名付け親
くったりとしている「ちち(仮名)」さん。なんで彼女の仮の名が「ちち」なのか。深い意味はありません。「くまめくり」というBlog名も日めくりのごとく毎日「くま(仮名)」さんの写真を載せる、ということだけで決めたのですが、そこへ2頭目のワンコとしてこの子が来たので、同じように「世を忍ぶ仮の名」をつけてあげなければ、ということになりました。
ネット社会は危険に満ちています。我が家のワンコたちはどちらも女の子ですから、変なストーカーに付け狙われたりしたら大ごとです。やはり本名を明かすことはできない、ということで、ネット上では「仮名」を名乗っているのです。
「ちち(仮名)」さんというのは、ずばり体毛が乳白色だから。白いワンコではありますが、背中には結構茶色い毛がみられます。けれども茶色を前面に押し出した名前はかわいくない感じなので、思いついたのが「ちち」だった、というだけのことです。
さて、本日市役所近辺で見つけた変なモン。この2頭、生き物としての名前は「ぼらんジカ」というのだそうです。で、このぼらんジカたちにペアで名前を付けてほしいというのです。胸にハートと、その中に書かれたVICの文字。この子達は、奈良市のボランティアインフォメーションセンターのイメージキャラクターとして生を受けました。
ボランティアというと、わが国では「ただで熱心に働いてくれる便利な人」というイメージがこびりついているように思います。来年開催の東京オリンピックでも、その「タダ!」っていうところを最大限に活用しようというどす黒い魂胆で「ボランティアの活用」を考えているようです。実にけしからん話ではないでしょうか。
いっぽうで、大規模な災害などが起こった際には「かえって迷惑なボランティア」というのも大量に湧き出てきて、現地の人たちを困らせることも少なくないようです。私の業界などはヒト、モノ、カネがないのにやることだけはいっぱいある、という典型的な見本ですので、様々な方のボランティア精神とその活動に支えていただいてはいるのですが、それに甘えているだけではいけませんし、東京オリンピックの例などをみますと、もはや常識では考えられないほど厚かましい、人を人とも思っていないような「前提」がたくさん見られます。ボランティアが全く集まらなければいいのに、なんてよこしまな考えを持ってしまう私は、いけない人なんでしょうけれど・・・・・。
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