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2019年3月

2019年3月31日 (日)

こだわりの金具

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 クッションにはまり込んで眠るのが「ちち(仮名)」さんのマイブーム。夜中に突然起き出したかと思うと、ごそごそとクッションの形を整え、潜り込むことが出来るようにしてから器用に中に入ります。え、何、という寝ぼけた表情ですが、この後、飼い主が遊んでくれないとわかるとすぐに頭を突っ込んで再び眠りの世界へと帰って行きました。

 3月も大詰め。さいごの2日間が土曜、日曜というのは酷です。結局、この日があるから、とみんな作業のペースをそれに合わせ、結果、土曜日曜は大賑わいとなります。そんな中、地域のお祭りが学校で開かれていたのを尻目に、私とホンマもんの教頭先生とはモクモクと羊小屋の仕上げに励んでおりました。4月1日には、ウソでも何でもなく、本気で人事異動を発表する私の県。そのときが来るまでは、異動することがわかっていても知らん顔で仕事を続けていくのです。卒業生などは学校へ遊びに来るふりをして職員室のようすを観察し、片付けられて異様に綺麗なに机を見ると、あれは何先生の机?などと情報収集に努めるわけです。

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 羊小屋の扉その1。撮影者の立っている位置にもう一つ扉をもうけて、2つの扉の間には屋根をかける予定ですが、本年度の工事はここまででしょう。幸い10連休があるので、そこで最後の仕上げを行う予定です。

 扉は内側、すなわち写真奥の方へ開く形にしたかったのですが、構造的に難しいので手前に開く形に。体重100キロの羊さんがもたれかかっても大丈夫な強度を確保していますが、将来的にはヒンジを増設してもう少し強度を上げる予定です。

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 ちょうど卒業生が来ていたので、モルタルの練り方を教え、扉を取り付けるために新しく設置した木枠の高さに合わせて入り口のステップを塗り上げてもらいました。このモルタルは、奥に見える束石をしっかりと固定する役割も担っていますので、緊結剤を入れてなかなかに固い練り上がりにしたのですが、塗りにくいのを良くし上げてくれたと思います。

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 ホンマもんの教頭先生こだわりのヒンジ金具。このレトロな感じが気に入った、ということです。たしかにメルヘンチックで、無機質な感じの金具より数段良い感じです。でも、それを取り付けている木枠などはそこら辺に転がっていた端材です。これ以降の工事はすべて端材で何とかするのです。

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 扉の取っ手。従来はフェンスの一部だった金網を針金で隣のフェンスにくくりつけて扉代わりにしていましたので、段違いのグレードアップです。こちらの取ってはディンプル模様が施されていて、まるで魔女が住むお家のドアのような感じです。

 この頃には雨が降り始めたので、何とか扉だけ取り付けて作業終了。羊小屋の南西隅にあるこの扉だけでは羊さんを閉じ込めておくことができないので、10連休が終わるまでに東側の柵と扉を完成させなくてはなりません。1年で一番忙しい時期の到来です。

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2019年3月30日 (土)

おまつり

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 クッションにはまり込み、掛け布団まで使って寝ている「ちち(仮名)」さん。眠くて仕方のない彼女をほったらかして、飼い主は休日出勤です。地域と学校との結びつきを強めるべく、さまざまな取り組みが行われていますけれど、本日はフランシーヌの日というより、面倒な休日出勤の日、というわけです。これに参加した先生たちは「好きで」「自主的に」参加しているので、代休などはありません。

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 さらには、こういうモノを作ってくれ、と頼まれた美術担当の先生。頼まれたのはいいけれど、材料はどうするのか、大きさは、設置場所はとわからないことだらけで、結局、その美術の先生が自腹を切って材料を買い入れ、半日で作り上げたものです。飼い主ぐらいの年配のお母様方が、ご自身のお母様と思われるご老人にスマートホンでの写真撮影の操作方法を教え、自分たちの顔出しを記念に残そうというところです。

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 タイトルと日付の部分は紙を貼る方式なので、あらゆる行事に転用することが可能です。あまりにも好評でしたので、逆にこの先の行事には必ず登場させていく必要があるでしょう。

2019年3月29日 (金)

いつの?

