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2021年8月27日 (金)

みどり

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 可愛い可愛いといいつつも、やっぱり「ちち(仮名)」さんは獣なのだなぁ、と感じる1枚。この直前まで、飼い主の横にピタッとくっついて寝息を立てていたのですが、おっ、もう寝る時間だ、と体内時計に教えられてケージへと入ったところです。それだけなら単に賢いワンコ、なのですが、彼女の場合、ここからワンワンとうるさく吠えるところが難儀です。

 彼女がおばあちゃんと呼ばれるようになる前、夜が更けてもなかなかケージに入ろうとしないので、ケージに入ったらおやつをあげます、という作戦をとったのが失敗のもと。以来彼女は、その「賢さ」を遺憾なく発揮して、ケージに入って寝てやるからおやつ寄こせ、となったのです。最近は体力の衰えとともに、ケージに入ってしっかりと寝たい、ということで、寝たいからおやつ寄こせ、となっているわけです。

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 ツルレイシ(ゴーヤ)の花。中心部がオレンジ色ですから雄花でしょうか。そうであればこの花の枯れたあとに実はなりません。夏休みも終わろうかというこの時期ですが、まだまだ花は咲きます。ただ、受粉させてくれる虫の都合もありますから、実がなるかどうかは?です。

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 ニガウリという別名が素直に頭に入るこのヴィジュアル。人間はこの苦い状態の実を食べますけれど、当のゴーヤはそんなことを想定していたわけではなくて、このあと熟して甘くなる時期に実の色もオレンジ色になり、実を食べる鶏から見たらおいしそうな感じになるわけです。

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 知らない人はゴーヤがオレンジ色になると「腐った!」などといいます。まぁ完全に間違いではないですけれど、そろそろ食べ頃ですよ、ということを鳥たちにアピールすべく、よく目立つオレンジ色になるわけです。緑色のゴーヤを有り難がるのは人間だけです。ゴーヤにすれば、繁殖可能な種が準備できたところで鳥に食べてもらわないといけませんから、その前に食べられないよう、苦くしているわけですが、人間はそれを喜ぶという皮肉な結果です。

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 ということで、まともな人間もヘンタイさんも喜ぶ緑のペン、ペリカンのM400です。吸入式ですから、インクの色を替えるときなど綺麗に洗おうと水につけておくと、この美しい縞模様のボディがぶよぶよになってしまうことがあるそうです。実際この個体の胴軸も、人間でいうところの肌荒れみたいになっています。

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 こんなんで餌もらえるんかいな、という10本アニメの出来損ないみたいなひな鳥。昔のペンは良い、絶対的に良い、なんて人もいるようですけれど、このあたりは古さと新しさのバランスがとれているんじゃないでしょうか。最新のペリカンはすばらしいけれど,でもちょっと前のものはもっとすばらしい。それではさらに前のものは・・・と遡っていくと、もうこんなのは実用品としてどうなのよ、ということになります。なので、あまりにも古いペンには手を出さないようにしているのです。

 

 

 

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