バレた!?
大事な頭部をしっかり保護して眠る「ちち(仮名)」さん。ふと目覚めたとき、布団をかぶっていたことを忘れて大慌てでクッションをはねのけるところなど、笑わせてくれます。
夏休みといっても、学校の先生たちは普段より忙しそうにしていましたが、それもようやく落ち着いてきて、職員室も寂しくなってきました。例年この時期は、それを狙って職員室の環境整備に励んでいます。
職員室に陣取っているPC。児童生徒がICタグを持ち、校門付近に設置されているセンサーで通過状況を確認、記録するシステムです。何日何時何分に何年何組の誰々さんが校門を通過、というデータが残ります。有料のオプションを申し込んでいる保護者には、通過と同時にメールが配信されるのです。校門の外側から画像を撮っていますので、下校時には通過する児童生徒の顔も記録されていくわけです。夕方になっても子供が帰ってこない、なんてときも、とりあえず学校を出たのかどうかの確認だけはできるわけです。
素晴らしいシステムなのですけれど、このPCを操作することはめったにありません。ウチの子、まだ帰ってこないんです、なんて電話があったときに通過情報を確認する程度です。なので、一等地に陣取っているこのシステムをもう少し僻地に移転しようと考えました。
職員室の中心部から見たところ。動かす前に結線の状況を記録しておきます。機械モノには滅法弱いので、こうしておかないと元に戻すことができません。職員室の壁際にあるロッカーの上に移設することで、スペースの有効活用と、職員室ないからチラッとみるだけで校門の状況を写すカメラの映像を確認できるようにする、目的は主にこの二つです。
PC本体にディスプレイ、NAS、ルータ、光回線の終端装置と、それらをつなぐハブ。なかなか煩雑です。光ファイバーがありますから、ポキッとやってしまうことがないよう、それなりに対策しなければなりません。
ここを見るたび、どうせドリルで穴をあけるなら、ポップアップ式のLANコンセントを閉じた状態で穴をあけて線を通してくれたらよかったのに、と思います。こんな風になっているので、閉じることもできません。水色はLANケーブルですが、黒いのが問題。取扱注意です。
で、モールを設置して大事な大事な線を守りつつ配線していると、事業者からのお電話。設置場所を変えるのに電源を抜いたりネット関係の接続を切ったりしていますので、「そちらに設置してある端末がこっちから見えないんですけど。。。」と、まさに光の速さでの問い合わせでした。
いやぁ、すいません、コードに足引っ掛けて抜けてしまって・・・なんてベタな言い訳をかましつつ、ネット接続の回復を図りますが、こういうときに限ってなかなか復活しません。もうダメ、白状して見に来てもらおうか、と思ったところでWebページが表示されたので胸をなでおろしました。問題の光ファイバーも大切に大切に扱いましたし、しっかり保護してありますので大丈夫です。次は、移設跡地の有効活用です。
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