失われる習俗
長女の膝の上に抱きかかえられてどうすることも出来ない「ちち(仮名)」さん。飼い主に向かって「助けて」という視線を送ってきましたが、飼い主は「おもろい」と写真を撮るばかりで何もしてくれません。
柴犬の「シバ」とは「小さい」という意味である、とも言われます。亡くなった「くま(仮名)」さんは柴犬としては標準、もしくはやや小ぶりといったサイズ感でした。写真の白いワンコは、雄の柴犬でもこの大きさはそういません、というほどの大きさ。よく食べてよく寝る子ですからここまで大きく育ったのでしょう。
さるSNSの記事で「割り箸を繰り返し使用するなんて信じられない!」という趣旨の記事を見かけました。夫の実家ではお正月に各人が使った割り箸を洗ってまたお膳に出す、それが生理的に受け付けられない、というお話でした。それ、割り箸じゃなくて延寿箸でしょ。ぬってない木のお箸は割っても割らなくても割り箸なのかっ! とツッコみたいところですが、ものを知らなくても衛生意識はしっかりしてますね。
私の実家では、家族各人の延寿箸の袋に名前を書き入れて、食事が済んだらお湯などでさささっとすすいだ自分の箸を袋に収めて再利用、というお正月でした。そのなごりで、我が家でも元旦には私が家族の名前を書くのです。もちろん、良い萬年筆を使います。
お正月が終わったら、延寿箸はどうなるのか。そう遠くないタイミングで、二つに折ってゴミ箱行きです。もちろん、折って捨てるのは私。白木のお箸ですし、あまり長いこと使っているとカビが生えます。そもそも、カビが生えたのを見てしまうってことは、それ以前にお箸が相当やばいことになっているということでありますから。
この延寿箸、昔は我が家の氏神様から送られてきたものを使っておりましたが、最近はお参りをしていないので近所で買ったものを使っております。お正月のお箸のため、というわけではありませんけれど、氏神様にもしっかりとお参りに行かなければなりませんね。
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