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2019年9月

2019年9月30日 (月)

仕方ない

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 お帰りぃ、と迎えてくれる「ちち(仮名)」さん。こういうのはいいですね。日が暮れてしばらくした頃に家に帰って、夕飯までは少し時間があるので、ワンコと遊んで過ごす。そういう生活に憧れます。

 学校の先生という仕事をしている限り、そういう日はめったにありません。私の職場の場合、8時25分から16時55分までが拘束時間となります。公務員なので1日の勤務時間は7時間45分。そこに45分間の休憩時間を加えてトータル8時間30分の拘束です。しかしながら給食指導という悪魔がいますから、先生に昼の休憩時間なんてものはないのです。文科省が先生を魅力ある職業にする、なんて言っているようですが、この悪魔がある限り、昼ご飯を落ち着いて食べることも出来ないクソみたいな仕事、と敬遠されるのは当然のことです。

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 先生1人につき1台のPCが与えられているかどうか。そういうのを調査すると、奈良県は達成率で全国最下位クラスだそうです。職員室の片隅に旧式なPCが数台、なんてのが普通なのです。だから、情報セキュリティなんて言葉は知らないふりをして、先生が個人的に保有しているPCを業務で使わざるを得ないのです。BYODなんて気取っている場合ではありません。で、今後5年以内に、全国一を目指す、のだそうです。奈良県の先生すべてに1台ずつ、校務用のPCが与えられている、という状況に持って行くのだそうです。

 その中で検討されているのが、写真のようなシステム。朝、出勤したら自分の机上にあるPCにログオン。これが出勤時刻として記録されます。そして変えるときには忘れずにPCをシャットダウン、もしくはログオフ。この時刻が、退勤時刻として記録されるのです。私の勤務している自治体は嬉しいことに一人1台のPCというのが何年も前に実現しているので、すぐにでもこのシステムが入るか、と期待していたのですが、実際には別のシステムが導入されました。

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 10月1日から使用開始となるこのシステム、1人1台のPC、それにログオンするために、IDとパスワードだけではなく、個人認証用のICカードを併せて使用する仕組みなので、そのカードを読み取り機にタッチして、出退勤の時刻を「打刻」するというもの。これも多くの事業所で使われていますね。市役所がこのシステムなので、システム上の親和性なども考慮してこうなったのかも知れません。

 当たり前の話ですが、日付の上での「1日」の中で勤務が完結するという考え方が基本ですから、この機械は深夜0時に再起動します。0時を越えてから退勤しようと「ピッ」とやると、それは出勤時刻として記録されます。結果、その人の退勤時刻の記録は欠落となりますので、翌日以降に自分のPC上で修正打刻を行うことになるのだそうです。そして面倒なのが、その際は必ず管理職の確認が必要だということ。私の職場には日付をまたいで「勤務」する人なんて指で数え切れないほどいますので、日々の確認作業、実に面倒なことになりそうです。

2019年9月29日 (日)

遅い歩み

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 どこまで近づけるのか、と写真を撮りながら「ちち(仮名)」さんに接近。ここまでが限界で、この先に進むと目を空けてしまいました。飼い主は断糖高脂質食で「健康に」なろうとしていますが、いわゆる「金森式」を実践するのはなかなか大変なもので、特にこの週末はいわゆるケトフルーではないかと思われる状態に陥って、ずっとゴロゴロ寝て過ごしました。実にしんどいものです。

 糖分をエネルギーの中心に据えて、というと聞こえはいいですが、私などは完全な糖中毒。糖分になる炭水化物は大好きですから、それらを断って生活するというのはけっこう苦しいものです。

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 脂質を摂り、それをそのままエネルギーとして使う、やってみるとそれ自体は体に良く、エネルギーのもちも良い、とにかく元気になるのですけれど、それはスタートして間もない頃の話。だんだんと、しんどい時期に入ります。写真のような危機に息を吹きかけて、9を超える数値が出るようになるまで頑張る、ということらしいのですが、そこまで行く前に胸焼け胃もたれで死んでしまいそうです。

 もともと1日1食な人だったことはある程度プラスに作用しているようです。脂質中心の食生活をしていると、ひだるい感じはしないけれども空腹感はしっかりと感じる、という不思議な状態を経験します。そういうとき、バターコーヒーを飲んだりするのですが、どうもそれは脂質過剰になるようです。エネルギーはまだまだあるけれど、空腹感だけを感じるのですね。

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 この辺は個人差も大きいようです。こんな測定器を身につけて、ほぼリアルタイムで血糖値をモニターするのがおすすめ、といわれますけれど、測定器と2週間分のセンサーとで国産の金ペン付き萬年筆が買えるほどのお値段になります。張り切って購入した牛脂も、どうもお腹に合わないようなので、当面は、脂身の目立つ安い切り落としのお肉や卵などを食べて脂質を摂りつつ、体を慣らしていくことにします。

 体重の方は、水分が抜けて体重が落ちる、という段階をようやく過ぎたようで、夢の60キロ台突入が間近に見えてきました。それでも、私の標準体重というのが63キロあたり。まぁ65キロまで落とすにしても、まだまだ時間がかかりそうです。

2019年9月28日 (土)

恥知らず?

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 クタッとこぼれ落ちて眠る「ちち(仮名)」さん。こうしてワンちゃんが寝ている間にも、二酸化炭素がどんどん排出されていっているのですね。それが原因で地球温暖化が進むのですから、究極の対策は植物だけ残してみんな死んでしまうことです。そうすれば二酸化炭素からの光合成で酸素がうまれて、地球温暖化の問題も解決に向かうでしょう。大問題だっ、と喧しく言ってる人類が滅んでしまえば、何の問題もないのです。

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 さて、この製品もまた、お金のことと、経済発展がいつまでも続くというおとぎ話ばかりの中から産まれたものなのかもしれません。金属でもなくセラミックでもなく、その両者の良いところを併せ持っている素材。けれど、役目を終えた後の再利用については、一体とどうしたものかとみんなが頭を抱えている、そういう素材、グラファイト。廃グラファイトを主原料にして造られた、すべてが芯である鉛筆です。ただし、お尻の部分にはちゃんと消しゴムも付いています。

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 この専用の鉛筆削りを使えば、そう、またゴミが出ますね。怖い顔をしたスウェーデンのお嬢ちゃんにシバかれるかもしれません。私なんぞは地球温暖化に関して、ある意味トランプ米大統領寄りの立場なので、鉛筆やもん、丸ぅなったらそら削るやろ、という立場ですけれど。こういう、新製品大好きです。グラファイトの廃棄物なんて、これといった再利用方法がなかったのですから、けっこういい発明と思います。

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 真っ黒ですけれど、手に持ったときに手が黒くなることもありません。グラファイトにバイオポリマーの「つなぎ」を入れてあって、それがこの鉛筆の形を保ち、そして手の汚れを防ぐ役割を果たしているのだそうです。一般的な鉛筆と比べて20倍以上書くことができる、というところをしっかりアピールすれば、「よくもそんなものを」と言われないで済むかも知れません。もっとも、彼女は学校に行く機会が少ないようですから、普通の鉛筆ですら使い切ることはないのかも知れません。

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 これもバイオプラスチック製の消しゴム。綺麗に一体化していて、消しゴム付き鉛筆では不可避だった金具もありません。哀しいことに私は鉛筆をあまり使わない、いや、筆記具自体めったに使わないので、普通の20倍書けます、なんて鉛筆は一生かかっても使い切れないでしょうけれど、「新モン喰い」ですから。ちなみに、おそらく多数派と思われる右利き用は赤色の消しゴムと鉛筆削りが付き、左利き用は黄色のものが付きます。

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2019年9月27日 (金)

久しぶり

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 飼い主とともに嫌いなカメラが来たのでどうしようと思っていたら、いつもご飯を暮れるお母さんが通りがかったので、そちらに目が吸い寄せられている「ちち(仮名)」さんです。わんこの顔が付いたクッションなんてものは、人間様が喜ぶだけのもので、ワンコにとっては顔があろうがなかろうが関係のないところなのでしょう。ただただ、寄りかかって眠るのに気持ちよければそれで良いのです。

