牛脂補完計画
寝そべりつつも休み無く撫でてくれることを要求する「ちち(仮名)」さん。飼い主が寝転んでいると傍らにやってきて寝そべるのですが、その目的は撫でてもらうこと。一度でも手を出して値で始めたら最後、途中でやめると「なんで?」と頭を持ち上げて抗議の視線を送ってきます。とにかく甘えん坊なワンコなのです。
そんな甘えん坊の彼女ですが、飼い主がお料理(というほどのものではない)を始めると起き上がってきて、炊事場に立つ飼い主の足下にお座りをしてじっと見上げています。
写真は牛脂100グラム。1日あたり200グラム程度とるのが良いようですが、このあたりにとどめておかないとお腹に来ます。この状態でカリッと焼き上げて食べると良い、といわれますが、私には無理です。ステーキの端っこに付いてくる脂身は喜んで食べるのに、それが単体でどかっとくると食べきることができません。
肉団子とお揚げさん。お揚げさんは賞味期限切れが近くて投げ売りされていたものですが、炭水化物がほとんど含まれていないという成分表示を見て大喜び、というものです。これで2食分と想定していましたが、実際には1回で食べてしまいました。そうなると、肉団子の量を減らしておかないとタンパク質過剰になりそうです。
脂が苦手な人は見ただけで戦慄ものでしょう。牛脂を炒めると10数%が溶けてしまうそうです。途中からは自らの脂で自らを揚げるような感じになります。そこで、鍋底に溜まった脂の中に肉団子とお揚げさんを投入してしばし炒めてみました。
そのままでは食べにくい牛脂ですから、細かく切って、しかもスープにしたら少しはマシか、と考えたのです。
焼き色が付いていい感じですね。この後、水を入れてしばし煮込みますが、不要とは思いつつ、例のものを入れてみました。
で、コトコト煮込みます。寒い日でしたので、スープには期待が高まります。脂がたくさん入っていますので、なかなか冷めないスープになります。猫舌の私にとっては食べるのが辛いものでもありますが、体は非常に温まります。
白いのは鶏のつくねに餅を巻いたようなもの。餅は余計ですが、これは少しだけ自分を甘やかすためのもの。実際にはこんなものは入れない方が賢明です。そのおいしさにハマってしまったら大変です。実際、鶏のつくねにはショウガが練り込まれていたので、これまた大変に体が温まりました。
結論から言うと、これなら平気で牛脂が食べられます。牛脂をしっかり食べるとなかなかお腹がすかないのも嬉しいところです。
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