綺麗にならなければイヤだ、ぐらいの気持ち、無理を承知でなんとかする気持ちがないと、何も変わりません。

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 9月も終わりに近づいたので、「今年は運動会やってくれるんですか」という問合せが多く寄せられるようになりました。今週中には保護者の皆さんにお知らせをしなければなりません。観覧できる人数を制限しつつ、平日に開催する、体育の授業参観を行います。コロナさえなければ、あの変な校長がいなくなれば、ちゃんとした運動会が戻ってくる。そう期待している人は少なくないと思いますが、元には戻しません。

 国語や算数の授業をほっぽり出して、朝から夕方まで、ずっと運動会の練習。この子達はもっともっとできるはず、完成度を上げられるはずと信じている先生達は、決して妥協せず、より高い成果を求めますから、近所の人から苦情が来るほどの大声で子どもを怒鳴りつける、なんてことも起こってくるのです。それ、何のため、誰のためなんでしょうか。家族の前で、子どもがすばらしい姿を見せる。それで子どもたちも自信を深め、より成長するから、というのですが、本当でしょうか。見せるための運動会、は要らない。それが私の考えです。

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 日頃学校で学んでいることを、おうちの人に披露する。だから授業参観です。すべての子どもに、「日体大の集団行動」ができる力をつけることが目的ではないのです。子どもが学んで成長した姿、成長している過程、そういうものを見てもらいたいのです。

 寂しいなぁ、とみんな言います。必要だよ、という声も少なからずあります。これまでの運動会をすべて否定するつもりはなくて、よりよい形に進化させていきたいものです。来年、再来年、平成の時代までの運動会に戻ってしまう学校は、はたしてどれくらいあるのでしょうか。

2021年9月27日 (月)

避ける

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 至近距離で撮られそうになったので、とりあえず目を閉じる「ちち(仮名)」さん。カメラを向けられるのがイヤ、というのは飼い主に似たのでしょうか。

 毎日、明治時代からの歴代校長の写真に見守られながら仕事に励んでいる(フリをしている)私ですが、自分の写真は掲げないで欲しいとお願いしているところです。写真さえなければ、在任中の黒歴史もけっこう隠し通せるのではないか、という魂胆なのですが、とりあえず教頭先生には一定のご理解をいただいておりますので、残り半年、しっかりと活動していきたいと思っております。すでに30枚以上飾られているわけですので、1枚ぐらい抜けていても誰も気づかないはずです。知らんけど。

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 時間外労働をしたのに残業代が支払われないのは違法だとして、埼玉県内の公立小学校の男性教員(62)が県に未払い賃金242万円の支払いを求めた訴訟が10月1日、さいたま地裁で判決を迎えます。教育系のSNSでも話題に上っていて、そこに、「まだお金貰う気ですか!」と噛みついてきた人がいました。いやいや、「もっと欲しい」ではなくて、時間外勤務させた分は払ってください、っていう話ですよね、なんて返答に対して、自分の夫よりもたくさん貰ってるんだから文句言うなとか、時間外勤務イヤならやめろとか、まぁ、ごくごく普通の反応。一応説明を試みたのですけれど、日本語が全く通じないので、自分自身の文章力の無さをおおいに恥じたことでした。

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 個人的には時間外労働はしません。定時に出勤して定時に帰るように意識していますし、「部下」の先生方にもそのようにお願いをしているところです。もちろん、仕事が片付いていないのに無理に退勤して貰うことは、結果的にオーヴァーワークを強いるだけですから、まぁ、適度に手を抜いてくださいねぇ、って呼びかけてるだけです。理解してくださる方も増えてきましたが、相変わらず、教師なんだから無償で何時間でも働くのは当たり前だ、などとおっしゃる方も少なくありません。

 昨年度はそんな主張をされる親御さんに自主退職を強く勧奨されて、いっそのこと・・・なんてよろめきかけたりもしました。まぁしかし、そういう方には何を言ってもわかってはもらえないので、最近はさっさと逃げ出すことにしております。リリプットのために働いたガリヴァーさんとは大違いですね。本当は、自分が傷だらけになってでも、あとから来る人のために何かしないといけないのですけれど。

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 教職員の働き方を考えよう、とか、管理職はどうのようにすれば先生方が働きやすい職場を作れるのか、なんてことをテーマにしているSNSのグループにいくつか所属しておりましたけれど、そういうところにも教員でない人、それも教員の労働環境が改善されることを快く思わない人がけっこう参加するようになっています。本日、それらのグループすべてから退会して、攻撃してくる人、飽きることなくしつこく攻撃して来る人はブロックしました。とにかく逃げの一手です。

 いや、本当は自分が火だるまになってでも、これから先、何年も現場で仕事を続ける人たちのために発信し続けなければならないと思うのですが、本日出くわしたような人に時間を費やすだけ無駄ですので、また別の場面や方法を考えることにしましょう、と、結局、逃げました。

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 実は私、腹の底でとっても黒いことを考えています。日本の教育が崩壊してしまえば良い、ってことなのです。政治家も、納税者も、教育にお金をかけることは必要だと言いながら、実際に学校や学校で働く人にはお金をかけるつもりがない、かけるのはおかしい、とすら思っているとしか考えられないのです。ならば、その結果がどうなるのか、壮大な社会実験をやってみれば良いのです。それが失敗に終わって、やっぱりちゃんとコストをかけなきゃ、となることに期待していますけれど、案外、崩壊したまま放置されて、ごくごく一部のお金持ち(のこども)だけが教育を受けられる、っていう社会に成り下がってしまうのかもしれないという、あたって欲しくない予測も持っています。

 ハズれてほしいですけどね、そんな予測。アホなこと考えてたやつおったなぁ、って後の世の人に馬鹿にされたいです。

2021年9月26日 (日)

大切に

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 ひっくり返されたことを嫌がりつつも、もしゃもしゃされて気持ちよくなってしまっている「ちち(仮名)」さん。ひとしきりこうして時を過ごした後、「あっ、自分は嫌なコトされてたんや!」と気づいて脱出を図るのです。ひょっとして、そう思っているのは飼い主側だけであって、本人(犬)は「しゃぁないなぁ・・・ちょっとだけ付き合うたろか・・・」なんて思っているのかもしれません。

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 高原の小枝を、大切に。いつもの小枝と比べて、体積比50倍を実現した五十倍小枝を入手することができました。長女が勤め先近くの量販店で見つけたのが、その日の「最後の2本」だったので、次の人にも幸せを・・・と1本だけをカゴに入れようとしたところ、残りのもう1本も倒れかかってきたので、ならば一緒に連れ帰ってやろう、ということになったのだそうです。

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 小枝というお菓子は、断面がかまぼこ形です。五十倍小枝もしっかりその形を再現しております。お菓子の分類としては準チョコレートということで、サクサクとした食感が特徴です。その大きさもあって、強烈な甘さがぶわ~っと来ますけれど、味は同じです。こんなのはもう、小枝ではなくて丸太やんか、などという人もいますけれど、丸太というほどのものではりません。キャンプなどで火をおこしたとき、最初に火にくべるのは枯れた細い枝。それが標準の小枝で、この五十倍小枝はその次の段階で投入する、少し大きめの枝という感じです。

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 体積比で50倍、なので、長さや太さなどは必ずしも50倍ではありません。かまぼこ形の断面であることがわかるよう、裏返しの写真も。食卓にキッチンペーパーを広げてその上で写真を撮っていると、甘い甘い匂いが漂います。そのもの自体が大きいので、そこから放たれる匂いもまた「大きい」のです。

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 大きさ比較の対象に、ペリカンのM800系を。小枝の左側は、M800とシャルロッテで、右側はM1000とモンブラン149です。こうしてみると、長さにカンしてはちょうどM8002本分ぐらい、というところでしょうか。149を2本とか、M1000を2本というよりは少し短いようです。

 この五十倍小枝を勝ってきてくれた長女は、かねてより、大きさ比較の基準物として萬年筆を出すのはおかしい、と主張しておりますけれど、このご時世、タバコの箱なんかをだしてもわからない人も多いでしょうから、これでよいですね。

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2021年9月25日 (土)

公爵

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 照明を落とした部屋の隅に置かれたケージ。「ちち(仮名)」さんは、夜の8時から9時頃にかけて、もう眠たいから、とおやつをせがみます。そして照明を落としてもらって、すやすやとケージの中で眠るのです。ケージの外に出ていても寝ていることの方が多いので、どこで寝ても一緒ではないかと思うのですが、彼女にとっては厳然とした区別があるようです。

 それでも先日、キャンキャン鳴いてケージから出してもらい、そのまますやすやと眠っていたので、これは何かおかしい、とケージの中を確認したところ、粗相をしたのをクッションで隠してありました。汚いところで眠るのはイヤだ、ということのようです。

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 本日は久々にAppleStoreまで出向いて買い物をしてきました。コロナ禍ですので、来店予約は必須で、なおかつ店内滞在時間は可能な限り短くしなければならない、ということで、動作確認と新しい契約プランへの移行だけを済ませて、「設定はお客様が」ということで持ち帰ってきました。しかし、設定といってもWiFiのパスワードを覚えさせるぐらいのことで、あとはバックアップから復元するだけですから、何ということもありません。キリスト教圏の人にはあまり好まれないモデル番号ですので、Dukeと命名しました。

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 日本ではそれほど嫌われているわけではない、13という数字。私が暮らす奈良には、大和十三仏参り、などというお寺巡りがあります。私も特段、この数字を嫌うわけでもありません。

 写真は雑誌の付録だった中華萬。ずしりと重たい金属軸、ヨーロッパ標準ショートタイプのカートリッヂを使う、というあたりは共通で、あとは色柄を変えていろんなものが出ておりますが、大部分は萬年筆関係の会合などで「景品」として放出してしまいました。たまたま、こいつは手元に残してあったものです。

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 Gの場合、萬年筆をごにょごにょやるとハンドガンになったり、ということはありそうですが、確実な仕事を求められるわけですから、万年筆で文字を書くということはむしろ避けるのではないか、と思ったりもします。あるいは、水性のインキで書いて、筆跡が流れて読めなくなることを狙う、というのもアリかもしれません。その出生については諸説あるようですが、生きているなら80歳から90歳。まだ現役であるとは考えにくいですね。

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2021年9月24日 (金)