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 そこらをごそごそやっていたら出てきたインク。中身が蒸発する前に使ってやらないといけませんが、目詰まりがないとうたわれてはいてもそこは顔料インク、どんなペンでも安心というものでもないでしょう。まずこれ、毎日のように手に取って使うようなペンに入れるのが望ましいところです。職場で使う萬年筆、青系統のインクを入れているものはどれも太字ヌラヌラ系なので、細字でかっちり文字を書くような、そういう用途のペンに入れようと考えました。

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 そこで選ばれたのが、限りなくセイラーに近そうなこれ、大橋堂です。大橋堂さんのペンクリニックというか、健康診断に持って行くと、極黒とか青墨、蒼墨なんてのはこまめにお掃除してください、といわれてしまいますが、それでもペン先とペン芯、とりあえずの相性は悪くなさそうに思います。しかもこのペンは極細字。かっちり書くのに適していますから、毎日のように手に取る可能性が高まります。

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 インクをセットして、少し待って、キャップを閉めて少し振ったりなどもして、結局インクが降りてこないので、大先を洗ってみました。いい感じです。蒼墨だともう少し淡い感じになりましょうか。線が細いので、これくらいの濃さがあった方が良いかと思います。しっかりと毎日使ってやって、ご機嫌を損ねないようにしなければなりませんね。

2019年9月26日 (木)

市ヶ谷

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 はみ出し、崩れ落ちて眠る「ちち(仮名)」さん。これでも彼女としては落ち着いて眠れてはいないようで、結局はケージの中に入らないと眠ったことにはならないようです。けれども、「クマ(仮名)」さんがこの世を去ってからというもの、ほぼ毎日、日中はこうして外に出してもらっているので、外で眠ることにも慣れ、最近はいびきもかくようになりました。

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 この夏の、というか今月の初めの思い出の品です。思い出の、という割には購入したことを忘れていて、そのときに持っていた鞄を開けてみて買ったことを思い出した、という代物です。こんなもの、全国どこにでも売っているだろうに、なぜか東京、市ヶ谷駅前にある本屋さんで購入したというのもおかしなものです。

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 こういう「1本で全部出来ます」系のものにはロクなものがない、というのがお決まりなのですけれど、それでもこういうものへの憧れというのはなくなりません。ネジの頭にある溝さえしっかりと彫られているならば、この製品のうたい文句どおりになるはずです。一応は日本製なので、最低限の品質は保証されていると考えても良いのではないかと思います。

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 配線の取り外しにも便利、って、それ、一般的には資格がないとしてはいけない作業になるのかもしれません。こういう作業は学校にいるとしょっちゅうやるのですが、一応、壁の中は触っちゃいけません、というのを守って、壁の中から引っ張り出して作業しています(詭弁)。

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 これはもう、学校では必須の機能ですね。ヒートンねじ込むのに、ペンチで挟んだりしていますから、これがるとすこし楽になるのかも知れません。でも、一番の問題は何かというと、こういう道具がいつでもさっと出せれるところにあるかどうか、ということなのです。学校という所はそこが非常に弱いので、この道具も、私がしっかりとキープして人には貸さない、それがポイントになるのです。

2019年9月25日 (水)

枠にはめるだけ・・・

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 綺麗にクッションに収まって眠る「ちち(仮名)」さん。直前まで頭を中に突っ込んでいたのですが、写真を撮ろうとして飼い主が動き始めたので目を覚まし、その後、再び目をつぶったところなのです。

 新しいiPhoneを手に入れたときに、「新モン喰い」としてはうれしさ爆発なのですが、画面の保護フィルムですとか、機体の保護ケース、さらには持ち歩くためのケースなど、いろいろと手配をしなければならず、さらには環境やデータの移行という問題もあります。今回、青歯関連でいろいろと躓きましたけれど、基本的に前機種と同じ大きさや厚さですので、特にこれといって困るものはありませんでした。

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 いつもショップに行ってガラスフィルムを買い、熟達したスタッフに貼り付けてもらっていたのですが、今回は大昔にそうであったように自分の手で貼ってみよう、などという大それたことを思いついてしまいました。その昔、Palmを持ち歩いていた頃には、それこそ息を止めて自分で貼り付けていたものなのです。

 で、取り寄せたガラスフィルムですが、この時点で失笑です。思えば、すでに暗い未来を暗示していたのかも知れません。

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 まず、iPhone本体にこういう枠をはめます。そうすると、画面の周りに少し縁が飛び出すので、縁の中に収まるようにガラスフィルムをそっと置く、ただそれだけでOKという製品です。これで上手く貼れないのはよっぽどだ、というようなものなのです。

 で、実際、自己吸着式ですので、きれいに貼り付きます。けれど、よくよく見ると、何箇所かホコリが混入しているところがあります。念入りに画面を拭いたはずなのですが、老眼の哀しさ、小さなホコリが残っているのを見逃したのです。

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 そういうときは、そこで諦めるべきなのです。けれど私はバカなので、刈ったなーフを持ち出してフィルムの縁に挿し込み、そっと持ち上げて画面を拭いてまた戻す、という禁断の技に手を染めてしまいました。そんなこと、手練れの者にしか出来ないことなのに。

 結果、こうしてガラスフィルムが寂しく放置されている、というわけです。何度か持ち上げて貼り直しを試みる内に、肝心なフィルムの内面にホコリが入り込んで、さらにひどい状況に。もはやどうすることも出来ません。結局は、上手な人に頼ることになりました。しっかりと見ることが出来る目があるのなら、こういう製品、失敗なく貼れると思います。私には無理ですが。

2019年9月24日 (火)

白いくま

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 また余計なものを買ってしまった・・・とつぶやきつつ、我が家まで連れ帰ったケーキ。先週と今週、1週間ずれて長男と次男の誕生日なので、2週連続でお誕生日を祝うケーキを買って帰るのが私の役目なのです。

 お月見の季節に、白くてまん丸なクマの顔を模したショートケーキ。乗せられてる感が半端ないのですが、これ、はじめてではなく以前にも買って帰ったことがあるように思います。およそケーキの類いは好きではないのですが、こういうレアチーズ系のケーキなら何とか食べることが出来るのです。

 糖質を断つようにしていますので、少しの量でも糖質を摂りますと、その後の生活が苦しくなります。具体的には、体がだるくなるような感覚に襲われてしまうのです。本日はお祝いのケーキを少しだけいただいて、そしてこのケーキ。それで夕食を終えました。

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 いや、私は終わってない。私だってみんなと一緒に家族のお誕生日を祝いたい、と主張しているワンコがおりますが、そちらは無視することにしましょう。彼女も血液のpHを整えることと、体重を落とすこと、この二つのために頑張っているのですから。

2019年9月23日 (月)

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 実につまらなさそうに寝ている「ちち(仮名)」さん。本日はお彼岸の中日なので、飼い主は強い風の中高野山へ。これがまた、珍しく早く目が覚めたのでさっさと家を出て電車に乗って・・・というところで、駅前のいつも利用している花屋さんが開店前。まぁいい、高野山にも花屋はあるわい、と電車に乗り込んで、これがまた順調に乗り継ぎできて、あっという間に高野山上。お目当ての花屋さんは、まさかの臨時休業でした。

 私どもは、お墓に花だけではなく髙野槙もお供えしますので、高野山内ならいつでもどこでも売られている髙野槙を買ってお供え。こういうこともあります。

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 机の引き出しから、こんなものが出てきました。プラチナのコンヴァータです。「純正」の球が入っているものです。その昔、PILOTのCON-50というコンヴァータは棚吊りが起こることで有名でした。コンヴァータに吸入されているインクが、ペン先の方に行かず、お尻の方にとどまってしまうのです。写真のコンヴァータで、金属製の球のあるあたりにインクがなく、空気だけがある、という状態になってしまうので、当然インクが出てこず、スムーズに書くことが出来ないのです。

