ついでに
お父さんはケージの扉を開けて写真を撮る、ということを学習しつつある「くま(仮名)」さん。いずれ近いうちに、ケージの扉が開くのを待ち構えるようになるか、あるいは開けてくれと騒ぐようになるのでしょう。この時もむっくりと起き上がって外に出てこようとしたのですけれど、もう一頭の白いワンコが大騒ぎしたので阻止されました。
勘違いついでに、同じ時代と思われるプラチナ・プラチナを並べてみました。こちらもまた、格子模様の方はもっと大きい、と誤認していたもんです。思うに、杉綾の軸はそれ自体がスリムに、小ぶりに見えるので、ほかのものと並べてみなければコンパクトな軸だと思ってしまうのでしょう。軸の太さにしても、格子模様の方はぼってりとした感じに見えます。杉綾の方は反対に細身に見えます。
首軸にしても、ペン先に近いあたりの形状が違います。ペン先そのものは同じ形状のようです。皆さんご存知のように、首軸に菱形の象嵌があるものはプラチナ合金製のペン先が付いたもので、象眼のないものにはホワイトゴールドのペン先がついています。ホワイトは白、ゴールドは金ですから続けると白金です。プラチナを漢字で書くとこれも白金。でも、両者は違うものです。ホワイトゴールドは混合する金属の比率によって山吹色ではなく銀色に輝くようにつくられた「金」であり、プラチナは金とは違う金属です。書き味はがちがちで、あえてプラチナのペン先を選ぶ意味があるとは思いません。「きれいな色してるだろ。プラチナみたいだろ。金なんだぜ、それで。」と言いたいだけに持つものですね。
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