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2020年1月10日 (金)

営業

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 肉球が実にチャーミングな「ちち(仮名)」さん。我が家のワンコたちは、基本的にあちこち触られるのは好まないように思います。それでも歳月をともにするにつれて次第に変化してきて、いまではぺったりと飼い主にくっついてきて、「撫でて」と前脚で腕を引っ張る、なんてこともするようになりました。肉球なんかをぷにぷにしても、それほど神経質に怒るわけでもありません。

 本日は人手不足のため、中学3年生所属の先生方に代わって営業活動に出かけておりました。私立高校を受験したい、という生徒のために、入試の難易度やら何やら、細かなことについての情報収集をするために先方へお邪魔する、というもので、この時期、どこの中学校の先生方も着慣れないスーツを着てあちこちの私立高校を訪問しているはずです。

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 その高校に絶対入学したい、なんていう生徒がいる場合は、人物的に優れているので推薦入試が受けられないか、なんていう交渉をしたりもします。そこまでやっても、誰に感謝されるわけでもないのですが、やらなければ何か心配、というので続いている習慣です。

 はたして、中学校はどこまで入試の面倒を見るのが良いのか、最近はいろいろと考えます。かつては中学校の要員が願書の書き方を指導し、書き上がった願書を点検して、校長印をおして持って行かせる、という形でしたけれど、最近はWeb出願が主流となっていますので、結局は本人と保護者が責任を持って出願書類を整えてください、と言うしかありません。

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 あちこちの私立高校を回り、情報収集を終えると、お土産を買って職場に戻ります。本日のお土産は動物の形をしたマシュマロ。職員室で皆さんお好きな動物をお選びください、とすすめて、最後まで残ったのは茶色いクマでした。可愛らしさが足りないのかも知れません。

 で、実際の入試は節分を過ぎた頃。昨今は少子化が進んだせいもあって、私立高校受験者の合格率はどんどん上がっています。で、本命は公立高校で私立はいわゆる「滑り止め」という生徒が、私立に受かって「私は出来る!」と勘違いをして、2月3月とけしからん態度で中学校の授業を受けた挙句に公立高校の入試に失敗する、というケースが増えています。

 少なくとも私の勤務する県では、内申書に生徒を悪く書くような、そういう記入欄がそもそもありません。実力から見て通るはずなのに落ちてしまう、っていう生徒は、結局のところ、私立に受かってのぼせ上り、いい加減な学校生活を送った結果、効率の入試前に実力を落としてしまう、ということが多いのです。皆さんの身近に高校受験を控えている人がいたら、アドバイスしてあげてくださいね。

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