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 私などは何も考えないでの、ただ何となく、プラチナのカートリッヂから取り出した球をCON-50に放り込んで、その状態でインクを吸入して使っておりました。カタカタと音がするものの、棚吊りは一発で解消です。名古屋大会の会場で、拙Blogを読んで棚吊り改良できた人から突然「ありがとうございましたっ」とこえをかけられ、がっちり両手で握手されたのも懐かしい思い出です。

 本日は萬年筆の日。1809年9月23日、イギリスのフレデリック・バーソロミュー・フォルシュが万年筆の基礎となる金属製の軸内にインクを貯蔵できる筆記具を考案して特許を取得したから、だそうです。

 でも、これまたよく知られているように、やっと保険の契約にこぎ着けて契約書にサインしてもらおうというときにインクがぼた漏れして書類をダメにしてしまい、新しい書類を用意している間に別の業者に契約をさらわれたので、改良に励んで今の萬年筆の基礎となるものを生み出した、というウォーターマンさんのお話もあります。やはり萬年筆、インクが出てナンボ、のものなんですね。

2019年9月22日 (日)

移行完了

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 夜中に突然きゅんきゅん言い出した「ちち(仮名)」さん。こういうときはお散歩に行きたい、すなわち排泄したいと思っていることが多いので、仕方なくお付き合いです。彼女はわがままで、お散歩に行く相手にも好みがあり、次男とお散歩に行った場合はすべてのメニューを消化しないまま帰ってくることも少なくありません。そう、あとで鳴いたらお父さんが連れて行ってくれるという、典型的な躾が失敗したパターンにはまっているわけです。

 で、この写真が、iPhone11の「ナイトモード」で撮れたものです。暗い夜道ですから、基本的にはストロボが発光してしまうのですが、比較的周囲が明るい街灯の下などではこんな感じで撮れます。まずまず使えそうな機能です。

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 新しい機種が来ると、古いのから設定やデータを移す、これがけっこう面倒なのですけれど、昨今は楽になってきています。古いのと新しいのとを2台並べておくだけで、設定はほぼ完璧に移行されます。この写真の画面になった後、新しい機体の方でアプリなんかをどんどんダウンロードしていってくれますので、容量の大きい人でも半日も放っておけば完了、となります。

 このあと、フィルムをめくって画面保護フィルムを貼り、新しいケースに入れて、となるわけですけれど、今回は背面を覆うケースも、腰に着けて電話機を携帯するためのケースも新調不要。代わり映えしない、ということにもメリットはあるのでした。

2019年9月21日 (土)

握られてる人

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 寝ぼけ眼でこちらを見ている「ちち(仮名)」さん。三連休初日の土曜日ですが、家族みんなが慌ただしくしているのを見て、あぁ今日は誰にも遊んでもらえないんだな、と悟っているようです。

 本日は地域の皆さんが主催するコミュニティスクールに関する勉強会をお手伝いするために出勤。「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」の第47条の6に基づく、学校と保護者や地域住民がともに知恵を出し合い、学校運営に意見を反映させることで、協働しながら子供たちの豊かな成長を支え「地域とともにある学校づくり」を進める仕組み、それがコミュニティスクールです。どういうものかよくわからない、という人の方が多いのが現状なので、ここは一つ大学の先生を呼んで話を聞こう、という意識の高い自治会。こういうことでしたら、喜んで休日出勤してお手伝いするのです。

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 で、職場へ向かう道々、そうだ、バターを買おう、と立ち寄ったお店でこんなものを発見。食べてはいけない糖質ですが、思わず手に取ってしまうのが哀しいところ。あざといですね。こういうオッサンをカモにしようと企画された商品です。

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 隣にはこんなものも。いけませんね。おにぎりを2個も食べたら危険です。糖質制限ではなくて断糖というのが本筋ですから、わずかでも糖質を摂ると、それだけで体の調子が崩れてしまうわけです。実際にはどうなるかというと、耐えがたい空腹感に襲われてさらに糖質を摂ってしまうというどうしようもない悪循環に陥るのです。

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 幸いにも職場には何人か若いのがいましたので、おやつ代わりに提供。なぜなら、ここを試して欲しかったから。結論から言うと、香ばしいかと言われたらそうかも知れない。でも、イメージするようなパリパリした食感はさすがにありません、ということでした。

2019年9月20日 (金)

画面をよく見てみた

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 クッションにまたがるようにヘタレて眠る「ちち(仮名)」さん。いろんな姿勢で眠るのは寝返りと同じで、ワンコにとっては気持ちよく寝ているということなのでしょう。

 せっかく開始早々に予約を完了して、これで発売日に新機種を手にできる、と喜んでいた飼い主でしたが、画面をしっかり見ないというオッサン特有の悪癖により、せっかくの機会を逃してしまったのでした。

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 購入手続き開始のその日、喜び勇んで手続きに入ったのですが、何かが違います。これまで求められたこともなかった本人確認書類の提示など、未経験のことが次々と出てきます。なんでこんなに時間がかかるの、と思うほどの長時間拘束されて手続きを終えたと思ったら、来るはずの完了メールが届きません。待てど暮らせどメールは来ず、オンラインショップのステータスも変わらないので、さては間違えたかと再度の手続き。上手くいかないなぁ、と数回繰り返して、ようやくこんなメッセージをいただきました。一安心ですが、やっぱりメールは来ません。

 どこかおかしいんだろうなぁ、とじっくり画面を見ると、購入手続き画面に表示される各項目の中に「修正可」というものがいくつかありまして、ずずずっと下の方へとスクロールしていくと、「内容を修正する」というボタンがあるのでした。オッサンは「修正可」というところをクリックしたりタップしたりして何の変化もないので、妙だなぁと首をひねりながら次の画面に進んでしまっていたわけですが、ここが根本的な間違いだったわけです。

 大事なポイントは、「新規」で手続きをしてしまっていたこと。ここは「機種変更」でないといけません。何度かトライして上手くいかないので、じっくり画面を見て、おぉ、こんな所に修正のボタンがあるのか、と気づいて内容を修正し、再度手続きしたら、1分もかからず完了してしまいました。おかしい、上手くいかん、と怒ってるオッサンに限って画面をよく見ていないのだ、というのは情報機器操作の鉄則。いつもはそれを口にして人にレクチャーしている私がやらかしているのだから大笑いです。

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 で、無事に機種変更の手続きが終わったところで、ドコモ様からまさかのお電話。内容は、3件のお申し込みをいただいておりますが、本人確認書類の画像に不鮮明なところがありまして・・・というもの。ここでまた大笑い。予約した電話機は1台。それに対して、間違えたまま購入申し込みをすること3回。その後、正しい手続きが完了したので、当然この3回はキャンセルだと思っておりましたが、しっかり受付してくださっていたのですね。これ、まじめに鮮明な免許証の画像を送ったら、あと3台買うことができたのでしょうか。もし自分がお金持ちだったらそのまま試してみたかったところです。結局、いろいろと分業していて、横の連絡なんてないのでしょうね。

2019年9月19日 (木)

画面をよく見なかった

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 寝床まで後もう少し、というところで息絶えたように見える「ちち(仮名)」さん。彼女はケージの外に出てうろうろするのが大好きですが、大変臆病なので、実際にはケージの中でないと熟睡できません。よって、ケージの外では少しでも安心して眠れる場所や態勢を求めてあちこちさすらうのですが、その中での一コマです。

 飼い主も、よっしゃこれでOK、と安心したところで大きな落とし穴にはまり、今一歩の所まで行きながら目的を果たせないという哀しい経験をいたしました。当たり前のことですが、画面はよく見なければいけません。

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 深夜の発表会を見て、ちまたの噂通りなのだなと大きな感動もなく、さてどうしたものかと考えたこの電話機。天下のドコモ様に貢ぎ続けて23年、香港から輸入した4SからのiPhone信者で、本来なら「Sの人」でした。ちょっとだけ革新的なiPhoneが出てから1年辛抱して、「改良版」とされるS付きのモデルを購入する、というパターン5S、6Sと来たのでしたが、結局モバイルSuicaを使いたいためだけに中古のiPhone7(Red)を購入して、2年前にはiPhone X狂想曲に巻き込まれて大騒ぎ。つくづくおバカだとは思いながらも、「新モン喰い」の血というものは騒ぎ出したら収まらないものなのです。

