プロとアマ
雨でお散歩に行けず、そのためケージの中で過ごすことを余儀なくされている「ちち(仮名)」さん。家族の誰かがそばを通るたびにこうして立ち上がっては「出してぇ」アピールをしています。
雨が続くと何が困ると言って、草刈りが出来ないのが困ります。農家の人などはむしろ雨の日の方が涼しくていいなどと言いますが、私どもアマチュアにとっては雨の中での草刈りはハードルが高くてやってみる気にもなりません。
職場の法面が、やけに綺麗に刈り取られていました。これはプロの仕事です。本来なら来月に行われるはずだった草刈りを、天候が少しでも良いときにと前倒しで着工してくれたようです。
ここは用水路の際なので、普通に刈っていると大量の草が用水路に落ちてしまいます。果たしてプロはどのようにしたのか、と観察してみますと、ある程度の草を残して「土手」のようにして、それで草の落下を食い止めているようです。最終的にはその「土手」も刈り取ってしまうのですが、いずれにしても、刈り方の上手い下手で用水路に落ちる草の量が大きく違ってくるのは当然のことです。
そして、何よりプロのすごいところが作業の効率。この斜面の草を刈るために、排気量37ccという大型の刈払機を買いましたけれど、結局重たすぎてすぐに疲れてしまうので作業効率が上がるどころか下がってしまいました。こういう重たい機械、やはり斜面で使うには相当の修練が必要なのです。
で、明日以降も作業が続くので現場に置いてあるこの機械。プロはこういうのを使って刈ります。こういうのが一台あれば本当に助かるのですけれど、限られた学校予算ではとても買えませんし、個人ならなおさらです。結局、出来るのはプロの技を少しでも盗むことぐらいでしょうか。
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