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2019年11月 5日 (火)

新旧

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 これもまた、小さなクッションにしがみついて寝る「ちち(仮名)」さん。ワンコの形をしたクッションの、前脚で形作られる馬蹄形にあごの部分をはめ込んで眠るのが落ち着くようです。

 飼い主は本日遠方への出張でした。代理での出張ながら、出張先には非常に気分の悪い婆さんがいて、一人で毒づいておりました。しかも、その矛先は私の所属しているブロックに向けられていて、悪意があるとしか思えない攻撃ぶりでしたので、さっくり聞こえないふりをして通しました。アホは相手にしないのが一番です。

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 長年風雪に耐えてきた叡電鞍馬駅前の天狗さん。台風で自慢の鼻が折れてしまうというアクシデントに見舞われながらも復活して元気な姿を見せてくれておりましたが、このたび、後進に道を譲ることになりました。

 実に天狗らしい顔つきです。小さな子どもが見て泣き出すぐらいでないと天狗は務まりません。こう見えても軽い素材で出来ているそうで、そのせいもあって痛みも激しく、引退することになったのです。

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 引き継ぐのはこちら。新進気鋭、な感じがしますが、少し軽いようにも感じられます。昔は凝った造形が難しかったけれど、今ならここまで出来ますよ、ということなんでしょうけれど、無言の圧力、ってものが今ひとつ弱いように感じられます。

 でもこちらも、これから先、鞍馬の厳しい自然の中で幾星霜を経る内に風格が増してくるのでしょう。

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 例によって例のごとく、この天狗さえも自分たちのものにしよう、あるいはすでに自分たちのものだと思っているのか、我が物顔で写真を撮りまくり、触るなと言うのに天狗を叩きまくる、傍若無人な中国人たちがいなくなった一瞬の隙を突いて1枚。仕掛けは簡単で、駅のホームの方を指さして、もう電車が出るよっ! みたいなそぶりをしてみただけです。

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 同じようなタイミングを狙ってもう1枚。雰囲気たっぷりの鞍馬駅の待合室です。冬になるとストーヴが設置され、それを囲むようにベンチの配列が変えられます。雪が積もるころには、旧い方の天狗さんの姿は見られなくなっているわけですが、また来てみたいと思わせる駅です。

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