 そして迎えた9月13日金曜日の夜。午後9時になったところで画面リロードの嵐。予約画面にたどり着いたらひたすら入力。ただこのときはまだ「勤務時間」中でしたので、頼りない4G回線でのアクセス。午後9時からトライして予約が完了したのが同6分。2年前のXのときには何度やってもつながらず、結局1時間近く遅れての予約完了。その後も発送の順番がなかなか回ってこないのに業を煮やしてアップルストア栄まで行ってのピックアップでようやく手に入れたことを思うと、まぁ今回はさほど欲しがる人も多くないのかな、とも。

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 日付に注目、です。もともとはこの画面、9月13日の21時06分だったのですが、紆余曲折を経てこんな日付になりました。予約することができたら次は購入の申し込みです。それが9月17日から可能、ということで、勇んで申し込みをいたしましたけれど、結論から言うと失敗の連続でした。なぜなら、オッサンが画面をしっかり見ていなかったからなのです。

2019年9月18日 (水)

遊んで・・・

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 カメラを向けられていてもかまわずこちらを見ている「ちち(仮名)」さん。早めにケージに入ってしまったので、遊んでもらう時間が十分ではなかったのでしょう。もう少し遊んで、というアピールをしてきます。

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 職場の監視カメラのモニターをちらっと見てびっくり。巨大アブの恐怖、です。監視カメラの保護カヴァーにくっついているアブ。現物はどれほどのものなのかと早速現地へ出向きました。間に合ってくれ、飛び去らないでくれ、と祈りつつ。

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 わかるでしょうか。やっぱり小さいですね。このアブ、かまってほしかったのか、疲れていたのか、このあと半日ほどこの場所でじっとしていたのですが、その後何処へともなく飛び去っていきました。遊んでやりたいですが、刺されたら猛烈にかゆいので躊躇してしまいますね。

2019年9月17日 (火)

ドーピング

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 くるんと丸まってクッションに収まっている「ちち(仮名)」さん。お疲れのようで、声をかけても目を開けてしっぽを振るだけで、起きてくれませんでした。可能な限り糖質を断ち、脂質中心に生きていこうとしている飼い主ですが、先日のWAGNER大阪では、1次会から2次会にかけて結構な量の糖質を摂ってしまいました。脂質中心の食生活で順調に体重が落ちていても、糖質を摂る日があると、2日ぐらい後に体重が増えるという形で反省を促されてしまうのです。しかし、月曜、火曜と脂質中心の食生活に戻り、その状態で激しい草刈りに挑むと、脂質ってすごいな、と思い知らされます。

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 本日の朝食。これで昼食も兼ねています。インスタントタイプのバターコーヒーで、ちゃんとしたバターコーヒーには及ばない部分もありますが、これでお腹は満足なのですから不思議なものです。このスティック1包に対してお湯を150ccほど、ということなので、でっかいマグカップで飲む私は2包。お湯を注ぐとバターの香りが立ち上ります。MCTオイルを加えるのもアリです。

 で、これを飲んで草刈り開始。朝の9時から夕方の6時まで、水分補給もなしにナイロンコードの交換や給油などを除いてほぼノンストップで刈り続けて、全然平気、というのが我ながら恐ろしいところです。疲れは感じないのに、猛烈に腰が痛くてたまりません。通常、こんなに腰が痛くなるまで刈り続けることはできないのです。そうなる前にへたり込んでしまうからです。

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 汚れないのなら、この前掛けをつけて草刈りをするとぴったりでしょう。本当に疲れが来ない。そして、明日もまたいけそう、という感じがするのが恐ろしいところです。

 腰は痛いし、肩はぱんぱんで、目をこすろうと上げた腕がつってしまう、という状態ですが、元気は元気です。脂質おそるべし、です。

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2019年9月16日 (月)

忘れた頃に

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 本日はとても眠たい「ちち(仮名)」さん。飼い主が帰ってきたのを見て、一応愛想はしてくれましたが、目が完全に寝ておりましたのであえて近づかずにおりましたら、そのまま眠ってしまいました。

 昨日は大阪WAGNERの2次会でおおいに呑んで食べてと派手にやりましたので、本日は家にこもってじっとしながら、高脂質食の人体実験に戻りました。昨日はビール1杯にパスタにピザと、一番いけない小麦系統をけっこう摂っておりますから、まずはそれを抜いて脂肪エネルギー駆動に戻す必要があります。バターコーヒーとか、バターで焼いた目玉焼きとか、そういうものだけで過ごしますが、実に体がだるくてしんどい感じがします。糖質中心から脂質中心へと移行するのはなかなか大変なことで、その移行期には体の不調を覚えます。そして上手く滑り出すと、夢のような生活となって、すぐに停滞期。そうそううまい話ばかりではないわけです。

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 そろそろ完全ワイヤレスなイヤホンが欲しいなぁ、それも手頃なお値段で、などと思っていたときにクラウドファウンディングの最中だったイヤホン。もう相当前のことだったかと思いますが、今ごろになって届きました。

 こんなに小さいのに8時間もバッテリーがもつ、という触れ込みでしたが、どうもそれは Over Promised であるようです。実際には4~5時間ぐらいで切れてしまうようです。現在のメイン機もそんなところですから、予備機としてはまぁ許せるところでしょうか。

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 バッテリー内蔵のケースが非常に小ぶりであること、これにつきます。これなら、ポケットに入れていても存在を忘れてしまうほどです。しかし現状、太っちょでタック付きのズボンをはいている私ですが、将来、上手い具合にすっきりと痩せて、やむを得ずズボンを買い換えるとか、昔はいていたズボンを引っ張り出してきて穿くとかいうことになると、ポケットに響くでしょう。そうなることを祈りたいものです。

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 充電はマイクロUSB。とりあえず電気をしっかり食べさせて、次の週末あたり、どこかに連れ出してどんな音なのかじっくり検証、ということになりそうです。

2019年9月15日 (日)

WAGNER大阪

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 寝ているところを撮られて、寝ぼけ眼でこちらを見る「ちち(仮名)」さん。この後意識がはっきりして行くにつれ、カメラだっ、という感じで目をそらしていったのですが、このときはまだぼぉ~っとしていたので、かろうじてレンズの方を見ているように撮ることが出来ました。

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 エルおおさかでは、本日も実に多くのイヴェントが開かれていました。不登校になってしまった生徒を積極的に受け入れていることで知られる中部地方の学校も、ここで入学説明会を兼ねた相談会を開いていました。まぁ、学校なんて、行きたくなければ行かなくてもいいのですが、そのことで本人や周りが気をもんだりしんどくなったりすることは大きな問題ですから、いけるなら行った方が良いのです。

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 本日の会場は小さめの研修室。岡山大会で使われる部屋ぐらいの大きさでしょうか。これくらいの大きさですと、人と人との距離が近く、濃密なコミュニケーションがとりやすいように思います。怖いから誰にも話しかけられないようにしたい、なんて思っている初参加の人でも、無理矢理誰かに話しかけられてしまいますし、その結果、打ち解けるのも早いのではないかと思います。

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 前途ある若者たちが、広島半氏の講義を受けています。実に危ない光景です。しかもこの人たちは、何人もの先達が警告しているにもかかわらず、いや、警告を受けてなお、広島半氏のお話を傾聴しているようでありました。この中から、次世代の「半」が出てくるのでしょうか。不肖、認定委員長の私からはただ一言、「半は人なり」と申し上げておきましょう。

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 もはやこの会場での2次会はここしかない、と親方も認定したとかしないとか言われる、会場近くのお店です。店員さんの接客が良く、お客さんが多くても料理や飲み物が出てくるまでのレスポンスが良い、というお店。私の隣に座った受付のあの人が、いきなり「あれ、いけない」と席を立ったのでパチリ。確かにこの椅子、着席する前から壊れていましたので念のため。