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 「し」になって寝ている「くま(仮名)」さん。体の大部分がクッションからはみ出しているのですが、彼女はあごさえクッションに乗っていればそれでいいようです。

 彼女のこんな姿を写真に収めて振り返ると、こたつの上に何やら古風なモノが乗っているのを見つけました。

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 アンティークな雰囲気を醸し出しているスペアインクの箱でした。プラチナのソフトペンを使う同業者は、どういうわけか、付属の専用カートリッヂを使わず萬年筆用の赤インクを使います。どうせ同じものなんだろうと思っていたら違うようで、一昨年でしたか、工場で火災か何かがあって、しばらくソフトペン用と萬年筆用、どちらかの赤インク入りカートリッジが入手しにくく、他方は普通に手に入る、なんてこともありました。一応、違うモノのようです。実際、筆記線の色も違います。

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 赤、とか、RED とか書かないで、直球勝負で「レッド」です。また、箱の傷み具合がいい味を出しています。こんなものがそこら辺に転がっていて、探すと見つからないのだけれど普通にその辺で見つけることもある、というのが面白いところです。けれどこれも、妻が本気を出して片付けに入ると、すぐに整理されてしまうのが難儀なところです。

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2019年3月28日 (木)

オリーブオイル

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 クッションにはまり込んで、カメラが去るのを待っている「ちち(仮名)」さん。このところ、深夜に帰宅して更新しようとすると、メンテナンス中であったり、不具合にぶつかったりということが続いていました。ほとんど書き終えた記事が飛んでしまった、ということもありましたが、それは不具合によるものではなくて、どんくさい飼い主が操作ミスをした、ということなのだと思います。

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 4月発売の新製品をフライングゲットしたのに、このままでは紹介する前に普通に発売されてしまうがな、と焦っておりましたが、何とか3月中に記事にすることができました。数打ちゃ当たる、と思っているのか、最近やたらと新製品の多いカップヌードル。今回はこれまでから売られている製品を改良したような感じです。スモークオリーブオイルが付いている、というだけかもしれません。

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 蓋をめくって、これはダメだ、と思いました。赤いモノが見えるのです。これはおそらく、ピリピリ系の味を出すためのモノでしょう。そう認識した途端、お湯を入れるのをやめようかと思ってしまいました。いわゆる謎肉系のものが入っておりますが、色が白いです。蓋をめくっただけでは、スモークオリーブの匂いなんて感じません。すべては後入れのオイルに託されているようです。

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 できあがりの野菜野菜した感じを見て、またがっかりした飼い主。こんなことだから痩せないのです。月末恒例の主治医受診前減量。まるで計量前のボクサーみたいな感じですが、何も食べず、なおかつ排便を促すためマグネシウム系の緩下剤と大量の水分をとりますから、そのへんはボクサーの減量とは全く違う、いや、正反対です。それをやると1週間で4キロほど落ちますが、今回は土木作業をしながらの断食でしたので、通常の目標値である73キロ台を下回る72キロ台まで落ちました。調子に乗って、このまま断食まがいのことを続け、60キロ台突入を目指します。

2019年3月27日 (水)

発掘

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 お風呂に入れられてぐったりしている「くま(仮名)」さん。せっかくお風呂に入れて綺麗に洗っても、少し残った水分を舐め取ろうと全身くまなくなめ回しますので、結局いつもの体臭は消えない、という彼女なのです。歳はとっていますが、お風呂に入れられたときには必死で抵抗してうろうろと逃げ回りますので、彼女をお風呂に入れて綺麗に洗ってやるのはなかなか難易度が高いのです。

