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2019年3月29日 (金)

いつの?

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 「し」になって寝ている「くま(仮名)」さん。体の大部分がクッションからはみ出しているのですが、彼女はあごさえクッションに乗っていればそれでいいようです。

 彼女のこんな姿を写真に収めて振り返ると、こたつの上に何やら古風なモノが乗っているのを見つけました。

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 アンティークな雰囲気を醸し出しているスペアインクの箱でした。プラチナのソフトペンを使う同業者は、どういうわけか、付属の専用カートリッヂを使わず萬年筆用の赤インクを使います。どうせ同じものなんだろうと思っていたら違うようで、一昨年でしたか、工場で火災か何かがあって、しばらくソフトペン用と萬年筆用、どちらかの赤インク入りカートリッジが入手しにくく、他方は普通に手に入る、なんてこともありました。一応、違うモノのようです。実際、筆記線の色も違います。

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 赤、とか、RED とか書かないで、直球勝負で「レッド」です。また、箱の傷み具合がいい味を出しています。こんなものがそこら辺に転がっていて、探すと見つからないのだけれど普通にその辺で見つけることもある、というのが面白いところです。けれどこれも、妻が本気を出して片付けに入ると、すぐに整理されてしまうのが難儀なところです。

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コメント

このくらい草臥れてるスペアインクだと中身は使えなくなっているのでは?
万年筆に装着しなければ蒸発してなくなってしまうということはないのですかねぇ。

 くーべ さん

 確かに、中のインクは一部が蒸発して半分ほどになっています。蒸発していったのは主に水分でしょうから、この中のインクはこってりとして濃いものになっていると予想されます。実際、そういうのは書きにくいです。

ご無沙汰しております。
プラチナの万年筆用赤カートリッジ、うちにも古ーいのがあります。
箱のデザインは白ベースで12本入り、PURE-REDとありました。
半分ぐらい蒸発してますが書けますね・・・ちょっと怪しいですが・・・

 mercuryo さん

 お元気でお過ごしのようで何よりです。

 こういう、古くて書けるかどう変わらないものを
後生大事に持っているのは、「半」の素質がある
といわれております。

 萬年筆趣味自体、妖しいもので、その集団の中
で妖しいと称賛されるなんて、素晴らしいことです。

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