全国学テ
不細工な顔になって眠る「ちち(仮名)」さん。痛いのではないかと思いますが、もふもふの毛がクッションになっていて痛くはないのでしょう。実際、お風呂に入れるとびっくりするほど小さくなってしまいます。
本日は全国学力・学習状況調査の日。中学3年生と小学6年生が対象で、中学生の場合、国語、数学、英語、それに質問紙というアンケートがあり、さらには英語の「話すこと」調査というのまであります。
各学校にあるPCにUSB接続のヘッドセットをつなぎ、ネット上から配信される問題に対して英語で答えます。録音された音声を指定のUSBフラッシュメモリに吸い出して答案用紙などと一緒に送る、というものです。調査終了後は、このUSBヘッドセットは返送してはいけないことになっているので、学校のものになるか、ゴミになるか、です。
事前にしっかり準備してください、と言うのはたやすいのですが、数ヶ月前に送られてきたテスト用のUSBヘッドセットをつなぎ、無事にネット上の問題にアクセスできるかの確認をする、これをすべてのPCでやりなさい、ということです。私の勤務先は市の教育委員会のサーヴァに問題や回答が保存される仕組みでしたので楽でしたが、そうでなければPC1台ずつにUSBフラッシュメモリを挿してはデータを吸い上げ、ということを40回繰り返さなければならないところでした。
生徒が入室してくる前に、テストのアプリを立ち上げ、この画面から「調査の実施」を選んでおきます。生徒たちは画面に表示される「先生の指示があったら右下の矢印をクリック」という画面からのスタート。問題を聞いて発話する練習の後、各自が問題に取り組むのですが、当然ながら周囲の声は聞こえてきますし、それが録音もされます。どうやってクリアに再生して採点するのか、大変だろうなぁ、と思います。
大がかりなテストですが、これがすべて順調に予定通り進むのが日本という国の良いところ、なのではないでしょうか。
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