 数ヶ月前から、トイレのドアの前に変な棚が設置されて、自分の身のこなしすら十分にコントロールできない私はトイレに行くたびに激突しては悪態をついていたのですが、ついにその棚が本来の目的のためい使われる日が来たのです。

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 これを置くために設置された棚だったのですね。噂には聞いていましたが、本当にこうしてディスプレイされるとは思っていませんでした。まだ長女が小さかった頃、発売間もないファービーを手に入れようと、あちこち駆けずり回ったことを思い出します。答辞は整理券を手に入れないと買うことも出来ないという人気ぶりでしたが、その後、このファービーたちは長女の部屋の中で、腐海の底に沈んでいたのです。めでたく発掘されてここに飾られておりますが、目が開いているのは一度も起動されたことがない個体なのだそうです。

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 こんな棚がなくても、もとから開け閉めしにくい、左右逆につけることを何で考えなかったんだろう、というトイレのドア。こやつらがここに住むことになったので、余計に開け閉め、出入りがしにくくなりました。そのうち、どれかの個体を引っかけて床に落下させてしまいそうなのが恐ろしいところです。

 下の方に余っている棚にはたまごっちでも載せたら胴だ、などと言いたくなりますが、たまごっちの方はさすがにもう、動くような状態では残っていないのではないかと思います。そう考えると、長いこと放置されていても、全個体、一応動く、あるいは未開封ゆえ動くはず、というのは結構すごいことなのかも知れません。

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2019年3月26日 (火)

研究会

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 餌鉢を置くお母さんに愛想を振る「ちち(仮名)」さん。ご飯の用意をし始めるとやかましくてどうしようもない彼女ですが、餌鉢が目の前にやってくると賢い態度をとらなければならない、というのは理解しているようです。我が家において一番の実力者はお母さんだ、ということもよくわかっていて、指示に従うのはお母さん、甘えるのはお父さん、というように上手に使い分けているのです。

 学校の先生の世界には、さまざまな研究会が存在し、先生たちはそれぞれ、いくつかの研究会に所属していることがほとんどです。強化の研究会などはその代表的なものですが、授業などほとんどしない管理職にも研究会があって、それぞれの職務や研究対象について、より深い知見を得ようと、日々研究にいそしんでいるわけです。

 で、そうなりますと、研究会のお世話をする人、すなわち役員というのが必要になってくるわけで、やりたい人など基本的にいませんから、結局は回り持ちで半強制的に、ということになるわけです。

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 私が所属している研究会のロゴです。本年度はこの研究会で、市の調査部に所属する部員、という立場でした。で、これは予備役みたいなものでして、そこを通過すると翌年にはもう少し大きなお役が回ってくる、という仕組みです。この研究会は2~3年で脱会するという人がほとんどですので、私みたいに3年も4年もいる、というのは「貴重な」人材なのです。なので危ないなぁ、と思っていたのですが、きっちり電話がかかってきて、名誉職だから県の会長をやってくれ、というのでOKしたのですけれど・・・・・。

 名誉職どころか、会合の田んびに、のは当然として、近畿圏内や全国レヴェルで出張までしなければならないお仕事だということがわかって参りました。悲願の東京出張もあるそうですから、その節は是非、遊んでやってくださいませ。

2019年3月25日 (月)

畏れ多い

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 自分に害が及ばなかったので、悠然と眠っている「くま(仮名)」さん。白い方のワンコがお風呂に入れられて憔悴しきって寝ているのとは対照的です。もともと我が家のワンコたちは家でお風呂に入る習慣がなかったのですが、皮膚のトラブルが頻発するようになったのでまめにお風呂に入れてもらえるようになったのです。もっとも、本人(犬)たちは全く喜んではいませんが。


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 頂き物ですが、ボールペンだというので放置してあったもの。少し気になったので開けてみることにしました。言葉の重み、という意味なのでしょうか。黒くてしっかりとした紙箱に入っています。


 正直なところ、ボールペンはほとんど使いませんし、高級なものならなおさら、いつなくすかと心配で持ち歩くこともありません。きっとこれもお蔵入りになるのかな、などと思いつつ、箱を開けます。


