ロス? その1
珍しくカメラと正対した「ちち(仮名)」さん。夕方のお散歩が終わるとケージの外に出てくつろぐ、というのが彼女の生活パターンとして定着したようです。うつむいて水を飲むのも辛そうな「くま(仮名)」さんが最後の数日使用していた「台」も、今やこの白いワンコの水入れを置くための台になり、彼女は何の迷いもためらいもなく、そこで水を飲んでいます。
長女がこのところ毎日使っているお弁当箱。描かれているのは黒柴の黒柳さんだそうです。大学を選ぶときも、ワンコがいるからと家から通えるところ限定でしたし、一晩夜伽をしたのも長女。早くから、ワンコのお腹にでき物がある、と言っていたのも長女でした。今にして思えばもっと早くに医者に診せていれば、ということになるのですけれど、若い頃からあっちが腫れたりこっちが膨らんだり、という子でしたので、そういう体質だったのだと諦めるしかありません。
柴犬というと、通常は「赤」すなわち茶色いものを思い浮かべますが、あの茶色い毛色の柴犬ばかりを交配させたのではいずれ白いのばかりが生まれてくることになるのだそうです。そういうことがあるからなのか、柴犬の品評会には白いのは出られないと聞きますし、交配する際には必ず黒柴を混ぜるのだとも。「くま(仮名)」さんの登録名は、「獅子華姫」號でした。
それにしても、愛情を独占できるせいか、ここのところ「ちち(仮名)」さんが大変に可愛らしく、良いワンコになっております。嫉妬深いというか、独占欲の強い子なのでしょう。多頭飼いには向かなかったのでしょうけれど、それでも、いろんなところに「くま(仮名)」さんを引き継いだと思われる生活習慣が見られます。先住犬が教える、というのは本当だったようです。
その「ちち(仮名)」さんも齢10年ほどかと思います。元気に過ごしてもらいたいものです。
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