2019年9月14日 (土)

はかない

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 はみ出して爆睡中の「ちち(仮名)」さん。このところ飼い主は連日遅い帰宅になってしまっております。いろいろと努力しているのですが、相も変わらず夕方から夜に欠けて児童生徒の家に電話をかける教員が後を絶たないこと、これがみんなの帰宅を遅らせる一つの原因になっています。

 教育現場には早急な働き方改革が必要で、さもなくば先生がみんな倒れてしまう、などと言われていますが、先頭切ってみんなを疲弊させるように仕向けている教員が少なからずいることは事実です。こういう人は、日が暮れるまで児童生徒の指導にあたり、それでも満足できずに家庭連絡と称して家に電話をかけまくります。その後、電話では不十分と判断したケースについて家庭訪問に出かけるのですが、その間に、先に電話をかけた家から、学校から不在着信があったのは何事、とコールバックが来ます。午後7時以降は電話に出ない、と決めていることが、ここで崩れてしまいます。もしその電話が、「うちの子、どっかに行って帰らないんです。」という、本来なら家庭から警察にでも相談すべき事案であっても、その時点から先生たちは捜索に参加せざるを得なくなるのです。

 忙しい現場、過労死する人や鬱で倒れる人が山ほど出る現場を作り上げているのは、ほかならぬ教員自身なのです。ここをしっかりおさえておかないと、対策を間違えます。身内が身内を殺すような仕事の仕方をして自己満足している、それが今の教育現場なのです。

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 この夏の思い出。といっても自分ではなく、妻と長女が広島方面に旅行してきたときのお土産です。長年にわたり、妻は海外旅行に行きたいと漏らしておりましたが、私が頑として受け付けないので、ついに自分だけパスポートを取得したようです。これからは妻と子どもたちで海外でもどこでも、好きなところへ旅行してくれれば良いと思います。

 子どもの頃に見た「日本沈没」では、国民がみんな海外に避難しておりましたが、たとえ日本が海に沈むようなことになっても、私は海外には行きません。だって、海外って怖そう、ただそれだけの理由からです。島国根性全開のオッサンですね。

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 こうしてみるとお菓子のようですが、れっきとしたタオル。ちょっとした観光地に行くとよく見かけるやつです。問題は、使ってしまうとそれまで、というところ。未使用の状態のときだけ、あぁお土産なんだな、と思えるという代物です。

 何となくもったいない感じがしておりましたが、このまま放っておくと妻や長女が「ほどいて」しまうでしょうから、お言葉に甘えて私自身の手で「ほどかせて」いただきました。

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 水に放り込んでカメラを構えている間に、もう崩れ始めています。かろうじて紅葉の形を残していますが、どんどん水を吸って膨らんでいきます。しかし、ある程度水を吸ったところでストップ。手で崩すのも面白くないので、表裏をひっくり返してみました。

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 開いてます。四角いタオルを折りたたんでぎゅっと紅葉の形に圧縮していたわけですから、当然、「割れ目」があるはずです。裏側が椎茸を飾り切りしたみたいになっています。

 で、この状態で少しもみもみすると、あっけなくただの四角いタオルになったのでした。この三連休も、同じように儚いものなのでしょう。

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2019年9月13日 (金)

一周・その4

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 珍しく上手にはまり込んで眠る「ちち(仮名)」さん。クッションの縁だけでは心許ないのか、前脚も枕として活用しているようです。この夏の18きっぷ旅もこれが最後、というのと、降りた駅の周辺でじっくり時間を使う、という」自分としてはこれまでになかったパターン、それに、このように辺鄙なところへはもう来ることもないだろうという気持ちからか、山のように写真を撮りましたので、もう少しこのネタで引っ張ります。

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 登れる灯台というのは、現在、国内15カ所だそうです。そうは言っても、沖縄残波岬の灯台などは補修中で近づくこともままならないような状態でしたから、いつもいつもすべてに登れるわけではないのでしょう。ここ潮岬灯台は、アクセスも楽ですし、登るのも楽です。そのせいもあるのか、あるいは中華思想に基づく「日本はわしらのもの」という考えからなのか、ここにも中国人が溢れていました。困ったものです。

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 写真を撮るのだと良い場所に陣取って通してくれない、まずはここで反中感情が盛り上がりました。何か文句を言っていたようですが、かまわず押しのけて灯台の中へと入りました。本当に彼らは、世界中自分のものにしないと気が済まないのでしょうか。

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 これくらいなら、息を乱すことなく登り切れそうです。石の階段、木の内装。外側は最新の素材で巻き直されて強化されているのですが、内部は昔のままに保たれているのではないかと思います。

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 普通に行き過ぎてしまって、戻って撮影。それぐらい、楽に登ることが出来たということでもあります。68段上りきったところからハシゴを登り、灯台上部、灯体の下にある外廊に出ることが出来ます。

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 今は受付のあるこの建物、かつてはここに灯台守が住んでいらっしゃったのでしょう。潮風は感じますが、息が出来ないほどの強風でなかったのは幸いでした。以前、残波岬の灯台に登ったときには息苦しくてどうしようもありませんでした。

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 恰幅の良い人ですと通過するのに難儀しそうなはしご段。狭いので上り下りを分けてあるのですが、中国人にはそれも関係のないことのようです。私の前に登っていった小柄な女性などは、笑いながら降りてくる中国人に押し戻されて怖い思いをしたことでしょう。日本語を話す人も同行していて、なんで日本語は読めないのか、とも思いましたが、違います。言葉で注意されても、注意書き貼ってあっても、そしてそれらの内容が理解できたとしても従わない、そういう人たちだと思って行動する必要があります。本当に危険です。日本に来て欲しくありません。

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 で、灯台入り口の脇に、潮御崎神社はこちらであるという表示があったので、中国人退散を祈るべく進んでみました。このあたりの人は、ここに神を祀り、そして高台から沖合の鯨を見て漁に出る、そういう生活をされてきたのです。

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 腹立たしい思いもしましたけれど、とりあえず潮岬に来ることが出来て、良いお天気の中、巡ることが出来たことを神様に感謝しました。清浄な神域に身を置くと、もう中国人のことなど忘れてしまいます。さすがにここまでは中国人も追っかけてきませんでした。

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2019年9月12日 (木)

下手くそ

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 クッションにたどり着いたけれど中には入れなかった、みたいな感じで眠る「ちち(仮名)」さん。「クマ(仮名)」さんが亡くなってからは、お母さんも気が変わったのか、日中はずっとケージの外に出ても良いことになっているようで、ついにはこうしてケージの外にも寝床を置いてもらえるようになったのです。あご枕としてだけ使う、こういう使用法もあるようです。

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 見事なまでに刈り上げられた法面。草を刈り、刈った草を撤去するのみならず、何年も生えては枯れ、またその上に生えるというのを繰り返す中でヘドロ状になっていた「元」雑草なども綺麗に取り除き、その際に崩れかけた斜面を整地して、このように仕上げてくださいました。

 けれど、この作業を見守っていたお向かいの住宅地の住人からは、けっこういろいろな注文が入ったようで、作業をしてくださった造園業者さんもけっこう難儀されたようです。写真左隅に写る用水路に草が落ちないよう、用水路の際だけ草を残して刈り、最後に用水路に沿って草を刈る、という段取りで作業を進められていたのですが、それを見て「用水路の際までしっかり刈ってください!」と文句を言いに来た人ですとか、トラック一杯の分量になるまで、刈った草をいくつかの山として集積してあるのを見て、「刈った草を処分して!」と市役所に苦情の電話をかけた人など。あんたら、草刈りしたことないやろ、というような人ばかりです。実際に作業をしたことがないから、作業の段取りというものがわかっていない。わかっていないくせに、自分が勝手に思い込んでいる段取りと違うといって文句をつける。非常に邪魔な人たちです。