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 赤い軸なので三倍上手に書ける、というわけでもないでしょう。ボールペンの頭部にシャックルを取り付けてストラップをつけ、首からぶら下げて使うもののようです。そしてこのシャックルが取り外せるので、ひもは首にかけたまま、ボールペンだけを取り外して書けます、ということのようです。


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 でも、これにはびっくり。取扱説明書というより、子のボールペンのコンセプトを紹介するような冊子に、紙やすりが挟まれておりました。何に使うのか、って、それはここに書いてある通りです。オリヂナルのペン、自分だけのペンに仕上げるために軸を削れというのです。真鍮の軸に上質な塗装がしてあるものを紙やすりでごしごし削り落としなさいというのです。


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 だいたい、もとからおしゃれな感じのペン、こんなのを首からぶら下げていて似合う私ではありません。見る人には滑稽な感じしか与えないでしょう。書く文字が文字ですからなおさらです。そんなオッサンが塗装の剥げたペンを持っていても、あぁこの人、どこかにこすったんだな、ぐらいに思われるだけでしょう。やっぱりこれ、死蔵されてしまう運命なのかもしれません。


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2019年3月24日 (日)

歳月

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 カメラを向けても動かない「ちち(仮名)」さんですが、目玉はしっかりこっちを向いています。これ以上飼い主が近づいて来るなら、遊んでもらうために跳ね起きよう、というのがありありなので、そのままおとなしく後退した飼い主でした。
 土曜日曜は全く家にいない、と妻に嫌味を言われてしまいましたが、実にその通り。私の職場にはホンマもんと私、二人の教頭がいますが、新年度にどこかへ異動になってしまう前にやり残した仕事を片付けなくては、というので、とにかく休みの日でお天気が良ければ大工仕事や左官仕事、あるいは与作に精を出しておりました。そして本日は、姉妹校の約束を交わしているオーストラリアの学校を訪問する本校代表の生徒が出発するということで、関西国際空港まで見送りに行ってまいりました。パチもんの教頭でも、運転手ぐらいなら役に立つのです。
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 今から6年前、現在の職場に異動してくるときに、妻に買ってもらったサンダルです。NAOTというイスラエルのメーカーだそうで、確かこれはグレイシャーというモデルです。見る人見る人、みな、ビルケンシュトックですか、と聞いてくるのですけれど、そのたびに違いますと応え続けて6年。手入れも何もしないので傷み放題です。で、先日、大型TVを載せたワゴンを引いて廊下を歩いているとき、ワゴンの脚が私の足を襲い、ベルトを取り付けている金具を飛ばしてしまいました。自分では直せないし、ベルトを引きずりながら歩くのも危険なので、残っていたベルトを引きちぎってしまいました。着るもの履くもの、なんでもこんな調子ですから、私は上等なものを着たり履いたりできないのです。ものにも命がありますから、安いものだからといって粗末にして良いわけではありませんけれど、2万円以上もしたこの革サンダルでも手入れ一つせずこんな調子。私には無駄な贈り物でしたが、それでも6年、何の問題もなく使うことができたというべきなのかもしれません。
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 何の不満もなく、それこそ空気のような存在であったこのサンダル。修理に出すか、新しいものを買うかとなるのが普通ですけれど、今度はお値段が10分の1の安物を手に入れました。同じようなナースサンダルタイプなのは、教職員たるもの、いつでも走ることができるような上履きをはかなければならない、と言われているから。でも実際、何か事があった時でもバタバタ走ったらかえって危険です。
 幅広甲高でないとすぐに足が痛くなってしまう、偏平足で極端に外反母趾な私。普通の幅しかないこのサンダルも、1週間ほどで外反母趾の部分に押し出されて醜く膨らみ、おそらくは半年ももたずにだめになるのでしょう。実際、足が痛くならない履物、というのを結構真剣に探し回って、外で履くのは大塚製靴のボンステップ、屋内で履くのはNAOTかビルケンシュトック、などと決めていたのですけれど、やっぱり、もう、足が痛くてもいいや、という気分になっているのも事実です。歳を食うと、いろんなことがどうでもよくなってくるものですね。果たしてこのサンダル、いつまでもつのでしょうか。それとも、先に私の方が足の痛さに音を上げるのでしょうか。興味深い実験です。