墓参・帰り

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 眠ってはいるけれども勝利宣言中の「ちち(仮名)」さん。ついに、長女が被っている毛布の一部を占領することに成功したのです。体調不良で寝転んでいる長女にすれば、足もとに巨柴が乗っかっていて、楽に足を伸ばして寝ようにも動けない、という難儀な状況。けれどワンコにしてみれば肌触りの良いブランケットに乗っかって、なおかつすぐそばに家族のぬくもりを感じつつ眠れるという、最高のシチュエーションなのです。

 お彼岸の入りに高野山へ墓参に行って、その往路と復路、それぞれをネタにして記事を書こうと思っていたのですが、飛び込みのネタが入ってきたり萬年筆の日になってしまったりと、色々あってほったらかしになっておりました。

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 写真の左端に少しだけ赤いものが見えていますが、これが極楽橋。右の方、ホームには特急こうや号がとまっています。さすがにお彼岸だけあって、この日はけっこう人が多く、かつ、次の列車まで時間が空いているというので、このとき、窓口にはこうや号の座席指定券を求める人で長蛇の列ができておりました。私は並ぶのが大嫌いなので、事前にネットでチケットを確保しておりましたから、こうやって呑気に写真など撮っていられたのです。

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 極楽橋駅は3面4線に加え、引き上げ線が2線ある、かなりしっかりした駅です。往時はすべてのホームに列車がいて、なおかつ引き上げ線にも待機している車両がいる、なんてこともありましたが、このところどんどん列車が減っております。特に難波と極楽橋の間を直通する列車は座席指定の特急を除くとほんのわずか。鉄道好きなものとしては寂しい限りです。写真でも線路がわずかに下っていっているのがわかりますが、鉄の車輪とレールで走るわけですので、このわずかな傾斜でもけっこう厄介なものです。山間のひなびた路線ではありますが、曲線部などはひっきりなしに列車が行き交う幹線と同等の重たいレールを奢ることで、できる限り列車の速度を上げられるように努力されているのです。

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 で、極楽橋から特急で1時間あまり。天下茶屋駅で各停に乗り換えてやってきたのがここ、今宮戎駅です。このあたりは複々線ですが、この今宮戎駅と萩ノ茶屋駅は、東側の複線にのみホームがあります。線路としては南海本線なのですが、東側は高野線の列車が,西側は南海本線の列車が走るようになっています。結果、高野線の普通列車のみがすべての駅に止まることになりますので、「各停(各駅停車)」という種別になっています。南海本線を走る列車は今宮戎や萩ノ茶屋に止まれないので、各停ではなく、普通と呼ばれております。

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 今宮戎駅を降りて北東の方角へぶらぶら。目指すのは日本橋の電気街。本当に人がいません。この日も、何か面白いものはないかと電気街をさすらいましたが、収穫はありませんでした。秋葉原と違い、ここ日本橋は電気系の面白さがかなり薄くなりました。ありきたりなショップとヲタクさん御用達のお店、そしてメイド服やセーラー服を着たお姉さんの呼び込み、そればっかりになってしまいました。

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 本日は一応、お彼岸に関連のある記事ですので、無理矢理こじつけて印度製の萬年筆。GAMAというブランドです。気持ちよいほどまっすぐな筒、ネジ式嵌合のキャップにはしっかりと空気穴も開いています。

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 で、この萬年筆、ある方が某社の駐在員として印度に赴任されていたときに、現地のおっちゃんに作ってもらったものだそうです。インドのおっちゃん萬年筆として、ある時期、まとまってお土産に持ち込まれたものです。

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 以前にご紹介したちっちゃなインドの萬年筆。お仲間です。小さい方が軸の色艶訳リップなど凝っていて、大きくて萬年筆としてしっかりしていそうな方にはクリップすらない、というのも面白いところです。

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 がま。しっかりとペン先に刻印があります。残念ながら、アイドロッパー式であるため、これにはインクを入れたことがありません。個人的に萬年筆というもの、インク止め式でも今ひとつ、アイドロッパー式なんてとてもとても、という感じで、横着な私には吸入式やカートリッヂ式でないと使う気も起きないというのに、面白がって入手したものです。私自身は死んだら葬式も位牌も、ましてやお墓も不要という人間ですが、そうなる前にこういったわけのわからん萬年筆を少しずつ処分していく必要を感じ始めております。

2021年9月23日 (木)

触発

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 長女がくたびれて寝ているところで、それ、私の毛布でしょ・・・と勝手な主張をしている「ちち(仮名)」さん。毛で覆われているのに、肌触りの善し悪しなんてわかるんだろうか、とも思いますが、かのじょはこういう、フリース的な素材のものが大好きです。この写真を撮る少し前までは、長女が被っているブランケットの裾の方に「でん」と乗っかっていたのですが、長女の寝返りとともにブランケットが巻き取られてしまったので、憮然とした表情で、それでもそばを離れずにウトウトしているのです。

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 本日は「萬年筆の日」ということで、書くBlogやSNSなどを見ていますと、皆さん気合いの入ったペン、こだわりのペンなどをを紹介されています。みんながそういうことをするのなら、自分は違うことをしたい。「全日本天の邪鬼連盟」なんてものを立ち上げて代表の座に収まろうなどとも思っている私は、「これが自分の一番のペンです」なんてこと、今日に限ってはやりたくありません。

 写真のペンは、名古屋の東急ハンズが企画・販売したもの。川口明弘さんの「KAN」という真っ赤なペンの緑版ともいうべきものです。川口さんが東急ハンズでペンクリニックをされているところへみんなで押しかけて邪魔をしていたとき、このペンも売り出されていたので、じゃあこの色の樹脂を使って自分たちのオリヂナル萬年筆を作ってもらおうじゃないか、ということになったのです。

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 Y.Y.Pen倶楽部の親玉が緑色大好きな人ですので、この樹脂を使い、マットギャザード仕上げ、しかもプロフィットタイプで作ってもらおうということになりました。アンタどうする、欲しい? なんて感じで購入希望者を募ったので、製作本数わずかに15本。幻のY.Y.Pen1号です。

 東急ハンズオリヂナルのこの萬年筆は、そこそこ数が出ているかと思います。この色、これがきっかけで、これまでにセイラー萬年筆さんにお願いして作ってもらったY.Y.Penは全部で12種類。そのすべてを織り込んだ生地で作ったペンケースが、今年の神戸ペンショウ限定萬年筆に附属します。一点もののその生地に余裕があれば、単独の製品としてYurieブランドのペンケースも製作・販売されるかもしれません。秋は神戸で萬年筆、と毎年言っておりますが、萬年筆好きな人には一期一会の機会になるかもしれない、ということだってあるのです。

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 東急ハンズのオリヂナル萬年筆は、さすがにペン先の刻印までは弄らなかったのですが、Y.Y.Penは違います。神戸ペンショウの限定萬年筆もなかなか凝った仕様になっております。万年筆やインク、紙ものやガラスペンなどの文房具、そして革製品などに興味のある方は、11月20日(土)と21日(日)、少しの時間ででも神戸に行く都合を付けて損はないと思います。企画運営してる方だって楽しいのですから、参加者の皆さんはもっと楽しいはずです。しらんけど・・・・・。

2021年9月22日 (水)

カエデ

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 クッションからこぼれる寸前、の「ちち(仮名)」さん。この状態がしばらく続いた後、う~んと伸びをして、頭があちらへこちらへとゴロンと動いて、クッションの外へと「落ち」るのです。で、そういう時には、周りで家族がしゃべったり動き回ったりしても知らん顔。鼻先数センチほどのところを家族の足が「通過」しても、ピクリと動くこともありません。お婆さんの貫禄、とでもいうべきでしょうか。

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 毎日こうやってBlogで駄文を垂れ流すことは、主婦(主夫)が晩ご飯の献立を考えるのにも匹敵する難行なのです。日が暮れて退勤し、家についてまずはゴロンと寝転がってしばしの休憩。でも頭の中は「さぁ、今日のネタ、何にしようかなぁ」ということでいっぱいなのです。写真に撮るべき萬年筆は普通のおうちよりは多めにありますけれど、ではそれをどうやって記事にするのか、っていうところですね。写真は昨日、人様のつぶやきにインスパイアされてネタにした萬年筆が収まっているケースです。

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 で、このケースに入っている萬年筆をひとしきりチェックして、さぁ今日は寝ましょう、とケースを閉じようとしたその刹那、ネタが降ってきたのです。教員の世界では、試験問題を作らねばならないときに「あぁ、神様、早く降りてきてください。」などと祈るのですが、やはり神仏は敬うものにして願うものにあらずで、お願いしても降りてきていただけるわけではありません。あるとき、突然に降ってくる、それがネタというものです。このときも、あっ、ジッパーのランナーが外れてる! と気づいて、これはやっぱりネタにしなければ、となりました。これでこのケースも処分しなければならないのですが、使えるものは何でもネタにする根性も大切です。

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 昨日は、PILOTの旧カスタム系の萬年筆に関するお話でした。その中には、イタヤカエデを素材とするペンも存在しますが、写真の2本は、どこがどう違うのか、みんなにわかるように説明できる人はいるでしょうか。いれば、ヘンタイです。

 100円ぐらいのボールペンでも字が書けるのに、数万円もするペンを、それも腕の本数の何倍も買いそろえるなんて普通ではありません。ヘンタイに決まってます。ただ、ヘンタイは世間様に迷惑をかけない、良識を持って行動しなければなりません。それがヘンタイの矜持です。そういう良識あるヘンタイ倶楽部のメンバーがお送りする神戸ペンショウ開催まで、あと2ヶ月です。ご準備はよろしいでしょうか。

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 小学生にでもわかる違いとしては、この2本、まず長さが違いますね。クリップの形も、その取り付け部の先、天冠も違います。PILOT社のマークが点いている方が旧タイプのカスタムカエデです。奥の方は、グランディというシリーズです。まぁ、大人の男というか、渋いオッサンを対象として売られていたシリーズでしょうか。

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 ペン先の形も違いますね。この写真では、先の写真と手前、奥を入れ替えています。手前がグランディ、奥がカスタムです。WAGNERなどでミニペントレを開いてらっしゃるN御大を見つけたら、まずは正面に座らせてもらって、じっくりコレクションを見せてもらいましょう。謙虚な気持ちでいろいろとお話を伺って、どんどん深い世界に沈んでいくのもまた楽しいものです。

2021年9月21日 (火)

探索

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 さかんにくんくん、ホリホリを繰り返している「ちち(仮名)」さん。井上陽水さんに踊ろうと誘われてしまいそうな感じです。例によって脚で踏んでいるのは長女のカーディガン。叱られるのがわかっているのに、隙を見て持ち出してくるのです。