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 ある日の運動場での計測結果です。この日、私は運動会に向けて、運動場の雑草を刈り取っていたのですけれど、こういう測定結果が出ているのだから作業をやめて中に入れ、と言う人が出てきます。3段になった表示、中央が気温で、最上段がWBGT、すなわち暑さ指数という奴です。この暑さ指数が31を超えた場合、熱中症で倒れる危険性が極めて高いとされていて、運動は禁止となります。

 TANITAと書かれている部分に隠れてセンサーがあるのですが、ここに外気が当たらないような持ち方をすると、湿度が上がり、WBGTが上昇します。説明書もろくに読まない人は、ここを手で包むように持って測定しますので、実際よりも高いWBGT値が表示されることになります。この9月、あちこちの小中学校で運動場での運動禁止、なんてことになっているのですが、半分以上は測定方法の問題ではないかと邪推しております。実際、私の勤務先ではこれまで31を超える値を計測したことなど一度もないのです。これからも、熱い中でしっかり草刈りをして体重を落としたいと思っている私です。

2019年9月11日 (水)

今風なもの

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 紀伊半島一周の旅は、都会から遠く離れた田舎を旅するものでした。乗せてもらったまぐトルバスの運転手さんとは、お猿さんが家に入り込んで仏壇のお供え物を食べてしまう話だとか、線路に入った鹿が列車と接触して、現場からは姿を消したものの離れた場所でこと切れて悪臭でそれと気づく話など、いあゆる田舎あるある話でおおいに盛り上がったのでした。で、本州最南端、潮岬観光タワーの貼紙がこれです。世の中、もう映えるかどうかだけ、っていう感じですね。

 ちなみに私は卒業アルバムに写ることすら拒否したほど、写真に写るのが大嫌いなので、当然これ、やっていません。とてもじゃないけれど映える写真なんて撮れないので、それでちょうど良いのです。

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 これは別に今風でも何でもないですけれど、ありがちなもの。撮影している場所で振り向けば、本州最南端、と彫られた石と太平洋が見えるのです。潮岬周遊線っていう立派な道路がありまして、それが岬をぐるっと回るように走っているので、お天気の良い日は本当に気持ちの良いドライヴが出来るでしょう。

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 本州最南端の石、その1。この先に海へと張り出すようなテラスというか、手すりというか、そういうものがあって、カップルで来た人なんかは絶対ここで海を見つめるんだなぁ、という場所です。石の上端と水平線とを合わせてみました。目で見れば、あぁ地球は丸いなぁとわかりますが、写真にしてしまうとそれほどでもありません。

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 本州最南端の石、その2。石の右下にはこの場所の緯度経度を記したプレートが貼られています。先ほどのその1の石とこの石との間に、休憩所と称する建物があって、そこにはここ串本出身の人たちも多く出かけていたというアラフラ海、木曜等近辺での白蝶貝採取の記録などが展示されています。で、この石を撮影しているカメラを少し引いてみます。

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 今風です。木の柱に板を打ち付けただけのものですが、バードフィーディングなどをするためのものではありません。どうやって使うのか、ということを説明した紙が貼られていますが、要するに右奥のスリットにスマートフォンを挟むようにして立てれば、セルフタイマーを使って本州最南端の石と一緒に写真撮れますよ、ということなんですね。スマートフォンだけでなく、カメラでも使えます、なんてことが説明されています。今どきはこういうものを設置して、来てくれた人にサーヴィスしないとダメなんでしょうね。

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2019年9月10日 (火)

一周・その3

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 串本駅から潮岬まで行く串本町コミュニティバスと違い、まぐトル号はモロに観光地を選んで運行されています。串本駅を出て、はリゾートホテルを経由して、駅から歩いてでもいけそうな距離にある橋杭岩を経由した後、再び串本駅へ。そして、そこから潮岬へと向かうのです。

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 橋杭岩まで来たところで、運転手さんのご厚意で写真撮影。左手前のベンチに座っていたカップルさんはもろに顔が写り込んでいたので消えていただきました。大昔、まだ20代だった頃に職場の旅行できたことがありますが、基本的に何も変わっていません。弘法大師が造った、という伝説もある橋杭岩ですが、弘法大師にしては詰めが甘いですね。やはり大島まで橋を架けるまでやっていただきたかったところです。

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 で、こちらが映画の撮影に使われたオスマントルコの軍艦、エルトゥールル号の模型です。潮岬というと潮岬灯台ばかりが有名ですが、その近くにある樫野埼灯台へも是非行くべきだ、と運転手さんに勧められました。その近くで座礁したのがこのエルトゥールル号です。このときのことが、後のイランイラク戦争の際、トルコ航空機により在イラン邦人が救出された、ということにつながっているわけです。今も、5年に一度式典が行われているそうですが、現地にはその際にだけ使用される立派な通路が整備されているそうです。

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 実に良いお天気。ここから潮岬灯台までは歩いて10分弱ですが、まずは高いところへ登って海を見ようという話になります。受付で入場料を払うと、チケット代わりに本州最南端を訪れた証明書、というものをくれます。トルコ風の衣装を着た鮪、まぐトルくんが描かれています。

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 で、そのあとは観光センターに降りてきてお食事またはお土産、ということになるわけです。青春18きっぷの旅、どこまで行けるか、と必死で距離を稼ぐやり方もあるのですけれど、こうして現地でゆっくり過ごすのも悪くありません。鮪バーガーが本日のお昼ご飯です。

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2019年9月 9日 (月)

一周・その2

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 青春18きっぷの旅なのに、なぜかくろしお・オーシャンアロー。紀伊田辺へと向かう車中で、携帯電話に着信。聞けば、羊さんが脱走したとのこと。どうも、脱走することに味を占めたようです。けっこうしっかりと脱走対策したのですが、その上を行くというか、さらに強力に隙間をこじ開けて出たようです。その証拠に、力の弱いメスはついて行けず、柵の中で鳴きまくっていたのだとか。こうなると、できるだけ早く奈良へ戻等亡ければならない、と思ったのですけれど、この時間、この場所から、単に反対方向へ戻っても間に合いません。ならば、脱走対策は人に任せることにして、一周の旅を少し早めに切り上げて帰り、現地を確認しよう、という結論に至りました。

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 もともとの計画では、紀伊田辺で1時間の接続待ちでした。駅前をぶらついて昼食をとろう、などと考えていたのですが、現在乗車中の紀伊田辺行き普通に追いつくようにやってくるくろしお1号を捕まえて、本日の目的地その1である串本駅を目指すことにしました。

 紀伊田辺駅で改札を出て、串本までの乗車券と自由席特急券を購入。路線図で見るとたいしたことないように見えますが、特急でも1時間かかるのです。空いている席は残念ながら山側でしたが、その隣の海側の席に座っていたお父さんが海を撮ろうとされていたので、強い日射しの中、その席だけはカーテン全開。実に風光明媚な景色を楽しみつつ、串本に到着しました。と、ここで、再度の連絡があって、羊さんは無事に柵の中に戻った、ということでありました。心置きなく、このあとの行程を楽しむことが出来ます。

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 串本駅から潮岬まで運んでくれる串本町のコミュニティバスは11時45分発で、現在時刻は11時ちょっと過ぎ。これまた街だなと思ったところで、こんなパンフレットを見つけました。ここは串本、向かいは大島、で知られる大島沖で座礁したトルコの軍艦。生存者69名を献身的に救護した、ということで、日本とトルコの友好関係の礎となっているのがここ串本町。まぐろとトルコ、だからまぐトル号なのですが、嬉しいことに11時20分に潮岬行きがあるということで、即利用。大阪出身のファンキーな運転手さんとの会話を楽しみつつ、本州最南端潮岬を目指します。

2019年9月 8日 (日)

一周・その1

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 起きたの・・・はやいなぁ、という感じの「ちち(仮名)」さん。彼女はワンコとは思えないほどの寝ぼすけなので、ほとんど徹夜で早朝から家を出て行く飼い主を見ても眠たそうにチラリ、というだけで、起き上がろうともしません。

