RPN・3
本日も朝から雨。少しの止み間を狙ってのお散歩から帰って来たのに、いつもと違ってエアコンを運転してもらえず、網戸から入ってくる空気をサーキュレータでかき回すだけの飼い主。いつもと違うよ、と寝顔で訴える「ちち(仮名)」さんです。
本当によく降ります。青春18きっぷもあと3回分残っているのですが、使い切るか、どなたかにお譲りするか悩むところ。妻は手術後の経過も良く、本日は手術跡を固定していた「ホッチキスの針」が取れたと喜んでおりました。毎日病院へ行って着替えなどの交換をしなければなりませんので、始発で出発して最終で帰る、という18きっぷの日帰り旅はなかなか難しいところです。
仕方がないのであちこち片付けに励んでいたら、PCを置いてあるラックの上の段にポンと放置されておりました。逆ポーランド式の電卓と言えばこれしかない、というほどの名器、HP-12Cです。これもいただきものです。アンタやったらこんなん喜ぶと思って、などと言いつつ、変なモンをあれこれお譲りいただけるのは嬉しいのですが、ますます家の中のエントロピーが増大していくのは困りものです。
逆ではない、普通にポーランド製の萬年筆です。同国のSAD PES社が手がけるブランド、CRESCOの Easy Writer というモデルです。他にもいくつか萬年筆を出しているようですが、とりあえず手に入ったのがこれだった、というだけのお話です。プラスチック製の本体、ステンレス製のペン先。他社のものと同様、握ったときに親指と人差し指とがかかる窪みが設けられておりますので、学童用の可能性も高いですね。
手元にある個体はペン先の寄りがキツいように見えますが、実際にインクを入れてかいてみたわけではないのでなんとも言えません。なんともあっさりとしたペン先です。ガチガチに硬い感じですので、インクフローを良くして柔らかいタッチにしないと使い心地が悪そうです。
しかし、これ以上インクの入ったペンを増やしても仕方がない、というか面倒見切れないので、これはこのまま保管しておいて、イヴェントの景品にでもする予定です。
ヨーロッパ標準タイプのショートカートリッヂが2本付属しますが、この2本をお尻あわせで胴軸にいれ、そのまま首軸と結合して締め込んでいくと、写真からもわかるように、首軸側のカートリッヂに槍が刺さるようになっています。こういう手間なしな設計も、このペンが学童用であることの証、ではないでしょうか。
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