 本日、Twitterを眺めていたら、「これなんですか?」と質問がありました。思わずスネークマンショウに走りそうになるのをグッとこらえて、真面目に考えてみました。写真を転載させてもらっています。不都合があれば即消します。ごめんなさい。

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 投稿者のご質問は、これは何というペンなのか、ということでした。私は深く考えもせず、PILOTカスタムでしょ、と。でも、よく見ると不思議なところもあります。いやいや、ニブの形からしてエリートだよ、という回答も寄せられていました。

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 上がカスタム、下がエリート。ベスト型か紡錘型かというところが違いでしょうか。で、この写真に出ている黒い方、すなわちエリートのように軸もキャップも黒い樹脂製、というカスタムも当然存在します。というか、それが普通でしょう。

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 カスタムでこういうのばっかり集めてる人は、間違いなくヘンタイです。半径3m以内に近寄ると伝染るかもしれません。そうなると厄介なので、これは幻だった、見なかったのだとご自分に言い聞かせておくことが大切です。

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 ね、貼りペン先ですけれど、エリートです。なので投稿者へのお答としては「たぶんカスタム。知らんけど。」ってなところでしょうか。ただ写真を見て変だなと思うのはキャップの質感。カスタム系のキャップではないような気がしないでもないのです。

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 同じPILOTのショートタイプ、そいつのキャップがついてるんでは? という回答も。回答している人は相当なヘンタイなので、信憑性がありますね。写真の上のペン、こいつはセーラー服の胸ポケット(浅い!)にも収まるような短い萬年筆で、キャップをとり、軸を伸ばしてさらにお尻にキャップを付けて書く、というものです。

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 キャップを嵌めてみました。長さが足りません。ちなみに、上の写真、これは軸を引き出して伸ばした状態です。同じショートタイプでも、特殊なものではなくて、普通のショートタイプ(変な言い方)のキャップなら嵌まるのかもしれません。

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 写真の一番上は、やや細身のショートタイプ。水色と白のはありきたりなショートタイプ。こいつのキャップはカツカツ嵌まります。スリムな方ですと。そもそも径が小さいので、先っぽの方が少し入るぐらいです。

 こういう、みんなであぁだこぅだ、いや違う、なんてわちゃわちゃやるの、これも萬年筆の楽しみ方の一つですね。おそらくはカスタムだということで、多分これが「正しい姿」じゃないでしょうか、というお写真を。

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2021年9月20日 (月)

墓参・行き

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 最高に眠たそうな様子で玄関の方を注視する「ちち(仮名)」さん。誰か帰って来た、ということは察知したものの、眠たいのでお布団の中でお出迎えをしようとスタンバイしているところなのです。ありがたいことに,飼い主が帰って来たときには眠たくても布団から出てきて懸命に飛行機耳をしながら甘えに来てくれます。おぉ、愛いヤツ愛いヤツ、と悪代官みたいなことを言いながらひとしきり撫で回してやると、満足してまたお布団へと帰って行くのです。

 本日は秋の彼岸の入りですので、珍しく朝早くから起き出してお墓参りに行ってきました。何事にも無計画な私のこと、本来であれば昨日のうちにお墓に供えるお花を買っておくべきところですが、当然,何の用意もできていません。けれども本当にありがたいことに近所のスーパーが食品売り場限定ながら朝の7時からオープンしているので、そちらで花を買って高野山へと向かいました。

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 南海高野線の終点、極楽橋駅。自宅から大阪難波駅まで近鉄電車で出て、難波駅から南海電車に乗るのですが、昨今は列車の本数が少ないので、日頃、駅まで行ってきた列車に乗る、という私にしては珍しく、前もって行程の計画を立てなければなりません。

 子どもの頃は大阪府に住んでいましたので、お盆の帰省は南海高野線の難波、堺東、河内長野のいずれかの駅から電車に乗り、高野山まで村の誰かに自動車で迎えに来てもらう、というものでした。とにかく夏の南海高野線はラッシュ時並みの混みようでしたので、貧しい我が家二は珍しく有料の特急列車に乗ったりしましたが、それでもこの極楽橋駅では青春18きっぷの旅さながらのダッシュをかます必要がありました。

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 極楽橋駅は3面4線で頭端式、すなわち行き止まりの構造で、ホームの先でここまで来た線路と直角に右折してこの風景です。今はずいぶんと綺麗になりましたが、昔はこの通路、行きも帰りも走ったことしかありません。駅名の由来となった極楽橋という橋は駅の難波側にある引き上げ留置線の近くにあり、この通路の途中で右の方を見るとよく見えます。

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 スロープになっているその奥がケーブルカーのホーム。このケーブルカーに乗りきれないほどの乗客が電車に乗っていますので、走らなければ次のケーブルカーまで待たなければならない、ということでした。当時お世話になったケーブルカーは退役し、スイス製の車体を持つ美しいものになっておりますが、定員はグッと減っております。皆さん、高野山へは自家用車で、というのが多くなったのでしょう。私が子どもの頃は道路状況も悪く、比較的マシな道路は和歌山県の管理する有料道路という状況でしたし、何より、自家用車を持っている家庭なんてほとんどなかったのです。

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 本日はこの鮮やかな赤、朱系統の軸を持つ萬年筆、ということで、ウォーターマンの小ぶりな1本。確か同じ色の「筒」に入れられていたと記憶していますが、いつの間にか筒を振り切って彼女だけで暮らしております。いずれどこかから主を失った筒が見つかるのかもしれません。

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 上品なご婦人が、このペンを筒に入れてバッグに入れておき、サインなどの必要があるときに取り出してサラサラ、ということでしょう。小ぶりではありますが、キャップをポストすることで、ゴツい手のオッサンでも問題なく筆記することが可能ですが、大きく寝かせて書く人には男女ともに不向きかも知れません。手帳を使うのであれば、小さなサイズで便利かと思いますが、私は手帳はおろか、ちょっとしたメモすらもとらないという横着極まりない人間なので、そういう活用場面もありません。なんでこのペンがうちにあるのでしょう。

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 教員になったとき、新規採用者が全員、大ホールに集められて偉い先生方のお話を聞く、という研修会があり、壇上の教育長と目が合って仕方がないと感じていました。やがて教育長が、「皆さんはもう社会人なのですから、人の話を聞くときには必ずメモをとる。常識です。」と私の目を見ておっしゃいました。なるほど、周りの人たちは皆、教育長の顔なんか見たくない、というぐらいにうつむいてメモをとっています。

 でも、私はとりませんでした。そもそも用意していませんでしたから。今でもバカですが、当時はもっともっとバカだったわけです。教育長はそんな私を見て呆れたのでしょう。「そして、注意されたら素直に改めることも社会人としては大事なことです。」と畳みかけてきました。あぁ、ワシ、このままクビを宣告されるかもしれんなぁ、と思ったことを今も覚えています。それほど字を書かないやつが、萬年筆の登場するBlogを書いているのですから、人生何が起こるか予想もつかない、というのは真実ですね。

 

2021年9月19日 (日)

旅行瓶

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 少しばかりこぼれ落ちながら眠る「ちち(仮名)」さん。当初はくるんと丸くなって頭もクッションの上に収まっていたのですが、寝返りを打つのはワンコも同じで、ときにう~んと伸びてみたいときがあるようです。実に平和な休日の午後です。

 私の業界は、特に中学、高校に勤めておりますと休みの日はすなわち部活動の日、みたいな感じになってしまっています。教員に残業手当が付かないことは比較的広く知られるようになりましたが、では時間外勤務がないのかといえばそうではありません。始業時間の少し前に職場に着く野は社会人として当然のことですが、「朝練」なんてものがあると、朝は7時までに職場に着かなければ、なんてこともありますし、日が暮れるまでに自宅に帰り着けるようにと、中学校では普通「最終下校時刻」なんてものが設定されていますが、それがこの季節であれば午後6時です。勤務時間内に子どもの活動が終わらない仕組みを自分たちで作ってしまっているわけです。部活動がこのまま幅をきかせていると、学校は遠からず崩壊します。頑健な人ばかりを教員にしたら大丈夫、なのではありません。授業の準備なんてする時間がないので、授業の質が低くなって、学校の授業なんて受けるだけ無駄、と思われる日が来るのです。恐ろしいことだと思いませんか。

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 さて、そういう面倒な話はとりあえず忘れて、楽しいことを考えましょう。お気に入りの萬年筆とインク、そして書き心地の良いノートなどを携えて旅に出るのです。旅先で見聞きしたこと,触れあった人との思い出、そういったものをしたためて、手紙にして送るも良し、日記など自分の記録として残すも良し。何より、「萬年筆で書く」という豊かな時間を旅先で過ごすことができるのです。

 写真はヴィスコンティのトラヴェルインクポット。現在手に入るのはこんな感じのもので、品切れが多くて入手難のようです。一般的な萬年筆とほぼ同じ大きさで、太い太い萬年筆が収まるケースであれば、あるいは収めることができるかも知れません。

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 私のような素人でも、ゴム板ぐらいは家に転がっています。キャップが非常にキツくしまる(そうでないと困りますが)ので、ゴム板で挟んで回さないと開けることが難しいのです。じっくり、おとなしく開けず、力任せに引っ張ると・・・悲惨なことになりますので。

 本来はスポイトも一緒になっている製品のようですが、我が家に転がっている中では見当たりませんでした。附属していたスポイトをどこかにやってしまったのかもしれません。もう20年近く前に手に入れたものですから、記憶も曖昧でよくわからないのです。

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 この線までしかインクを入れないでください、ということのようです。キャップが大きく筒の内側に入り込みますから当然でしょう。ポットにペン先を突っ込んで吸入しますが、慣れないとトラブルを起こしそうですので、水で練習しておくのが良いでしょうし、旅先で使うときも、この筒それ自体を立てておけるようなものを用意しておくのが無難かと思います。ペンを突っ込む口の部分にゴム製のベロのようなもの、流しのトラップに取り付ける目隠しみたいなものがついていたような記憶もあるのですが、それはまた別の製品だったかもしれません。

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 かつて、我が家にも何本かヴィスコンティの萬年筆がありました。しかし、耐久性に難があったり、そもそも書けなかったりするのですべてお嫁に出してしまいました。最近はまた凝った機構や変なペン先を持つものなど、ヘンタイ心をくすぐる製品を出しておりますが、これ以上、萬年筆を蒐集しない!と公式発表しておりますから、同社の萬年筆を握ることはもうないだろうと思います。このインクポットだけが、我が家に残る同社の製品なのです。

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2021年9月18日 (土)

