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2021年8月29日 (日)

印度

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 エアコンの風が直撃する場所で眠る「ちち(仮名)」さん。朝は7時前にお散歩に行くのですが、その時点ですでに刺すような日射し。夕方のお散歩は17時頃だったのですが、連れて行ってくれていた妻が入院中であることと、何よりその時間ではまだ路面の温度が高いので肉球を火傷する恐れがある、ということで早くても18時過ぎにずれ込んでいます。

 誰でも知っている大企業の役員を務めている人が印度に駐在されているときのお話を聞いたときに、落語の「嘘つき村」っていうのも事実なのかも、と思ってしまったほどでした。気温50度、きちんとしたホテルでシャワーを浴びた女性が尿道炎になった、などなど、お酒の席での話ですから多少割り引く必要はあるでしょうけれど、この日本ごときで暑いといっていてはバチがあたりそうです。

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 明らかにバランスのおかしいこの萬年筆。件の役員氏がインド駐在中に職人さんに作ってもらったものです。そういう珍しいものが手に入るというので私も私もと何人もの人が希望して、それをまとめて現地でオーダーしてくださったものです。とにかく,小さいのです。極端に小さい萬年筆を見るとインクはどうするのかな、と気になりますが、当然(?)アイドロッパー式です。

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 並んでいるのはセイラーのコンヴァータ。この萬年筆はコンヴァータよりも短いのです。けれども、キャップを嵌めた状態で見えている胴軸部分の長さを考えると、おそらくセイラーのコンヴァータよりもインクがたくさん入りそうに見えます。

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 筆記時にはこうやってキャップをポストしますが、それでもPILOTのCON-70よりも短いのです。キャップをポストした上で、チビた鉛筆で書くときのように手の中に抱き込んで書くことになるかと思いきや、以外にも自然な感じに握れてしまいます。

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 まぁ冗談にしか見えませんが、年配の方ならご存じのように、昔は観光地のお土産なんかでこういったマイクロ萬年筆がけっこう存在していたのです。そしてそれらは、さすがの日本製と言うべきか、小さなゴムサックを内蔵しているものが多かったようです。少なくとも私の手元にあるものを見ると、そのすべてがゴムサックつき、あるいはかつてついていたというものです。

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 我が国におけるコンパクトな萬年筆代表との比較。首軸から突き出ている黒い棒状のものがなければ、このサイズのペン芯ではインクを支えることができずにボタボタとペン先から落ちることでしょう。こいつを伝って少しずつペン芯の方へインクを送り込まなければとても書けたものではないと思われます。かつてインクを通してみたときには、意外にも(失礼)ちゃんと書けました。インドの職人、恐るべしです。

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