2019年3月23日 (土)

静かな神戸

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 目を開けて寝そべっている「くま(仮名)」さん。飼い主はじめ家族みんなが白い方のワンコにかまうので、少し危機感を覚えていたのかも知れません。仲の悪い2頭で、喧嘩となると勝ち目のない彼女。ですが、より可愛いのは私よ、という意識はあるようで、飼い主に可愛がられているようすなどを白い方のワンコに見せつけるのが大好きです。
 お昼過ぎから、神戸のWAGNERに参加しましたが、非常に静かな感じでした。ただ、しばらく消息不明になっていた会員さんと再会できたり、宴会はいつものように盛り上がりましたので、参加した甲斐はあったと思います。
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 同じ建物の中では同業者による会合なども開かれていたようですが、それより何より、WAGNERの会合が開かれていた会議室と同じフロアで非常に賑やかな催しが開かれており、そちらの方が「気に障る」感じがいたしました。WAGNERは静かな感じでしたけれど、兵庫県民会館は非常に賑やかで、人が溢れておりました。
 恒例の迷惑じゃんけん大会には大物を持ち込むことが出来ず、残念に思っておりましたが、いつものようにF氏から大変に結構なモノをいただきまして、これがまた大変に大荷物。ここ数日とは打って変わって肌寒い日で、そんな中、大きな紙袋を持って歩くと風に煽られて大変でしたが、これはもう、私の職場の若手も大いに喜ぶモノですので、文句を言わずにありがたく持ち帰ってきました。
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 改札口を通るのに引っかかるほどの大きな袋でしたので、電車に乗ってロングシートの端っこに陣取り、これを隣に置いておくと、よくあるドアのそばに立って座席に座っているこちらの方にもたれかかってきたり、ぶら下げている荷物をガンガンぶつけてきたりする、そういう迷惑な輩を遠ざけることが出来て好都合でした。しょうもないものを持ち込んでこれを持ち帰る、まさに海老で鯛を釣った格好です。
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 念願だった、火の付いたPeaceとPeace萬年筆とのツーショットも撮影することが出来ました。親方のダンヒルを借景に、普段タバコを吸わない私らしく、下手くそに火をつけたPeace。愛煙家にとっては本当に住みにくい社会だな、と改めて実感したのは、ここに至るまでタバコに火をつけて写真を撮る環境になかったから。WAGNERの宴会はモクモクOKですから、こういうことも出来るのです。
 あ、もちろん、嫌煙という方も大丈夫です。WAGNERの醍醐味は宴会にあり。特に関西方面においては、ですから、ふるってご参加くださいね。

2019年3月22日 (金)

