下手くそ
クッションにたどり着いたけれど中には入れなかった、みたいな感じで眠る「ちち(仮名)」さん。「クマ(仮名)」さんが亡くなってからは、お母さんも気が変わったのか、日中はずっとケージの外に出ても良いことになっているようで、ついにはこうしてケージの外にも寝床を置いてもらえるようになったのです。あご枕としてだけ使う、こういう使用法もあるようです。
見事なまでに刈り上げられた法面。草を刈り、刈った草を撤去するのみならず、何年も生えては枯れ、またその上に生えるというのを繰り返す中でヘドロ状になっていた「元」雑草なども綺麗に取り除き、その際に崩れかけた斜面を整地して、このように仕上げてくださいました。
けれど、この作業を見守っていたお向かいの住宅地の住人からは、けっこういろいろな注文が入ったようで、作業をしてくださった造園業者さんもけっこう難儀されたようです。写真左隅に写る用水路に草が落ちないよう、用水路の際だけ草を残して刈り、最後に用水路に沿って草を刈る、という段取りで作業を進められていたのですが、それを見て「用水路の際までしっかり刈ってください!」と文句を言いに来た人ですとか、トラック一杯の分量になるまで、刈った草をいくつかの山として集積してあるのを見て、「刈った草を処分して!」と市役所に苦情の電話をかけた人など。あんたら、草刈りしたことないやろ、というような人ばかりです。実際に作業をしたことがないから、作業の段取りというものがわかっていない。わかっていないくせに、自分が勝手に思い込んでいる段取りと違うといって文句をつける。非常に邪魔な人たちです。
ある日の運動場での計測結果です。この日、私は運動会に向けて、運動場の雑草を刈り取っていたのですけれど、こういう測定結果が出ているのだから作業をやめて中に入れ、と言う人が出てきます。3段になった表示、中央が気温で、最上段がWBGT、すなわち暑さ指数という奴です。この暑さ指数が31を超えた場合、熱中症で倒れる危険性が極めて高いとされていて、運動は禁止となります。
TANITAと書かれている部分に隠れてセンサーがあるのですが、ここに外気が当たらないような持ち方をすると、湿度が上がり、WBGTが上昇します。説明書もろくに読まない人は、ここを手で包むように持って測定しますので、実際よりも高いWBGT値が表示されることになります。この9月、あちこちの小中学校で運動場での運動禁止、なんてことになっているのですが、半分以上は測定方法の問題ではないかと邪推しております。実際、私の勤務先ではこれまで31を超える値を計測したことなど一度もないのです。これからも、熱い中でしっかり草刈りをして体重を落としたいと思っている私です。
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