競り合い
丸くなって寝ていたのに、ふにゃぁあと猫のような声を上げたかと思ったら展開してしまった「ちち(仮名)」さん。飼い主も寝転がって録りためた海外ドラマなんぞを見ていたのですけれど、前脚の感じが面白かったのでパシャリ。カメラが大嫌いな彼女ですけれど、熟睡しているときに撮られてしまうと防ぐ手立てはありません。
お正月休みに捜索していて見つけたペンケースから出てきたボルギニの萬年筆。木軸で、住友林業の何周年だかの記念品として関係先に配られたもののようです。キャップリングにしっかりと住友林業の名前が入れられています。
ペン先は鉄ですし、カートリッヂ/コンヴァータの両用式。機構的にはマニアックな魅力は無いのですけれど、軸が美しいというのがすべてでしょう。かつては某巨大オークションにもよく出ておりました。
鉄ペンですし、所有者にとっては元値がただというペンですから、けっこう安い値段で出品されていて、それならと入札したのですが、ほかにも狙っている人がいて、どんどん値段がつり上がっていき、結局、落札には至りませんでした。
で、後日、WAGNERの会合に参加したときに、このペンを落札した人に出会いました。いや、珍しいことではありません。こんなペン、ほかには絶対誰も欲しがらないだろう、と思っていたのに、どんどん値段がつり上がっていって、誰や、こんなモン欲しがるのは、と思っていたら二右衛門マスターだった、なんてこともありました。競っている相手が知り合いとわかっていたなら、そこまで吊り上げなかったのに、と残念に思ったことでした。
その後、同じペンが出品されていたものを見つけて、競り合ったときとは比べものにならないような安価で落札することが出来ました。インクを入れて使っていた記憶は無いのですが、久しぶりに見ると焼けまくっていますし、インクも付いているような気がします。お掃除が必要ですね。
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