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2021年8月24日 (火)

えんぴつ

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 なかなかにりりしいお姿で「いざ、行かむ!」とお散歩に臨む「ちち(仮名)」さん。お盆前から続く長雨の期間には調子が良くなくて、わずかな雨の止み間を狙ってお散歩に行っても為すべきことをせず、家に帰って部屋の中でやらかす、という感じだったのですが、夏休みが明けて飼い主がしっかりとお仕事に行くようになってから、俄然お散歩の際の様子が良くなりました。

 調子が悪いときには、胴輪を付けてもカビゴンさながらに「重くなる」の技を使って家から出ようとしなかったのですが、最近は声をかけると玄関までトコトコ歩いてきます。そしてドアを開けて外に出るとこのお姿、となるわけです。

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 いつどこで、いかなる理由で手に入れたものか忘れてしまったえんぴつ。特徴としては,とにかく大きいこと。そして大きいにもかかわらず、いろんな意味できちんとえんぴつとしての機能を持っているところが立派です。

 拙Blogを書くときに飼い主が座っている椅子に置いてみました。身長170センチ、座高は昭和生まれにつき非公開の飼い主が座って、背もたれに体を預けたときに頭も支えてくれる、というほどの大きさの椅子です。ほとんどの椅子は、座ったときに肩の辺りまでしか背もたれがないものですが、これはあちこち探して背もたれの高い、それでいてお値段お安いもの、ということで買った椅子なのです。

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 一番手前はカトウ製作所の萬年筆。その奥は同じくカトウ製作所のペンシルフォルダー。単にセルロイドの色がえんぴつと似ているというだけの理由で引っ張り出されてきました。巨大なえんぴつゆえ、短くなっても、このペンシルフォルダーの助けをかりることはできません。

 このえんぴつを手に入れたときには、拙Blogでも取り上げたはずなのですが、もう過去記事を検索するのも面倒です。2008年の9月16日から書き始めて、2020年の1月半ばまで毎日更新を続けていたのですが、どうもその当たりでどこかのネジが緩んだらしく、1年半ほどほったらかしにしておりました。最近、部屋の整理をしていたら出るわ出るわ、ホコリとともに大量の萬年筆、ということで、少しずつでも紹介していこうか、という気になったというだけの話なのです。

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 黒鉛の芯で文字を書く、これはえんぴつの本来の機能。お尻に消しゴムがついていれば、書き損じた文字などを消すという機能も加わり、さらに六角形の軸を持つものであれば、授業中に野球ゲームをするときに欠かせない道具ともなります。ここらへんの目が出ているうちは良いのですけれど、ヘタに良い目が出て「うぉ~」なんて雄叫びを上げてしまうと、ゴルゴ13並の正確さで覇者されたチョークに眉間を打ち抜かれてしまう、ということにもなりかねません。

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 職業柄、子どもがこんなものを持っていたら「ぼっしゅぅうぅ」と主審さながらに宣言してしまうわけですけれど、心の中は平穏ではありません。まぁ自分の授業がえんぴつに負けたわけですから、さらに芸、もとい授業の腕を磨かなければ、などと思っていたことでした。

 高校生の頃、ロッキード事件で一躍その名を馳せた「鬼頭判事補」そっくりの容貌を持つ国語の先生から、授業中に内職するんじゃない、やらねばならないものなら机の上に出して堂々とやりなさい、と教えられたことが忘れられません。こういうのを薫陶というのでしょう。

 次回は、本日の脇役を主役に据えてお送りします。

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