信三郎

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 おイタをしているところを見つかった「ちち(仮名)」さん。彼女の前脚がのっているのは自分の寝床ですが、その下にあるのは長女の着ていたカーディガン。しっかり取り込んできて自分のブランケットと一緒にして寝床づくりをしていたところ、「これっ!」と声をかけられて、こんな時、どんな顔をしたらいいのかわからない,となっています。ま、笑えばいいと思います。許してくれるかもしれませんから。

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 京都駅前から市営バスの206系統に乗って知恩院前バス停で降り、バスの進行方向に歩いて行くとすぐにこの光景が見られます。清水寺の下、そして八坂神社の前を通る東山通りに面して、一澤信三郎帆布のお店があります。

 ほとんどの人は、ここで鞄や袋物を買うのでしょう。今から何年か前、厳ついヘンタイのオッサンたちがこのお店を訪れて、エプロンを買いました。オッサンたちはそれぞれに自分の好みの色をチョイスして、「これ、ワシの色やもんね!」と小学生みたいなことを言いながら、各自満足して帰って行った、というのがY.Y.エプロンの由緒であります。本日は、エプロンを持っていないメンバーのためにお使いに来ました。

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 その当時は、一澤家の長男&四男と三男が揉めていたのですが、結局、今は三男がお父さんの家業を継いだ、という形になっています。ドロドロの争いで、一時は三男側の敗訴が確定していたのですけれど、その奥様にも相続の権利があり、提訴することができた、というところから話はまた動くわけです。「毛筆かボールペンか」と「印鑑の文字」が重要な役割を果たしていました。Y.Y.エプロンは、揉めていた当時の信三郎帆布製で、今も同じです。パチもんをつかまないあたりは、さすが私たちです(自画自賛)。

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 信三郎帆布の本社というのか事務所というのか、東山工房と呼ばれていた建物が奥に見えています。この道具屋さん、中に入ってみたいと思いつついまだ果たせておりません。写真に写っているおっちゃんはこのお店の人、おそらくオーナーでしょう。2階に積み上げられているものもたいがいですが、そばによってショーウィンドウを見ると、これはもう、中に入ったらどんだけカオスなんやろう、と期待が高まります。誰か一緒に行ってくれる人がいれば、入ってみるのですが・・・。異界への入り口みたいで恐ろしくては入れずにいるのです。

 11月20日(土)、21日(日)の神戸ペンショウでは、信三郎帆布のエプロンをした人を探してみてください。わからないことや困っていることなど、できるだけサポートします。ちなみに赤いエプロン漬けているのが私です。

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2021年9月17日 (金)

毎度の・・・

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 例によってくたぁ~っとトロけつつ、1日の大部分を寝て過ごす「ちち(仮名)」さん。だんだんと涼しくなってきましたし、大好きなお母さんもずっと家にいるので、彼女にとって何の問題もない日々が続いているということでしょう。

 三連休を控えた華の金曜日。こんなところにもコロナの陰が、と思ったことでした。本日は長男の誕生日ということでケーキを手配しようとしていたのですが、かつてはその日の晩、閉店間際に「何か残ってますか?」と聞けば大抵いけたのに、今年はどこのケーキ屋さんで「3日前までにご予約を」という答しか返ってきません。作っておいても売れ残ってしまうことの方が多くなった、ということなんでしょうね。

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 実は、2年前に36回払いという条件で iPhone 11 Pro を手に入れておりまして、今月が24ヶ月目。つまり、今月中に新機種にスイッチすれば機器導入コストをおさえられるわけです。例年この9月に新しいiPhoneが発表・発売されて、手に入るのが年末近く、というパターンが繰り返されているわけですが、今年の iPhone13 はけっこう評判悪いみたいですし、ひょっとしたらいけるかも、とオンラインショップへ。普通の仕様に決めて、さぁ予約確定、というところです。

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 やっぱり出ました。その昔、NERV管給品を装った携帯電話が発売されたときのことを思い出します。予約開始当日、仕事を休んでまでお店に行って、お店の人も指も折れよとアラジンのF5キーを連打してくれたのですけれど、結局はその、全国各地のショップからのリロード要求の嵐がシステムに深刻なダメージを与えてしまい、あえなくシステムダウン。予約ができたのかできなかったのか、それすらも把握できないままお店をあとにするしかなかったのです。最近はそれほどのことはないにしても、iPhone Xの時には遠く離れたところのアップルストアまで遠征して手に入れた記憶があります。

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 まぁどこでも同じような状況なんだろうな、と思いつつ、ネタになればとアップルストアオンラインへ。思いのほかサクサクと進んで、気がついたときには予約が完了しておりました。発売日は金曜ですから、その翌日、仕事がお休みの日に受け取れるなんて、文句なしです。

 それにしても iPhone って高いですね。実際、ここからまず8000円引いてくれて、さらに36回の分割払いにすることで実質的には24回分払っておしまい、になる見込みです。その頃に世に出ているのは、iPhone 15 ってことになるんでしょうか。けれど、その頃には退職していてしかも年金ももらえていない、という状態ですから、多分こいつが最後の iPhone になる可能性が高いですね。父と母が亡くなった年齢を足して2で割った63が自分の寿命だと思ってますので・・・。

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 ところで、昨年の神戸ペンショウにはたくさんのお客様が来てくださって、開場時刻からしばらくの間、入場待ちの長い列ができてました。今年もそんな列ができるほど来てくださると嬉しいのですけれど、待ってくださっている方に少しでも「精神的な余裕」を持っていただくために、「今、入場整理券の〇〇番までの人にご入場いただいてます」みたいな案内ができればと考えています。詳細はこれから詰めますので乞うご期待、ということと、秋は神戸で萬年筆、ですから、交通機関や宿泊施設のご準備をぜひ、よろしくお願いいたします。

2021年9月16日 (木)

染まる

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 クッションに鼻先を突っ込んで眠る「ちち(仮名)」さん。犬の嗅覚は人間の数千倍、なんて言われますが、この状態で寝ているワンコ自身には自分の匂いの染みついたクッションから、ものすごい匂いが鼻腔に流れ込んできているはずで、それで大丈夫なんだろうか、と要らぬ心配をしてしまいます。匂いの問題はまだしも、息苦しくないんだろうか、とも。私なんぞは、夏の日にマスクをしているだけでも発狂しそうになります。

 先日、神戸ペンショウで使うスタッフ用のエプロンを洗濯するときに、他のものと一緒に洗ったらエラいことになるかも、と思いました。例えばこの白いワンコみたいなぬいぐるみをあの濃い緑色のエプロンと一緒に洗ったら・・・恐ろしいですね。

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 一方で、染まれ染まれ、何とか染まってくれと願いつつ3年かけて開発した、というOita Madeのジャパンブルー萬年筆です。すばらしい色だけれどもお値段が・・・と躊躇しておりましたが、縁あって中古品を手頃なお値段で手に入れることができました。アルミの軸やキャップを天然の藍で染めよう、という発想がそもそもヘンタイです。つるんとしたボディではもの足らないと考えたのか、槌目模様まで。ヘンタイの二乗ともいうべきものですね。

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 で、ものとしてはセイラー萬年筆なわけです。天冠の錨マークもそのままです。かなり昔、「セーラー万年筆を買う際の7つのポイント」というYouTube動画がありました。購入前に店頭でここをチェックすべし、という内容だったのですけれど、その動画ではクリップと錨マークとがズレていないかどうかチェックしなさい、と説かれておりました。天冠を自分に向け、クリップが時計の12時になるように持ったときに、錨マークの頂点にある「〇」も当然12時の位置にあるべきで、これが11時だったり13時だったりするものを買ったら大変ですよ、工場へ送って修理してもらわないといけませんよ、と注意喚起する内容でした。

 ちなみに、その後セーラー萬年筆の製造にもかかわったことがあるという人に聞いてみたところ、天冠をねじ込んで固定する際の力加減の問題であって、そりゃ多少ズレてるものもあるでしょう・・・というお話でした。もの作りには公差ってものがありますからね。

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 土召し上げにしてあるのはヘンタイとは言いつつ、現物を見ると、これがつるんとした軸だったらインパクトはないなぁ、とも思います。実際に、普及価格で売られているボールペンなどにも、このような発色のものはいくらでもあります。

 槌目まで施した,手のかかった表面だからこそ、クリップも廃したのでしょう。これなら、13時にも11時もなることがありません。

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 クリップがないので,持ち歩いて使用するにはシースやケースに入れる必要があります。ずっしりとした重みのある軸に細字のペン先。さてインクは何を入れましょうか。細字ゆえ、濃淡がどうのこうのということもないので、くっきりとした青い線、あるいは落ち着いた黒い線など、さて、何がいいかなぁ、などと考えるのも楽しいものです。器用な人に調整してもらって、じっくり使い込んでいこうと思います。

2021年9月15日 (水)

しば

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 眠たそうな「ちち(仮名)」さん。彼女が家に来たのは、長女が高校へ入学した頃、今から14年ほど前のことです。柴犬の中でも白い個体は品評会に出る機会もほとんどないそうで、彼女の入っているペットショップのケージには「ご奉仕」という赤い札が貼られておりました。

 柴犬の「柴」っていうのは、火を焚くときに薪より先にくべる小枝のようなもの、そこから転じてそういう背の低い木々の間をくぐり抜けて仕留めた獲物を捕ってくる、あるいは獲物となるはずの生き物を追い詰めていくから「柴犬」であるとか、毛の色が柴みたいだとか。そもそも「柴」には小さいという意味があるから、という説もあります。日本犬の中では小さめの体とされていますけれど、我が家にいるのは巨柴。実に堂々たる体躯の持ち主です。

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 飼い主の好物、ばら寿司です。京都府の北の方、丹後地方のもので、甘辛く炊いた鯖のそぼろが中に隠されています。ばら寿司に使われている食品を見ると、野菜嫌い、水産物嫌いな私には食べられない、あるいは進んでは食べないというものばかりですが、京都へ行くとできるだけ買って帰るようにしております。本日も閉店間近のお店で求めようとしたところ、写真のもの一つだけしか残っておりませんでした。

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 普通のばら寿司に、京都、大原の名物である柴漬けが載っているものです。この「柴」は、「紫葉」であるとも言われます。すなわち、紫蘇の葉とともに漬けた結果、あの鮮やかな赤紫の色が出ているわけです。

 写真のトートバッグは、一昨年、あるいはその前の年か、とにかく以前に神戸ペンショウの来場者に記念品としてお渡ししたものの残り。今年もまた、来場記念品を作ります。秋は神戸で萬年筆、11月20日(土)、21日(日)は、神戸の「北野工房のまち」で遊びましょう。