 昨日は余計なイヴェントに時間を取られたので、今日は遊んでやるぞ、と意気込んでの出発。台風が直撃することの多い方面へ行こうというのに快晴のお天気。被災された地域の皆様には申し訳ないのですが、この幸運に感謝しつつ家を出ます。

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 この夏の青春18きっぷの旅も今日でおしまいです。宿願であった飯田線乗り通しも果たしたので、もう一つの宿願、紀勢本線で紀伊半島一周、という旅に出発です。自宅最寄り駅から大阪の鶴橋駅までは近鉄を利用して、そこから18きっぷでの旅となります。

 始発は5時19分。大都会ではない田舎としてはそんなものでしょう。そこから数本あとの列車に乗って鶴橋駅を目指します。この車中で眠りこけてしまわないようにすることが最初のミッションです。

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 鶴橋から天王寺まで大阪環状線、そして天王寺から和歌山までは阪和線です。阪和線は天王寺始発だったので頭端式の駅ですけれど、大阪環状線から連絡線を通って阪和線に直通、という列車が増えたので、実際、ここから電車に乗ったのは久しぶりです。

 不思議というか、JR西日本ではけっこう混雑する路線でも三扉車が増殖していて、この阪和線も、国鉄時代でいうところの近郊型車両で統一されつつあります。早朝6時台ですが、乗車した湯浅行き快速はほぼ満席でした。ただ、中国系の方が少なかったこともあって社内はそれほどやかましくなく、ノイズキャンセリングイヤホンを装着せずにゆったりと眠りつつ和歌山まで行くことができました。

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 湯浅行きの列車を和歌山駅で降りて、紀伊田辺行きを待ちます。時刻表では当駅始発となっていましたが、入線してきた227系1000番台の4両編成の車内には乗客の姿が。進行方向から考えて、和歌山市駅からやって来た列車が化けるということなのでしょう。

 写真を撮り忘れたので、JR西日本の広報資料から拝借。広島地区に配備の227系はクロスシートが基本でしたが、こちらはすべてロングシートになっております。この227系、電動台車1基と付随台車1基を備える電動車のみの編成です。4両編成で4Mですけれど、動力性能的には2M2Tと同等ということになるでしょうか。ロングシートのかけ心地も座面の短い105系とは雲泥の差で、紀伊田辺までの2時間、それなりにゆったりと過ごせそう。すなわちよく眠れそう、と思ったのですが、そうはいきませんでした。

2019年9月 7日 (土)

発見

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  眠たくて仕方がないので自主的にケージの中に入った「ちち(仮名)」さん。ケージの短辺よりも長い胴体を柵に突っ張るようにして眠るのがお気に入りのスタイルです。土曜日なので、同じく眠る時のスタイルには一家言ある飼い主もご一緒したいところですが、そうもいきません。

  そもそも、昨日の東京出張、そのまま都内で泊まって本日少し遊びまわってから奈良へ戻る、という計画だったのですが、奈良市内の学校図書館の現状を広く市民の皆様に知っていただくため、なんていうイヴェントが企画されて、有名な絵本作家を講師に招いている関係上、参加者が少ないと格好がつかないから、というしょうもない理由で各校の管理職が召喚されてしまったため、夢の東京都内泊も、都内漫遊も夢と消えて、東京在住の方に少しだけ遊んでもらって日帰りしてきました。嫌だ嫌だと思いつつイヴェントへと参りましたら、席が足りないほどの大盛況でした。実につまらない話です。

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  むすっとしながらイヴェント会場を後にして職場へ。半日潰れてしまいましたので、どこかへ遊びに行く気にもなれず、机の周りを整理整頓しておりました。ロシア製の電卓が乗っている脇机の前には、様々な修理工具を収めたバッグが置いてあります。たまにはこの中も整理するか、と覗き込んだ時、懐かしいものが目に入りました。

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  ここにいたのですね。机の上からこのバッグの中へと落ち込んでたのです。さっそくすくい上げて机の上へ。ろくなことがなかった土曜日でしたけれど、この発見で少しは有意義なものとなりました。明日はしっかり遊んでやるぞと誓いつつ。

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2019年9月 6日 (金)

スカニア

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 だれも遊んでくれないので拗ねている「ちち(仮名)」さん。飼い主は本日、夢の東京出張ですので、わくわくと早くから新幹線を予約して万全の態勢で出発です。行きも帰りもひかり号のグリーン車。早めのエクスプレス予約ですから通常料金で乗れてしまいます。で、こだま号だともう少し安く乗れますけれど、今度は家を早く出なければなりません。そして、しょっちゅう停まるので、意外と眠れないものです。のぞみでしたらもう着いたの、という感じですし、やはり、ひかりがいいバランスです。

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 私どもの業界では、基本的に遠方への出張なんてありません。修学旅行の引率ぐらいのものです。何かの役員にあたるとか、素晴らしい実践を重ねて講演会で引っ張りだこ、なんてことにでもならない限り、ずっと地元で過ごすわけです。ヒマそうだからやらせておけ、と例によって消去法で拝命した県の教頭会長ですけれど、お仕事はたいして重たくもなく、年に5回ほど東京への出張がある、という夢のようなお仕事なのです。

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 本日の会議は都市センターホテルで開かれますので、東京駅から市ヶ谷駅へ出て、そこから都営バスで平河町2丁目へ。ホテル玄関の真ん前にバス停がありますので楽ちんです。そして、本日は往復ともにスカニア。これ、けっこう嬉しい話です。

 エンジンやシャーシはスウェーデンのスカニア製で、車体はオーストラリアのボルグレン製。昨年末から導入され始めたのは知っていましたが、まさか小滝橋の営業所にも配置されていたとは知りませんでした。

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 国産車とはいろんなところが違います。運転感覚が違うのはもちろんのこと、整備面でもいろいろと違いがあるでしょうし、走る路線によっては使いにくい面も出そう、ということで民間のバス会社は積極的でないという話も聞きますが、東京都交通局は違うようです。バスに関して興味のない人でも、乗った瞬間に何か違うと感じるはずです。

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 次回、同じ会議が開かれるのは12月。そのときもやっぱり、これ目当てでバス移動にしようと決めたことでした。

2019年9月 5日 (木)

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 座ったままうとうとしている「ちち(仮名)」さん。18きっぷの旅に出ている飼い主も、これと似たようなものです。念願であった飯田線の乗り通し、今回は乗るだけではなく、かつて温泉で観光客を集めていた天竜峡で途中下車。今は寂れてしまっていますが、駅前に立派な公園があります。

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 写真左上に見えるのが飯田線の線路。見えている電車は辰野方に設けられている留置線に止まっています。私が駅周辺にいた1時間ほどの間、この車両が動くことはありませんでした。夕方の混雑する時間になるとここから辰野方面へ出て行くのでしょうか。

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 飯田線とか天竜峡とかいうことになると、たいていこの船の写真が出てきます。辰野方面行きのホームに置かれています。駅前に天竜川が流れていますので、川原の船着き場まで降りていって川を下り、帰りはマイクロバスで戻ってくるというパターンですが、今回は断念しました。

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 駅に貼られたポスター。豊橋から天竜峡までの区間に、いわゆる飯田線らしい沿線風景はあります。秘境駅といわれるものもその区間にあるので、興味があるのならこういう列車に乗って見て回るのが一番効率的でしょう。私は今回、秘境駅はとりあえずおいて乗り通しメインです。

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 と、ここで問題発生。この日は天候が悪かったので、出来れば最寄り駅から自宅までバスで帰りたいところですが、天竜峡を16時46分に出る列車ではバスに間に合わず、自宅まで歩いて帰らなければなりません。天候が不順な中、それは避けたかったので、伊那路ワープです。

 天竜峡駅を15時11分に出る、私があえて見送った列車が豊橋に着くのが18時24分。その次は16時46分発で、豊橋に20時16分着です。これでは、その先を新幹線ワープで乗り切る必要があります。どうせワープするなら面白い方、というので伊那路です。こいつは天竜峡を16時14分に出て、豊橋には18時31分に着きます。先行の普通列車から63分遅れで出て7分後に着く、特急の値打ちありです。

