かち割り大工
長女に無理やり抱きかかえられて、迷惑そうな顔をしていたのに、結局はウトウトしてしまう「ちち(仮名)」さん。もうすぐ夏が来るというのに、相変わらずのもふもふな毛並み。やはり、彼女の換毛サイクルはズレたままのようです。
本日は大迷惑な「市民体育大会」の日。いい加減、こういうスポーツ至上主義なイヴェントはやめていただきたいものですが、スポーツする人に悪い人はいない、スポーツしていさえすれば心身ともに健全、なんていう誤った常識は簡単には消えてくれそうにありません。市民体育大会の日だから、運動部の引率をしない先生はみんな学校で待機していなさい、などという恐ろしい指令が出るので、この日は大嫌いです。
羊小屋の出入り口に、南京錠などを取り付けるための掛け金をつけました。本来なら、職員室でじっと電話番をしていなければならないのですが、そこは新・ホンマもんの教頭先生にお任せして、私は不器用なのに大工仕事です。写真でわかるように、掛け金の二つのパーツがまっすぐに並んでいません。そのせいなのか、かんぬき状の部品の動きが実に渋いので、あちこち点検してみると、掛け金を取り付けた扉が手前にきすぎているのが原因とわかりました。
仕方がないので、取り付けたスペーサーを一部削りました。実に汚い仕事です。この扉を作った旧・ホンマもんの教頭先生が見たら泣くでしょう。だいたい、私みたいに不器用が服を着て歩いているような人間が何かを作るということ自体、大間違いなのです。
これまたひどい仕事。屋根を支える柱の位置が、門扉を支える柱より奥まっているので、こんなL字型の部材をこしらえて繋いでみました。モルタルで固定されている柱の位置を十分に検討してから作業に入ればこんなことにはならなかったのですが、土台を作る作業が柱を立てる作業より後になる、なんて信じられないような作業の連続でしたので、最後はこんな風になってしまうわけです。
この部分には切り倒した木の株が残っているので、頼りない柵が壊れたとしても、羊も外に抜け出せないでしょう。左の方も同様の造りになりますが、流石に強度が不安ですので、太目の材料でしっかりと作る予定です。あとは扉を作って取り付ければ、とりあえず羊が逃げ出せない囲いの完成です。
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