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 これこれ。ご飯の上の方を持ち上げると、甘辛く炊かれた鯖のそぼろが敷き詰められているのが見えます。もし時間が許すなら、金曜日には京都でぶらぶらして前泊し、土曜日は神戸ペンショウで遊んだり、会場から目と鼻の先の異人館界隈を散策したりしつつ、日が暮れると市章山などきらめく神戸の夜景を楽しんで,日曜日は大抽選会(通称、じゃんけん大会)で豪華景品をゲットして意気揚々と帰宅、という流れで神戸の秋を楽しんでいただくのも良いのではないかと思います。

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 柴漬け。豪華景品がゲットできるかも、という大抽選会(通称、じゃんけん大会)の景品は、我らが主催者が出展者をシバき上げて集めたものです。強奪なんかではありません。2日間、みんなで楽しんだので、これ、提供します、って感じで、皆さん実に気持ちよく提供してくださるのです。かつては会場にいる全員で勝ち抜きじゃんけんをしていたのですけれど、コロナ禍のもとでの開催であることを踏まえ、昨年度から入場券に記載された通し番号を使った抽選という方式になっております。

 秋は神戸で萬年筆。11月20日(土)、21日(日)は、神戸で楽しく萬年筆しましょう。もちろん、インク沼に首まで浸かっている人や、ガラスペンの迷宮に閉じ込められそうになっている人たちにも存分に楽しんでいただけるものと思います。

2021年9月14日 (火)

ぐるぐる

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 寝ている姿勢から頭を持ち上げ、ぐぐぐっと後ろの方を見ている「ちち(仮名)」さん。食べ物の匂いがしたのか、それを連想させるビニール袋の音を聞きつけたのか、そんなところでしょうか。写真の左端に見える、小鉢を載せた台が彼女の水飲み場です。ケージの中にはちゃんとした給水器が設置してあるのですが、それは彼女がケージのにいて、かつ扉が閉まっているとき限定です。朝起きたときなどは、早く扉を開けろと大騒ぎして、飛び出してきて真っ先にここで水を飲みます。もし小鉢が空だったら・・・ワン、と雄々しく吠えて家族に知らせるのです。

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 あまりはっきりと写してしまうと面白くないので、老眼鏡をかけて見たときのようなボケた写真を。これを洗濯乾燥機に放り込んでおいて、1時間ほど時間を潰します。自宅にも洗濯機はあるのですが、洗濯はできても干す場所に困りますので持ち出しました。

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 コインレスランドリー、とはいえ、無料で洗わせてくれるわけではありません。毎回毎回コインを入れるのではなくて、プリペイドカードを購入してご利用ください、っていうことでしょうか。機械の前に立つと使い方を説明するアナウンスが流れますので、それに従えば迷うことなく進められます。昼間であれば隣接する喫茶店のメニューを注文して洗濯が終わるまで飲食して待つことも可能、というのが売りです。

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 チラ見せ。洗濯、乾燥が終わったので機械から取り出して、さあ畳みましょう、というところでしたが、写真の通り、畳むことが難しい状況になってしまっていたのでそのまま袋に突っ込んで自宅へと持ち帰りました。写真左側、紐状の部分が洗濯、乾燥の過程で見事に絡み合って簡単にはほどけないような状態になっておりました。当然,紐状の部分は十分に乾いておらず、少し湿った状態です。

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 この状態をいみじく思し召した長女に、この「かたまり」を持ってもらって記念撮影。全部で12枚、機械に放り込んだのですが、そのうち同じものが11枚、それが全部、こうやって一つにまとまってしまいました。いや、さすがです。コンセプトそのものです。

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 何をどうしたらこんな風になるねん! とツッコみながらほどいてくれる長女。長い紐状の部分がある洗濯物、といったら何でしょうか。そらもう、ふんどしに決まってまっしゃろ、と返して欲しいところですが、赤はともかく緑色のふんどしというのは寡聞にして知りません。

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 秋は神戸で萬年筆。ご存じですね。現在、兵庫県には緊急事態宣言が出されておりますが、11月20日(土)、21日(日)の両日までには解除されていることを信じて、今年も「神戸ペンショウ」開催いたします。このエプロンを着けたY.Y.Penクラブ(良識あるヘンタイ倶楽部)のメンバーと、秋の神戸で萬年筆いたしましょう。一度でも参加したことのある人は知っている、圧倒的に楽しいイヴェントです。

2021年9月13日 (月)

再登場

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 寝そべる「ちち(仮名)」さん。女の子ですが、そこらの男の子の柴犬よりも立派なガタイの持ち主で、豆柴の対極にある巨柴系であることは間違いないところです。図体が大きい故に後ろ脚の衰えがもろに出ているのでしょうが、その一方、巨柴であるがゆえに長生き、ということもあるのかも知れません。14歳という年齢を感じさせない、食べてるんならなんかくれ、という雄叫びは立派なものです。

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 2月に発売されたときには惜しくも逃した「かじるバターアイス」さん。歩きながら片手でかき氷を食べたい、という無茶な要求にガリガリ君で応えて見せたアカギ乳業さんならではの製品です。

 蛋白質と脂質をしっかり摂り、炭水化物など糖質は極力摂らない、という食生活を実践しているいた私にとって、バターをそのまま囓るのは造作もないことですが、世の中にはそれができずに海苔で巻いてようやく口にできるという人も少なくありません。そんな私にとってはこれでバターを名乗るのか、という味ですし、海苔で巻いてやっと食べられるような人にとってはちょうど良いところ、というお味でしょう。

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 やたらとバターの香りがするホームランバー、という感じです。これでコクがある、というのですから、ちゃんとした味覚のある人は微妙な味わいの違いもしっかりと弁別できるのでしょう。私みたいなバカ舌の持ち主には、よっぽど強いものでない限りガツンとは来ません。

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 おいしいかおいしくないかと言われたら、まぁおいしい方です。けれども、やみつきになって追い求めるかというとそれh土でもないと感じます。少なくとも、同じ会社のガリガリ君ほどの中毒性はないものと思います。ガリガリ君をかき氷と認めるかどうかはその人次第と思いますが、食べていると頭が痛くなるという点ではまさしくかき氷であると言えますね。

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 例によってしょうもないところに感じ入ってしまう私。菱形で始まる4点の注意事項、最初の3つは良いとして、4つめ、こういうのは棒を使っているをアイス製品には必ず書いてあるものなのでしょうね。実に馬鹿馬鹿しいですが、こんなことをわざわざ書いておかなければならないほど、人は馬鹿になっているということなんですね。駅のホームにあるベンチを線路と平行に座るように配置したり、ホームドアを付けたりしなければならないほど、人は馬鹿になってしまったのです。ま、こういうことを言ってるやつに限って、ホームドアのない駅で線路に落ちたりするのもまた良くある話なのですが。

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 と、ひとしきり意味もなく毒を吐いたところで、かじるアイスバーとよく似た色のキャップがついてる!というだけの理由でPILOTバーディーのしっぽ付きバージョンを紹介して、本日はこれにて。

2021年9月12日 (日)

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 長男がPCに向かっているそばで寝ていたら、毛布を着せられてしまった「ちち(仮名)」さん。それでも振り払うこともなくそのまま寝ております。この状態で、そのとき家にいた全員が食事のために外出しましたが、彼女はそのまま寝ておりました。家族にかまってもらう総量が一定のレヴェルに達していれば、寂しいとは感じない、あるいは寂しいのを我慢できるのでしょう。妻が家にいるというのは、彼女にとって実に大きなことであるようです。

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 だらだら、ぼちぼちと部屋の片付けをしていると、そこら中に散らばっている萬年筆やら何やらを見つけてしまいます。これもそうした1本。PLLOTの萬年筆で、特にどうということもないものなのに何故うちにあるのか、とキャップをとってみて、その訳がわかりました。

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 ごく普通の萬年筆ではありますが、ペン先が普通のものではないのです。MS、楽譜用、いわゆるオタマジャクシを書くためのペン先です。オタマジャクシの腹を塗りつぶすのには潤沢にインクが出てくれないと困りますから、ペン先の切り割りが2本あります。けれど、現状ではこのペンで美しいオタマジャクシを描くことは難しいでしょう。

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 2本の切り割りがあって、十分にインクが供給されて、美しいオタマジャクシの腹が描ける、のではなく、その肝心なところが抜け落ちて穴が開いています。ペンポイントは色が違っているからなぁ、と気楽に構えていましたけれど、老眼にむち打ってよく見ると、やっぱりあるべきところにあるべきのものがありません。

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 裏返してみても、やっぱり穴が開いているように見えます。で、写真を撮っているときに背景となる机の色もあるのかなぁ、と思って、赤いものを手に持ってペンの向こう側に置いてみると、やはりペン先(の穴)越しに赤いものが見えます。やっぱり穴が開いているのですね。残念ながらこれもまた、少なからず我が家にある「ネタ」のペンの1本となることが決定しました。

2021年9月11日 (土)

はじめから?