不具合

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 あ、写真を撮られる、と顔を背けていたのに、大好きなお母さんの方を向いた瞬間をとられてしまった「ちち(仮名)」さん。シャッター音を聞いて、しまったぁ、という感じでクッションに顔をうずめてしまいました。
 学校では年度末を迎えて、「指導要録」という書類の作成に皆さん必死です。3月20日過ぎまで児童生徒が学校にいて授業をやっている、なのに3月末までには1年分の成績やら所見などをまとめて書き込み完成させなければならない、ということで、私立の学校や高等学校などではそのための作業日を確保すべく生徒を休みにしていることもありますが、公立の小中学校にはそんなものはありません。春休みに入ると、保護者があれこれ相談に来校されたり卒業生が遊びに来たりと、落ち着いて自席に座っていられないことがほとんどです。今日も、そういう事情で昼間全く仕事が進められなかった先生が遅くまで残っていました。この人、学校の施錠方法を知らないので、その人が仕事を終えるまで、お付き合いで私も残っておりました。その間にやり残している仕事を片付けていくのですけれど、短い時間で済むと思った仕事に手間取ったりして、結局は残っていた先生を見送って自分一人で残っている、という結果になりました。
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 そのときにちょっと一服、とスマートホンの画面を見ると、自分のBlogが表示されません。どうもスマートホンだけうまく表示されないようです。そういえば、件の先生が遅くまで残っていたのも、その指導要録を「手軽に」「素早く」作成できるという触れ込みで導入されたシステムが真昼間から不具合でダウンしたのが原因。シーズン真っ盛りに、今しか使わないシステムがダウンするなんて最悪です。そういうことが続くと、教育にもICTを、なんて言っても、結局信用できないから手作業の方が早くて確実、なんてことになってしまうのです。
 昨日の記事にあった高野山ケーブル、50年前は貨車に乗せて南海高野線で運んできたそうですけれど、今回はトレーラーで高野山駅に運び、ホームの屋根に開口部を作ってクレーンで吊り下ろす、という方法をとったそうです。報道陣限定で公開されたもののようですから、見に行けなくて残念なんてこともありませんが、見られたら最高だったろうなぁ、と思う工事好きのオッサンです。
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 ケーブルカー更新の記念グッズ。てぬぐいとクリアファイルです。例によって高野山内スタンプラリーなんてのも開催されていて、それをやれば特製ピンバッヂなんてものもいただけるそうですけれど、今回はパス。もらってもものじまいの悪い私のこと、すぐになくしてしまいそうです。
 仕事を終え、深夜の職員室に別れを告げて帰宅というところで、食パンを買って帰って来いというお達し。そのとき、かねてから思っていたことを思い出したのが運の尽きでした。
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 当クラブの会員証を兼ねている記名式Suicaですが、現状、iPhoneに2枚も登録されています。そのうちの1枚を払い戻そうと思ったのですけれど、残額が800円。手数料が220円かそこらかかりますので、ここは全額使いきってから「払い戻し」をするのがお得です。
 で、帰途に立ち寄ったコンビニエンスストアで、あれこれ必死で計算して、見事800円きっちりのお会計に成功。かくして残額0となったSuicaを払い戻し、ウォレットからも削除してめでたしめでたしです。でも、そのために費やした時間を考えると、手数料払って払い戻した方がよっぽどよかったのかな、とも思ってしまいますが、Blogネタにもできたし良しとしましょう。

2019年3月21日 (木)