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 特急伊那路は3両編成で、うち2両が自由席。天竜峡駅の駅員さんは、指定席なんてもったいないからやめときなさい、ガラガラですから、と教えてくださいました。ありがたいことです。18気っぷの旅、やはり途中で降りてその土地を楽しむ、というのがいいですね。

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2019年9月 4日 (水)

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 半分寝ている「ちち(仮名)」さん。暢気に寝ていると冷や水を浴びせられることがありますが、本日の飼い主はまさにそれ。青春18気っぷを使って飯田線乗り通しを目論んだのですが、名古屋まで近鉄ワープすることで、JR奈良駅を始発で出ても間に合わない列車に乗れるのです。これは東京方面へ向かう場合にも有効な手立てで、京都から米原の間を新幹線でワープする、というのと同様の効果が得られます。

 そうして乗り込んだ名古屋発8時15分の中津川行き快速。大曽根あたりで乗り込んできたご夫婦が実に景気よくお話しされていたのでイヤホンのノイズキャンセリングを最大に。安心してうとうとしていたら、高蔵寺あたりで背後から液体をかけられてしまいました。ドア脇に立っていて、飲みかけの缶コーヒーを当方の座席の背もたれに置いてあったようです。「まさかブレーキかかるなんて」と電車のせいにしておりましたけれど、その狼狽ぶりは見ていて気の毒になるほどのものでした。結局、そのご夫婦も中津川まで乗り通されたのでしたが、以後は一切おしゃべりなし。降車時に1000円札をたたんだものを差し出されたのですけれど、ご辞退しつつ逃げるように隣の車両へ。結果、これが幸いして、乗り継ぎ列車への乗車待ちで良いポジションをとることが出来ました。

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 中津川駅のホームから見える留置線には、長野総合車両所の211系。アレが来るのか、と諦観しつつ入線を待ちます。はたして、発車時刻少し前に「しなの」が入線している間に、留置線から姿を消しておりました。

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 同じように待っていた皆さんは、ロングシートが来たというのでブーイングでした。中津川から松本までの間は東海と東日本の両社の車両が走っておりますが、東海だと313系が来ることもあるので、できれば東日本の車両に当たりたくないなぁ、と思っていたのですが、まぁ仕方ありません。18きっぷで静岡県や長野県、山梨県を旅するときには決まってまとわりついてくる、それが211系とあきらめましょう。逆にどんどんその数を減らしつつある旧国鉄の車両ということで喜んだりする人もいるようです。

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 教は飯田線に乗るんだ、とはしゃぎつつ辰野で降りてしまう人たちを見ながら、岡谷に到着。さきほど辰野で降りた皆さんとは、のちほどまたご一緒することになります。この程度のことも調べずに18きっぷの旅に出て行く人たちは、車内での酒盛りや爆音おしゃべりなど、迷惑な人たちであることも多いので、そのための備えも大切です。

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 天竜峡までの長い長い道のり。車掌のほかに旅客専務を加えた3人乗務の2両編成。けれどドア扱いは運転士が行い、車内放送のみ車掌のお役目で、車内補充権の発売や無人駅での乗車券の回収は旅客専務が行っていました。あの車掌さん、せめてドア扱いぐらいすればいいのに、と思いましたけれど、通常は旅客専務が乗っていないので、車掌さんももう少し忙しいのでしょう。

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 天竜峡では豊橋行きが待ち構えていて、2分の接続。飯田線の魅力はここから先の区間なのですが、あえてこれを見送って駅の外へ出てみました。時刻はすでに午後3時を過ぎています。天竜峡川下りも、最終便の出発時刻が間近、というタイミングでしたので諦めました。ひたすら列車を乗り継いで目的地を目指すのも良し、ぶらぶらゆっくり乗り継ぐのも良し、というところが18きっぷの旅の良いところでしょう。

 ここまで運んでくれた車両が本線上で入れ替え作業をしているのをみながら、長閑な雰囲気の駅周辺を歩き回ってみます。次の列車が来るまで、たっぷり1時間以上あるのですから。

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2019年9月 3日 (火)

完全食

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 視線をそらしてカメラが去るのを待っている「ちち(仮名)」さん。どうしてカメラが嫌いなのかはわかりません。でも、同じスマートフォンで撮影しているのに、長女にはバッチリ視線の来ている写真を撮らせ、飼い主にはひたすら拒否、というのは納得いきません。

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 話題性につられて、おそらく食べもしないであろうものを購入。できるだけ糖質を摂らない食事を目指しているわけですから、少ないとはいえ糖質の塊である麺類に手を出してはいけないはずです。

 完全食を標榜するこのシリーズ。3月に世に出ていますから、ネタとしてはいささか旧聞に属するものですけれど、興味をひかれるのはその製法。こちらのページに紹介されている栄養ホールドプレス製法というやつです。

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 要するに細い細いちくわの形をした麺のちくわの穴の中に栄養分を閉じ込めるような造りにしました、ということなんでしょうか。では、麺の端っこはどうなっているんだろう、と気になります。

 パスタ系、おそば系とありますので、糖質過多にならない範囲で順次試してみたいと思っています。

2019年9月 2日 (月)

みせかけ

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 布団を被って寝た、と見せかけて、実はぱっちりお目々が空いている「ちち(仮名)」さん。見かけにだまされて近づいていくと、ガバッと起き上がって遊んで頂戴攻撃を繰り出すので要注意です。

 勤務先の図書室では、児童生徒に図書室の本を貸し出す業務をPCにバーコードスキャナをつないだシステムで「ピッ」とやっているのですが、そのうちの小学校用のノートPCがお亡くなりになりました。HDDを取り出して健康なPCにつないでみても、全く認識されません。全体的にもけっこう傷んでいて、キーボードもいくつかのキートップがなくなっている、という状態。しかし、市の教育委員会では更新する予算を組んでいないそうです。

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 何とかなりませんか、と担当者に泣きつかれたので、放置されていたデスクトップPCを再生しようとしたのですけれど、何か変です。標準機能であるべき映像出力端子にシールが貼られています。

 そうか、ヴィデオカード増設してあるからやね、と確かめもせずケーブルを持ってきたのですけれど、つなぐことが出来ません。

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 DVIと思っていたのですけれど、違いました。まぁ基本的にはそうなのでしょうけれど、このカードにつながるケーブルはどこにも見当たりません。現役時代はどうなっていたのでしょう。

 仕方がないので、このカードを抜き取ってマザーに付いている出力端子をつないでみましたが、今度は1600×900という妙な解像度の液晶ディスプレイにきちんと出力できるモードがありません。ドライヴァを探すか、別のカードを探すか。また部品探しです。

2019年9月 1日 (日)

アゲリシャス

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 キウイブラザースの内、グリーンの方。特に名前などあるのでしょうか。9月1日は「キウイの日」なのだそうです。私が子どもの頃は、目にすることもない果物でしたが、今では普通に食卓に上っていますね。ずっと昔、神戸はジェームズ山にあった巨大迷路(これ自体、今は死語かも)の中をキウイ(鳥の方)のぬいぐるみが歩き回っていて、子どもたちが気持ち悪がって大泣き、ということがありました。鳥が先なのか、果物が先なのか。キウイフルーツ、っていうぐらいですから、おそらくは鳥の方が元祖なのではないでしょうか。

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 オモロいですね。こんな風にして売られているのです。甘みの強いゴールデンの方に人気が集まっているとかで、グリーンのは簡単に手に入るけれどゴールドには縁がない、などと長女が言っておりました。私は野菜も果物もだめな人間で、野菜ならサツマイモかジャガイモ、果物ならリンゴかバナナぐらいしか食べられません。キウイフルーツなんて、一体どんな味なのかも知らないほどです。

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 同じキャラクター人形でも、座らせるのと立たせるのとでこんなに感じが変わります。座らせるとバカみたいに口開けて脳天気な感じですが、立たせると工事現場の「ご迷惑をおかけしています」みたいになりますね。

 ゴールデンの方をゲットするための挑戦は、もう少し続くようです。

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