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 寝ているところを撮られて「何やの?」という感じの「ちち(仮名)」さん。不思議に思うのは、同じように鼾をかいて寝ていても、ケージの中は「しっかりぐっすり眠る場所」であり、中に入ると家族と遊んだりはしないもの。朝、ケージから出してもらったら、夜遅くにおやつをもらってケージに入るまで、ケージの外で,やっぱり鼾をかいて寝て過ごす、というところ。同じように寝るなら、より安心なケージの中で寝ればよいのにと思ってしまいます。実際、今は亡き「くま(仮名)」さんは、しっかり寝たいときは昼の日中でもケージに入っておりました。

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 茶色く変色、変質したインクを試すために引っ張り出されてきたのがこちらの萬年筆。萬年筆、特に古いものに関してはほとんど知識がないので、これもただ古い萬年筆で、もう捨ててしまおうかとも思っていたものです。

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 クルマ趣味の世界でも、旧車が大好きという人がいますが、私は旧車にはあまり興味はありません。私のように運転がへったくそな人間は、パワステなし、踏んでもきかないブレーキ、夏は暑く冬は寒い、というような旧車、はじめから近づかないようにしています。古い萬年筆についても同様で、だいたい、自分が生まれた頃からあとのものしか集めていないのですが,なぜかこれが手元にありました。

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 うまい具合に板バネ式のコンヴァータもついていたので、さっそくインクを吸わせようとピコピコやってみたのですが、外観は大丈夫そうでも内部でどこかがダメになっているようで、全くインクを吸い込んではくれませんでした。ちゃあんと、ゆっくり、4、5回、やったのですが。

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 裏から見たときに、こりゃダメだ、と古い萬年筆を知らない私なんかは思ってしまうわけです。球がないやんか、と。でも,落ち着いてよく見ると、もともとあったペンポイントが飛んでしまったようには見えません。最初からなかった、というように見えます。このあたりは、このペンを取り上げている山田さんのBlogでも触れられています。

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 一応、つけペンで書いてみました、という証拠。例の変色したお醤油みたいなインクがペン先についていますね。ペン先そのものは途中で分割されたみたいになっていて、エンペラーのようなかぶせ物がついています。ペン芯の方はあまり頼りがいがあるようには見えないので、これくらいのことをしないとインクが続かないのかも知れません。せっかくなので、修理を試みて(もちろん人に頼んで)みようかと思います。

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2021年9月10日 (金)

ん? 茶色

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 誰もが白柴だと思っている「ちち(仮名)」さん。白い→ミルク→ちち だと思っている人もいるようですが、それもハズレではありません。彼女は白いけれど、背中はけっこう茶色いのです。うちに来たとき、「もも」という名前を付けられそうになっていた彼女。飼い主が猛反対して現在の名前になったのですけれど、それとて、背中の白をベースに茶色という色にインスパイアされたものでした。家族には内緒です。

 今年はWAGNERの会合も次々と中止になっております。かつては、そういう機会に本名聞いてくれたら答えますよ、って言っておったのですが、今年はそういう機会、あまりなさそうですね。近いところでは10月24日の萬年筆交流会(浜松町)か、11月20日、21日の神戸ペンショウあたりでしょうか。皆様にお会いできるのを楽しみにしておりますので、秋は神戸で萬年筆、が合い言葉の神戸ペンショウにお運びください。

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 プラチナの限定品に附属していた、ひょっこりひょうたん島の形をしたインクボトル。インクの色は黒ということになっていますが、そうは見えませんね。どう見ても茶色です。インクがたまっているところは黒く見えて、液面の端のあたり、それからボトルの口の周辺、そういったところは茶色にしか見えません。

 このインク、使ってはいけないやつですね。腐ってるとか、変質してるとか、そういうやつです。今のところ、匂いは何ともありませんが、実際に書いてみるとどんな色になるのだろう、と興味が湧いたので試してみました。

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 まぁ、これだけ見ると悪い色ではないですね。しかし、ボトルの口やペンを拭き取ったティッシュに残る色を見ると、あまりいい感じではないのです。一口に黒インクと言っても、いろんな色を混ぜて作られているはずです。その、混ぜられた色の成分のうち、元気なものが残っているのでしょうか。それとも、みなもろともに変質してヘンテコな色になってしまったということなのでしょうか。

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 こうしてみると、まるでお醤油です。このインクは捨ててしまって、ボトルは何かに使おうか、とも思ったのですが、並の力では開かないほどキチキチに閉まっていたにもかかわらずこれですから、他のインクを入れるのもはばかられます。

 このボトルの蓋は、内側に立派な、それ単体で内蓋として成立しそうな部品がついています。そんなものがあってなお、これですから、いつかどこかでインク吸入の際に変なモノがインクに混入したのかも知れません。いずれにせよ,ボトルは観賞用として余生を送ることになりそうです。

 こんな危なそうなインクなので、捨ててしまうつもりのペンを使って書いてみたのですが、そちらはそれで、面白い発見がありました。そのお話はまた明日。

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2021年9月 9日 (木)

きつね色・本編

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 これもまた、匂いのするものシリーズ。夏の間、エアコンをつけて寝ることをよしとしない長男は1階の和室が涼しいからといって畳の上で毛布をかぶって寝ていたのですが、ある夜のこと、ワンコが寂しそうだからとケージの前で毛布をかぶって寝ていたのです。その後、長男が起き出したところで、こりゃいいものがある、と毛布の上でお休みになる「ちち(仮名)」さんです。

 昼の間はほとんど一緒にいてくれたお母さんがいないので、寂しくてたまらなかったようで、家族の誰かが家にいるときはひたすらくっつきに来ておりました。妻が退院してきてからは、嘘のように素っ気なくなった彼女。その豹変ぶりには笑うしかありません。

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 「ちち(仮名)」さんの背中よりもっときつね色なボールペン。ある時期、ぺんてるはそれこそ狐に憑かれたかのように変テコな筆記具を出していたのですが、これはその一つ。これでも、比較的ヘンタイっぷりがマシな方なのです。こうして見るだけではそのヘンタイっぷりは良くわかりません。某社のドクターグリップみたいに握りやすさを狙って膨らませたのね、で終わってしまいそうです。

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 たしかに、コルクみたいな素材(コルクそのもの?)で握りやすそうですが、ポイントはそこではありません。よく見るとそのコルクっぽい膨らみが茶色い線で分割されているのがわかります。見た目だけではなくて、ここで物理的に分かれるようになっているのです。

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 目一杯広げてみたところです。奥に見える軸にジグザグの線が彫られていますが、これは飾りではなくて、握りの部分が動くためのガイドとなるラインなのです。右側の部分を指でつまんで、右、左、右、左と交互にひねることで握りの部分が動いていくのです。鉄っちゃんなら泣いて喜ぶスイッチバックなのです。

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 こんな風に、控えめに移動させて使うこともできます。この、握りの部分を移動させてできたくぼみに指をかけてがっちりとグリップして書いてちょうだい、ということなのです。ヘンタイですねぇ。このあたりに展開する「腕」をつけて、そいつに指をかけて書いてくださいというのもシリーズの中にはありました。とにかくヘンタイ心をくすぐる筆記具なのです。

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 で、きつね色のボールペンにすっかりハマってしまいましたが、豊川稲荷のお土産はどうなったんだ、というお話。いなり寿司が普通ですがわさび稲荷とかいろんな具の入った稲荷とか、今ひとつピンとこないので、お土産もヘンタイチックにしてみるのは当然の成り行きです。

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 おきつね本舗が心血を注いで完成させたという、その名もおきつねバーガー。実際、豊川の駅から豊川稲荷さんまでの道を歩くと、うんざりするほどいなり寿司の看板を見ますけれど、これはおきつね本舗だけ。いなり寿司専門店、と言いながらのこの商品。そういう変なところ、大好きです。

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 かりにもバーガーですから、買ったその場でサクッといただくのが吉。厚揚げを焼いたものに鶏肉を挟んであるというもので、バーガーとはいえパンではありません。とにかく厚揚げがサクッとしていて、その食感を楽しむものでしょう。バンズが厚揚げに変わっていることを除けばバーガーそのものです。持ち帰る場合は、家に帰ったらオーブントースターで焼きなさい、とはおきつね本舗のオバちゃんの弁。じゅうぶんおいしくいただきました。

2021年9月 8日 (水)

きつね色・前説

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 そろそろ洗濯しようと、ベルトを外し、ポケットの中のものを取り出しておいてあったズボンを布団にして寝る「ちち(仮名)」さん。洗濯機の「できましたよぉ~」というブザー音を聞いて、洗濯物を取り出しに行って帰ってきたらこの状態。油断も隙も無いとはこのことです。逆に言うとそれだけ飼い主の匂いがするってことですから、洗濯するのは正しい判断だったのかと。

 洗濯上がりのものについては、「遠慮して」ぞうきんやタオルなどに限定して自分の所へ引っ張っていきます。それはそれで、遠慮していることを褒めてやるべきなのかどうか悩むところです。

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 子どもたちがみんな職に就き、土曜日曜だからと言って休めるとは限らない、というような状態になっておりますので、最近は休日に妻と出かけるということもめっきり少なくなりました。これは数少ないそういう機会、妻と豊川稲荷さんへお参りをしたときの1枚です。駅前広場に狐たちが乱舞するオブジェがあります。

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 JR豊川駅、名鉄豊川稲荷駅から豊川稲荷さんへと続く商店街のキャラクター。狐娘と書いて「ここ」ちゃんです。ぶらぶらと商店街を抜けていくと立派なお寺があります。お商売をされる方などはしっかりとお参りされるようですね。

 ふだん家事をしない旦那さんが、「きつね色になるまで焼いて!」と奥様に言われ、「きつね色ってどんな色?」と聞き返したのだとか。奥様がそれに対して「柴犬みたいな色!」と答えたところ、真っ黒焦げになったお料理ができあがってきた、というお話があります。我が家の場合は白をベースに少し茶色がかったお料理になるのか、今は亡き「くま(仮名)」さんは黒かったので、やはり黒いお料理になるのか。

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 マンホールにもキャラクターが描かれていますが、こちらのお名前は「いなりん」です。オリンピックの聖火リレーもここ豊川稲荷を通過したそうですが、コロナ禍の現在、賑わいは戻っているのかどうか、気になるところです。

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 で、豊川稲荷さんへお参りをして、さぁ帰るかとなれば、お土産は・・・となります。名所旧跡、それも社寺となると、その真ん前に鉄道の駅があるというのはむしろ稀です。元々の門前町をぶち壊して線路を通すわけにもいかなかったでしょうし、物理的にそれが可能であっても、門前でお店を営んでいる方からすればやめてもらいたいおちう話になることでしょう。改札口を抜けてさっとお参り、参拝が済んだらすぐ列車に乗って帰る、となったら商売あがったりですから。ここ豊川稲荷は、商店街の長さもほどよくていい感じですが、中には駅から社寺までとんでもなく歩かなければならないところもありますね。

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 豊川稲荷さんの門前にお店を構えているのが「おきつね本舗」さんです。普通の人はここでおいなりさん(いなり寿司)を買って帰るところですが、ヘンタイな私がそれで満足するわけもありません。お店の看板をよく見ると、変なモン好きの心を揺さぶる商品名がありますね。

2021年9月 7日 (火)

第二層

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 眠くてたまらん、という「ちち(仮名)」さん。飼い主が毎晩のようにケージの中にカメラを突っ込んで写真を撮る、そのときにいったん消していた部屋の灯りをつけるので、彼女にとっては迷惑な話なのでしょう。

 午後からお休みをもらって妻を病院へ連れて行ったのですが、本人曰く、一体どうしてあんなことになったんだろう、というほどにお元気で知らない人には全く何があったのかわからないような状態です。実にありがたいことです。元気だ,健康だと言ってると思わぬ落とし穴があるかも、ということで良い教訓になったのですが、この一連の騒動で私は定期健康診断をすっぽかしてしまい、再診の予約期間もやり過ごしてから気づくというお粗末。しっかりしなければ鳴らないのは妻ではなく私自身だったのだ、と気づいたことでした。