今更ながら

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 眠ってはいないけれど起きてもいない「くま(仮名)」さん。お彼岸の中日なのだから早起きしてお墓参りすべきところですが、飼い主共々朝寝坊です。とにかく全身の倦怠感が半端ではない飼い主。どこかに病気が潜んでいるのかも知れませんが、元々体力のない人間ですのでヘバっているだけなのだと言い聞かせております。で、日が高くなってから家を出て高野山へ。世間の皆様が観光に訪れる高野山奥の院に我が家のお墓はあるのですが、車で行くにしろ電車で行くにしろ、とにかく時間がかかります。
 近鉄の大阪難波駅で降りて南海の難波駅へ向かう、その地下道でショックを受けました。若い頃はとにかく、誰も俺の前は歩かせない、というほどの早歩きだったのですが、今日は前にアホほど人が歩いていて、しかもそれを追い越せない自分。ディーゼルエンジンの車でアクセルを思いっきり踏み込んだときのような、もっと回れ、回れというのに全然回らない、そういう感覚です。これは真剣に足腰を鍛え直さねば、と思ったことでした。
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 いくらお彼岸の中日でも、この時間になると人も少なくなっています。この3月に4代目の車両に代わった高野山ケーブルカー。3代目は実に50年ほど使われていたそうですが、今回の4代目はそれよりも30人ほど定員が減っています。写真は極楽橋駅のホームですが、写真に写っている山上側の乗車口は使用されていません。撮影者の立ち位置が車両先頭部となります。
 難波からやってくる特急こうやの全乗客を乗せられるように、というコンセプトで定員261名でしたが、この4代目は207名となっています。多客期には3代目でもぎゅう詰めになることもありましたが、臨時便運行などでじゅうぶん捌けるということなのでしょう。
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 根本大塔の朱色がイメージカラー、といいますけれど、サイドから客車を見るとほとんど真っ黒です。山上側の高野山駅は極楽橋駅より勾配が急なため、階段状のホームも一段一段の蹴込み幅が半分ほどになります。そのため、新型車両の導入に合わせてこのようなステップが設置されていました。高野山駅は山下側にエレヴェータ設備があるせいなのか、これまでより停車位置が山下側にずらされました。徒歩でホームを上がる場合は、これまでよりも余分に階段を登ることになります。
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 車内にはこのような、なんとなく高野山をイメージさせる仕切りなどもあります。客車そのものはスイス、CWA社製ですが、ケーブルカーとしての製造メーカーは日本ケーブル社。需要そのものが少ないので、実質、日本ケーブルが製造するスイスCWA社製車体のケーブルカー、これぐらいしか選択肢がないのではと思います。各地のケーブルカーが更新されていくと、みんなこんな感じになるのではという気もします。
 肝心のお墓参りの方は、雨にも合わず無事に終了。帰途もまた特急こうやでひたすら眠って気がついたら難波でした。明日もまたお仕事ですが、忙しい1日になりそうな気がします。
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2019年3月20日 (水)

やられた

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 撮ってるのぁ・・・と言いたげに、それでも動かない「ちち(仮名)」さん。眠たい盛りなのです。職場には眠たい顔をしている人、疲れた顔をしている人が溢れておりますが、「誠に済みません、今晩、通知表の印刷お願いします。」と教務主任から言われて、まぁみんな忙しいからな、と引き受けた私。けれど、明日はお彼岸でお休みですし、その翌日が修了式。通知表の裏表紙には「修了証」というのがあって、修了式で校長から生徒に「授与」されるという儀式があります。紙に印刷しただけではダメで、学級担任と校長が判を捺して完成です。
 そういうものを、「今晩印刷・・・」なんて言ってること自体、異常です。休日出勤や時間外勤務が当たり前になってしまっていると、こういう馬鹿げたこと、間違ったことを平気で言うようになり、聞いた方もツッこまなくなってしまうのです。
 私は午後から出張だったので、夕刻、職場に戻ってから火の出るような勢いで作業を進めて、日の暮れる頃には完了。しかし、修了証に判を捺さなければならない校長先生はアフター5の予定変更を余儀なくされました。ブラックは本人だけでなく周りの人まで不幸にします。本当にダメです。
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 今、6月末の完工を目指し、市を挙げて学校への空調設備の設置が進められているのですが、本校の工事を担当してくださっている業者さんから、マスターキーをお借りしたい、という申し出がありました。平日休日関係なく突貫工事が進められますので、いつでもどこでwも出入りできるように、工事責任者がマスターキーを保持することはある意味当然です。しかし、マスターキーの予備なんてありませんし、そこら辺の鍵屋さんでキーコピーできるものでもありません。
 結局、大阪市内まで出向いて、校長の印鑑入りの証明書を提出してコピーを作成し、業者さんにお渡し。キーのコピーができあがるのを待つ間に、同じ施設内にあった本屋さんで見つけた鞄付きの雑誌。はっきり言って、雑誌本体よりおまけの鞄が入っている箱の方が立派で、おまけだけ持ち去られないように厳重に紐で亀甲縛りされておりましたので、内容を確認することも出来ずにタイトルだけで購入。これが失敗でした。文房具なんてちょろっと書いてあるだけで、ほとんどがファッションのお話。豪華列車に乗って旅するならこんなコーディネイトで、なんていう記事、売り場で一番安くて地味な服を選ぶ、と決めている私には無縁のものでした。
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 まぁ、最近の萬年筆系の記事ですと絶対と言って良いほど出てくるセンチュリー。それはそれとして、いや、この文字、親近感を覚えます。スロゥなブギを聞きながら書くとこんな字になる・・・はずもありませんが、この文字にして、マス目にきっちり収まっているのがまた何とも良いですね。どなたの文字なのか知りたい方は鞄を買ったと思って雑誌買って読んでください。今週末の神戸に持って行きますけれど。

