世代交代
早々とお休みになった「ちち(仮名)」さん。お母さんの姿が見えない我が家、長雨の続いたお盆と、彼女にとってはけっこうなストレスのかかる時期を通り過ぎて、ようやく体調やメンタルが安定してきた感があります。明後日になれば、お母さんも帰ってきますので、さらに落ち着きを取り戻すのではないかと思います。
基本的に寂しがり屋さんのワンコの中でも、柴犬は比較的我慢強い方だと言われておりますが、ここ2年ほど、日中のほとんどを一緒に過ごしていたお母さんの姿が見えないのは、相当なストレスであったようです。とにかく家族にやたらとくっついてくるのがその証拠です。
美しいPCを作ろう、というコンセプトで組み上げた1台。何よりも見た目を優先してしまったので、あらゆるところが扱いにくく、開けて中を見る気もしません。神戸で萬年筆関係のイヴェントが開かれていたときに、たまたま覗いたお店に現品処分品として展示されていたケースに一目惚れ。むさ苦しいオッサンですが、小さくて可愛らしいものが好きなのです。
ABEEという、今は亡きブランドのPCケース。メタリック調の空色の外装、Mini-ITXのマザーボードとストレージがギリギリ収まるコンパクトなボディ。当然、電源を内蔵することはできず、ACアダプタアダプタ駆動のデスクトップPCという変なマシンです。
大きさ比較のために登場してもらっているのは、丸善のニューセンチュリーです。プロフィット系のシェイブ、スターリングシルヴァーのボディにブルーチタンコーティング、という重たいペンです。実物は後ろのPCがネットよりも美しい色ですけれど、同系色なのでそうは見えないのです。もちろん、写真を撮った人の腕が悪い、というのが一番大きな理由ではありますが・・・。
で、こいつの中身にはこんなパーツが組み込まれています。グラフィック機能を統合したCPUがオンボードというマザーボード。そのままでは絶望的にグラフィックが弱かったので、ロープロファイルで収まってファンレスでそこそこの描画性能があるもの、ということで選ばれたグラフィックカード。リヴィングルームに隣接する部屋に設置して家族が使うマシンとして作成したものです。何とも貧弱な構成ですが、組み上げた当時は割とキビキビ動いていた・・・ように感じられました。最近、久しぶりに電源を入れて使ってみたところ、文字通り時が止まったかのような感覚に襲われました。これはもう、イラチの私には実用できないレヴェルのものです。我慢できません。
ですので、退役してもらうことにいたしました。手持ちの電源とケース、なぜか未使用のSSDを活用し、メインPCがネットから取り外したデータ格納用のHDDなども組み込んで、いざというときには予備機として実用できる性能を持ったPCを組み上げます。あと必要なパーツはマザーボード、CPU、メモリ。これをM800が買える程度の予算で調達すべく、あっちこっち探しておりますが、安くともしばらくの間陳腐化しない、実用できるマシンを作ります。
ちなみに写真のニューセンチュリー、Bニブ付きで、封筒の表書きなどに活躍してもらっていますので、こちらは今後も現役続行です。
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