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 ようやくマザーボードに部品を組み付ける気になったので作業開始。PCの組み立てなんて,部品が揃っていれば30分ほどで終わってしまうものですが、このマシンには一体何日かかっているのでしょうか。あっちこっちから出てきた余剰部品を活用するために、それに合わせた部品を調達して、あっちの部品をこっちへ、こっちをまたあっちへ、なんてことをやっているうちにどんどん作業が遅れていきます。

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 今時のAMD純正クーラーは、マザーボードについているクーラー取り付け用の部品を使わず、マザーボードに直付けするようになっているので、しっかりとした絶縁材の上にマザーを置いてからクーラー取り付け用の部品を外し,マザーボード裏側にあるバックプレートを落とさないように気をつけつつ、っくーラーから生えている4本のバネ付きのネジを均等に締め込んで固定する、というのが難儀なところです。

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 CPUの角にある三角形のマークを、ソケット側にある同じような△のマークに合わせましょう、っていうのですが、最近のマークは老眼の人を拒絶する小さなものです。こんなところをケチっても、何もいいことはないと思うのですが。

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 やっぱりこの、正しくソケットに載せてレバーをくいっと下げると固定される、っていうのは、慣れているからでしょうけれど安心感があります。レバーを下げて固定されたCPUも、クーラーを外すときにくっついてとれてしまう、なんてことは何度も経験しましたが、そういうことがあってもCPUがダメになったことは経験していません。運が良かったのか、AMDの石が頑丈にできているのかのどちらかでしょう。

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 それにしても、Mini-ITXってのは小さいですね。マザーボードは一片が17センチの正方形。比較対象にプロフィットを置いてますが、もう少し大柄なペンだとタメをはれそうです。これで第二層はほぼ完成。あとはここにグラフィックボードを挿してケースに設置したら、各種ストレージや電源などと接続して、第三層の光学ドライブを設置すれば組み立て完了です。今月中にはなんとかできあがるでしょうか。もう少し遅くなるのなら、いっそのこと、最初から Windows11 をインストールしてしまう、っていうのもアリかもしれません。

2021年9月 6日 (月)

4本・・・

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 食卓の下で眠る「ちち(仮名)」さん。拘束され、目薬をさされたので、もう捕まらないわよ,と逃げ込んだのです。しかし、同じ場所で長時間寝ていられないので、夕方には外に出てきてまた捕まり,目薬をさされてしまうのです。

 けれども,その甲斐あってか、少しずつお目々の見た目が良くなってきました。目薬を続ければ、すぐにお目々ぱっちりに戻ることでしょう。

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 家族用のデスクトップPC、仕事から帰るとヤレヤレと寝転がってそのまま、ということも少なくないので、遅々として進んでおりませんが、ものぐさな人間にはぴったりのツールレスなドライブベイ。3.5インチのHDDを2本、2.5インチのHDDやSSDを2本、合計4本のドライヴを楽々と飲み込んでしまいます。嬉しがって手元にあるだけのHDDなどを組み込んでみました。

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 トレイについている突起をドライヴ取り付け用のねじ穴にはめ込むことでドライヴを固定します。なおかつ、このトレイをケースに固定するのもツールレス。パチンとはめ込むだけです。取り出すときも、つまみの部分を持って引っ張るだけという安楽な仕様です。最近はこういうのが普通になっているようですが、このケースが世に出た頃にはまだまだ新味がありました。

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 SSDを2本、HDDを2本、目一杯入れてみました。壮観です。システムドライヴに、マイドキュメント等のデータを格納するドライヴ、さらには山ほどある写真や鑑賞用の動画などを入れておくドライヴ、これでデータの格納場所には困らんなぁ、というところですが、残念なことにマザーボードにはSATAの端子が4本しかありません。これらの他に光学ドライヴも搭載する予定ですので、SSDまたはHDDを1本取り外すことになります。

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 4本あるから入れただけで、それが3本になっても困らないのですが、さて、どれを取り外しましょうか。

 ちなみに、ハンス・オスター先生謹製の本型ペンケースに入っているこの4本から1本外せと言われたら・・・。この4本、全部特定できる人は大昔から拙Blogを読んでくださっている方か、究極のどヘンタイか、ですね。

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2021年9月 5日 (日)

手間

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 ウィンクする「ちち(仮名)」さん・・・ではないのです。実は彼女、右目が開きにくいのです。柴犬はアレルギーにやられやすいと言いますが彼女も痒い痒いといつもマズルを何かにこすりつけています。目の周りも痒くて良くこすっていますので、雑菌が入ったものと思われます。

 私などは少し鼻づまりを感じただけでその夜は眠ることができず、朝まで数独でもやりながら起きているしかない、という弱い人間。それを思えばあっちこっち痒かったり痛かったりしても文句も言わず元気に過ごしている彼女を尊敬せずにはいられません。

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 フランス系でありながらアールグレイ、それもホットを好む、と言ったらジャン・リュック・ピカード艦長ですね。Tea. Earl Grey. Hot. とレプリケーターに命じれば、飲み頃(おそらくは)の熱いアールグレイが出てくるなんて、実に便利です。

 熱い熱いお湯を用意して、その中で十分に茶葉を踊らせ、ミルクを入れるならばそれも温めておいて、冷めないようにポットに頭巾までかぶせるなんて、横着が服を着ているような私にはとてもできることではありません。楽をしたい,それは人間の根源的な欲求ですので、ミルクを別に用意しなくてもミルクティーが楽しめる、というティーバッグが出てきても、別に驚くことはありません。

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 で、ただお湯を注ぐというだけのことすら自分でやらない私。見かねた妻が淹れてくれたのですが、マグカップはいけません。けれどミルクティーですから、別に深い器でも問題はない、ということにしておきましょう。

 脂質しっかりとります教の信者なので、植物系のミルクというのはちょっと、ですね。本格的にお紅茶を淹れて、動物性のミルクを足す。実はふだん紅茶を飲むときは砂糖もミルクも入れません。変な新製品が出たので試してみただけです。

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 本日の萬年筆は、逆に手間をかけたもので。神戸六甲アイランドの鞄屋さんにお願いして革を巻いてもらったシェーファーのノンナンセンスです。単純な円筒形なので巻くこと自体は私でもできるかもしれない、という感じですが、不器用が人間の形をしている、というのが私の正体なので、実際には手を出したことはありません。試してみなくても、うまくいかないことはわかりきっているのです。

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 天冠の部分は、丸く打ち抜いた革を貼り付けています。革を巻き付けて、重なった部分をカッターナイフで切る、という手法なので、飽きたからと革を剥がすと、軸やキャップに綺麗なスジ傷がついている、ということになります。面白がって革を巻いてもらうのは良いけれど、それなりの覚悟は必要なのです。何よりこれ、お商売ではなくて無償でやってもらっていることなのです。

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 皮は伸びたり縮んだりしますから、こんな風に巻いた革が「割れて」くることもあります。これはもう、そういうものだと諦めるしかないと思っていたのですが、当の鞄屋さんによると、最近、新たな技術を編み出されたようです。より綺麗に、長く美しさを保つことができるようになったということなんですが、さて、次はどんな萬年筆に革を巻いてもらいましょうか。

2021年9月 4日 (土)

誌上旅行

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 え? 今開けてましたよね? 何で閉まってるの? と飼い主に迫る「ちち(仮名)」さん。昨日掲載した写真と比べて、より目が覚めています。別にケージの外に出たいわけではなく、十分に眠たいのですけれど、もし外に出たら・・・そのあとおやつ、ですから。ワンコというのは、毛皮を被って歩く消化管そのものですね。

 今。新型コロナウィルス感染症の感染拡大を助長する方向に作用している、という批判も強くなってきた中高の部活動。個人的にも、部活動の顧問をやって家庭崩壊しかけた経験から、部活動のあり方について本気で考え直すべきだと思っています。

 飼い主が中学生だった頃は、部活動には全員、強制的に入らされたものです。それに加えて「必修クラブ」なんてものまでありました。部活動とは別に週に一度、同好の士が集まって活動する時間nanoですが、その当時は1クラス50人近い人間がひしめいていましたから、今思えば、当時の先生たちは生徒の希望を集約して振り分けるだけでも大変だったものと思います。コンピュータなんてない時代ですから。

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 運動神経なんてものは装備されておりません、という私のこと、スポーツ系のクラブなんて絶対に無理なので、文化系、それも技能を必要としないところ限定で、「旅行クラブ」を希望し、首尾良く参加させてもらうことができました。旅行クラブとは、時刻表を繰って「妄想旅行」をの計画を立てるというもので、話だけ聞いてるとどこが楽しいのか訳わからん,という感じですが、やってみると意外とハマります。

 目的地を設定し、そこまでの列車の乗り継ぎを調べ、列車が走らない時間になったらそこで宿泊。時刻表の巻末には各地の旅館の所在地と電話番号が載ってますので、第1日目はここまで行ってこの宿に宿泊し,翌朝は始発で出発して・・・なんてことを組み立てて紙に書いていくのです。当時は青函連絡船とか宇高連絡船もあったので、あぁ、この日は青函連絡船の中で夜明かしだな、などと。寝台列車なんかも使い放題ですから、日本全国を(妄想で)旅行しまくったのでした。

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 今月10日まで、夏の青春18きっぷシーズンです。奈良から日帰りとなると、東京はすでに圏外。行ってある程度現地を観光できるということでは、富山などはぎりぎり候補に入ります。以前、出張で富山へ行った際、路面電車の「南北接続」を目指して工事中でした。旧国鉄線を蘇らせた富山ライトレールと富山地方鉄道の軌道線が直通運転すると聞いて、ぜひ一度、乗ってみなければ、ということで、妄想してみます。

 自宅最寄り駅から始発列車に乗って京都駅へ出て、そこから18きっぷで富山を目指すと、京都駅発6時31分(遅い!)で湖西線を経由して金沢に11時44分着。ここから北陸新幹線を使って富山着は12時19分です。けれど、発想を変えて、京都から米原まで新幹線でワープすると、米原発6時51分の敦賀行きから実に小気味よく乗り継いで富山駅には11時9分到着となります。

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 富山市内でお城を見たり、富岩運河をクルーズしたり。帰途は高山本線経由とすればIRいしかわ鉄道線を通らずに純然たる18きっぷの旅となります。今年のように恐ろしいばかりのドカ雨が降ると、高山本線はちょっと怖いですが、そういうトラブルもまた、18きっぷの旅の魅力の一つなのです。

 運行情報によると、本日の午後、高山本線は一時不通になっていたようです。富山発14時5分の猪谷行きから美濃太田行き、そして岐阜行きと乗り継いでいくと、その日のうちに自宅に戻れるのですが、本日はまさにその時間帯に不通だったようです。富山方面に戻ることができれば、残念残念と言いつつピストンコースで自宅に戻ることもできますし、そう、富山にさえ戻れば宿泊したり、宿泊費で新幹線を奢って東京経由で戻るなど、トラブルをどう乗り越えるか、それ自体を楽しむ、そういう心構えが大切です。

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 富山市内の軌道線を走る電車は、ここ南富山駅をねぐらにしています。右の建物が駅舎で、お客さんは線路を渡って富山地方鉄道線のホームへ。軌道線の電車が車庫に出入りする際には、この踏切が開きます。私はこの南富山駅のなんとなく寂れた感じが好きです。軌道線の方は頻繁に電車が出発、到着するのですが、鉄道線の方は本当にまばら。ここから富山駅の方へ向かうと、稲荷町車庫では元西武のレッドアローや京阪のテレビカー&改造2階建て車など、実に面白い車両が待機しているようすを見ることができます。

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 と、時刻表が一冊あれば、ステイホームでもいっぱい遊べます。時刻表がなくても乗り換え案内などのサイトで調べればいいじゃないか、と思う人もいるでしょうが、やっぱり紙の時刻表の方が優れている点も多いのです。私の場合は、そういう案内サイトが時折提案してくるとんでもない経路にも魅力を感じますが・・・。で、妄想して組み立てた経路は,お気に入りの萬年筆でしっかりと書き留めておきましょうね。

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2021年9月 3日 (金)

第一層

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 ケージに入り、クッションを被って、いや正確にはクッションの下に潜り込んで寝ている姿に感動した飼い主は、思わずケージの扉を開いて写真を撮りに行ったのでした。本当に本当にそぉ~っとやったつもりなのですが、「ちち(仮名)」さんに気づかれてしまいました。

 え? 何? また外に出してくれるの? ってことはぁ、そのあとまたケージに入るときにおやつがもらえるのね、と目が「はぁと」になる、その直前を捉えた1枚です。

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 今回、リヴィングルームの隣の部屋で運用しているPCを更新するにあたっては、可能な限り手持ちのパーツを活用して予算を抑えることにしております。数年前に購入して手つかずのまま放置してあったケースに、FX8370という凶悪なCPUを動かすべく、当時としてはけっこう頑張って購入した電源(の箱)。二つを並べてみると、打ち合わせでもしたかの如く、高さと奥行きがぴったりと合いました。

 それにしてもホコリぐらい拭き取れよ、という話ですね。この電源、長いこと妖しいガラクタの山の奥の方に埋もれていました。過ごした歳月の分だけホコリが積もっているわけです。

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 購入した当時、モジュラータイプの電源がこれからの主流になるぞ、といわれていたのです。電源ユニットからケーブルが「生えて」いるのではなく、必要なケーブルだけを電源ユニットに装着して使うことで、ケースの中の配線をスッキリとさせることができる、ということです。

 その後、ケース自体を少し大きくして、いわゆる「裏配線」ができるようなスペースを別途もうけることが普通になってきました。ケース内にLED仕込んでピカピカやるわけですから、ケースの中が線でごちゃごちゃしているのは許されないわけです。そういう意味で、この電源も過去の遺物。TDPが125Wという凶悪なCPUを養っていた割にはまだお元気なので、しばらくは活躍してくれることでしょう。

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 電源ユニットをケースに組み込む作業の傍ら、現行のマシンからデータを吸い出す作業も進行中。手前の赤いラヴェルのHDDにデータを移行して、今回組み立てるPCがネットにそのままストレージとして組み込もうという算段です。

 Mini-ITX規格のマザーを収めるケースながら、その気になれば3.5インチのドライブを4台も収めることができます。3.5インチのHDDを2台、2.5インチのSSDを2台、それぞれ組み込んで、SSDをシステムドライブにします。必要性は別として、手持ちのドライブ類をとりあえず組み込んでしまって汚部屋をすっきりさせようということです。

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 またもホコリ。中央部、やや濃い(ホコリを被っていない)黒い部分が電源ユニット電源ユニットの奥の方にはドライブを収納します。1階は電源とストレージ、2階部分にマザーボード、3階部分には光学ドライブを収めてできあがりです。今時,こんなにドライブ満載のマシンはありません。年齢とこの先のライフステージからして、これが最後の自作になる可能性が高いのですが、結局最後まで、今時ではない、すこし古い構成のマシンを作るんやなぁ、という感じ。そういえば、FDDとかMOなんかも、けっこう最近まで組み込んでおりました。

 さて、この週末、遊びに出たいところですが、グッとこらえてStay Home。週末はおうちでPCを組み立てたり、萬年筆のメンテナンスなどをして心静かに過ごしましょう、ってところでしょうか。

2021年9月 2日 (木)

浸み入る

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 気持ちよく寝ていたら布団を掛けられてしまった「ちち(仮名)」さん。彼女としては寒いわけでも何でもなかったのですが、ワンコが寝ていてその傍らにお布団があった、ただそれだけのことでこんな悪戯をされてしまったのです。けれども、眠たい方が大幅に勝っているので、そのまま睡眠続行です。

 朝のお散歩から帰ってくるのが午前7時前後で、小半時ほどの間、荒い呼吸をしておりますが、午前8時までには家人がみんな出かけてしまい、その頃には呼吸も収まってきて、睡眠モードに入ります。そうなると、咽が渇いて水を飲むときぐらいしか起き上がることはありません。

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 PILOTのカスタムカエデ。四半世紀ほど日常使いのペンとして使ってきたものです。倉敷帆布のペンケースに収めて持ち歩いていたところ、どんどん軸が白っぽくなってきて、最後にはシナ合板みたいな色になってしまいました。さすがにこれはいかんと遅ればせながら何度も何度もラナパーを塗り込んで、ようやくそれらしい色に戻すことができました。

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 見事なインク汚れです。インクで汚れた指でキャップをつまんだのでしょう。こすれば簡単に落ちそうな感じにも見えますが、もはやこれは軸の模様の一部になってしまっております。素材となるイタヤカエデ材に樹脂を含浸させて強化されているものですが、汚れを跳ね返すようなコーティングではないので、驚くほど簡単にインク汚れに染まってしまいます。

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 稲妻のような形にインクがしみこんでいます。まるでこの部分にヒビでも入っているように見えます。実際のところ、キャップは無事で使用に問題はありませんが、表面は軽くヒビが入ったような感じなのでしょう。その近くにもインク汚れがあります。あっちにもこっちにも、満身創痍という感じで汚れまくっています。

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 キャップの内側は当然汚れます。ねじの部分にもインクがべっとりとついているのがわかります。それが胴軸の方へも広がっていったのですね。これだけしっかりと黒インクで汚れているので、このペンはこの先もずっと黒インクを吸わせて使っていくべきでしょう。

 ペン先は少しお辞儀していて、それのせいもあってか、気持ちの良い弾力感が手に伝わってきます。字幅は中字。ボディも軽く、ゆったりとした感じで文字を書くのに向いているペンです。もし再び、このペンを新品で買うことがあったなら、そのときこそは使用前にしっかりといろいろなものを塗り込んで汚れ防止に努めることでしょう。何事も経験することが大切なのです。

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2021年9月 1日 (水)

エリム

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 仕方なくおうちに入って寝ているところを撮影された「ちち(仮名)」さん。それでも今日はまだ、クッションで作った寝床の出来が良いだけマシだと言えます。毎晩毎晩、彼女はケージに入ってからクッションと格闘し、「理想の」寝床を作るよう努力するのですが、思ったような寝床が完成することは稀です。きゅ~んと悲しげな鳴き声を上げながらクッションと格闘する彼女の姿には哀愁が漂っております。

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 中古のマザーボードを入手しました。ASUSだから大丈夫、というところです。一時期、ヘンタイ紳士ことAsrock社のマザーに傾倒していた飼い主ですが、振り返ってみればトラブルの連続で、首をかしげ,舌打ちしながらケースを開ける,ということを何度も繰り返しておりました。その後、マザーがお亡くなりになったので中古でASUSのマザーを手に入れ、その安定感に参りました。車で言えばトヨタ車。一番避けるべきものではあるのですが、歳をとるにつれて何でも面倒臭くなってきておりまして、ただ組み立てるだけでスッと動くマザーというのは実にありがたいと感じるようになってきたのです。

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 Ryzenの3500。TDPが65Wでリテールファン付き、とこれも安楽な路線。BIOSアップデートのためにだけ使ってお蔵入りしていたという中古品を譲り受けました。昔人間なので、やっぱりCPUってものは剣山を伏せたかの如く針がいっぱい出ているものでないと落ち着きません。ここに半田付けして欲しいんですか? みたいな、プリント基板のランドが集まっているようなものをCPUだソケットだと言われても、違和感を感じてしまうのです。なので、我が家にあるインテル系の自作デスクトップ機は1台だけです。

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 メルカリで見たところ一番値段が安かった,というだけの理由で選んだDDR4メモリ。1枚16GBなので2枚挿して32GB。メインマシンですら64GBなので、それに合わせても良かったのですが、メモリの値段が下がってきたらメインマシンを128GBにして、そのお下がりを回すことも想定していますから、今日はまぁこのくらいで堪忍しといたろか、というところです。

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 昨日の記事で大きさ比較に登場したセンチュリーとPILOT823を並べています。けっこう大きめのMini-ITXケース。ホコリを被っているのは長いこと放置されていたから。正体不明のゴム足が5インチベイの蓋にくっついているのはご愛敬です。このケース、今では廃盤になっていますが、Obsidianという名前で各種サイズがシリーズ展開されていたもので、その最小のサイズとなる250Dというものです。

 オブシディアンですよ。怖いですね。監視されちゃうんでしょうか。タル・シアーよりはマシですか? いやいや、セクション31だろう、なんて書くと、萬年筆よりも深いヘンタイの世界に身を置いていることがばれてしまいますね。

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 上部には透明なのぞき窓がもうけられていますが、このマシンはラックの中段に設置されますから、この窓が役に立つことはなさそうです。オブシディアン、がラックに・・・って。

 それでは、今日はこの辺で。長寿と繁栄を。

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