2019年3月19日 (火)

暇を持て余した風の神のいたずら

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 あご枕の「くま(仮名)」さん。本日は年度末の成績算出作業真っ盛りで、日頃エクセルなんぞ使わない人たちがこのときとばかりにエクセルの画面とにらめっこ。私はWORDもEXCELもわからないので質問禁止、と言ってあるにもかかわらず、うまく動かないと言っては呼び出されるので、最後の人がPCを閉じるまでずっと睨み残業を続けざるを得ませんでした。
 しかし、昼間はそれなりに有意義に過ごすことが出来ました。新築された羊小屋が早速「被害」に遭ったので、その対策と称して現場に出ていて、職員室から姿を消していたのです。実際これが一番。誰にも煩わされずに好きなことに没頭できます。
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 わかりますでしょうか、この写真の不思議さ。写真中央からやや右より、ほぼ水平に伸びている木の枝の、その手前に見えている柱が少し変だとは思いませんか。
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 どうやったらこんな風に出来るのでしょうか。8本の柱で支えている大きな屋根が風に煽られて浮き上がり、この柱だけが緑のフェンスを乗り越えて反対側に落ちた、ということのようです。
 ちょうど空調設備の工事できていた職人さんが面白がって見に来てくれて、2~3人で屋根を支えておいてこの柱を取り外して内側に入れたところで再度取り付ける、ということをしてくださいました。やっぱり職人さんとは仲良くしておくのが一番です。
 ですので本日は、元に戻った柱の根元、束石を土台のコンクリート平板にモルタルで接着する作業をしておりました。で、その作業が終わってから市役所へ書類を届けに行って、そこで猛烈に気分の悪いことがあったのですが、作業のできが良かったのでそれは忘れることにしましょう。もし異動がなければ、この小屋で暮らす羊さんのお世話が出来ます。人事異動の発表まで、あと10日ほどです。

2019年3月18日 (月)

合掌

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 くつろぐ「ちち(仮名)」さん。彼女と少し遊んで、さてBlogを更新しようと思ったらメンテナンス中。半日ばかりメンテナンスで閉じていて、再開されたと思ったら猛烈に使いにくいインターフェイスに「改良」されておりました。
 特に画像の挿入は最悪で、挿入したい画像をクリックしなさいと言うのでクリックすると全画面表示されて、いやそれは違うと「×」をクリックしようものなら問答無用でブラウザが閉じる、という仕掛け。何度も何度も書きかけの記事を失いました。全然学習能力のないオッサンには使えない仕様になっております。
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 どうかお願いです、元の仕様に戻してください、なんて言っても無理なのはわかっています。今日は公立高校の合格発表なので、本来なら土曜日に行われた卒業式の代休で休めるはずの先生たちがみんな出勤してきていました。そうやって別の日に休みなんて取れないのをわかっていながら土曜日に卒業式をやらせる今の市長は本当に大嫌いですが、そうやって公務員や教員が嫌がることばかりするから長期政権を維持できるのでしょう。新年度からは自動車通勤の教員から駐車料金を取るそうですが、学校には公用車は配置しないそうです。児童生徒が怪我をしたときはタクシーを待つより教職員が病院へ連れて行きなさい、というのですけれど、それに備えて自分の車、駐車料金まで払って職場に持ってくる、そういうお人好しを「先生」と言います。
 私は写真のレッサーパンダみたいに腹黒いので、駐車料金とられるのなら車で通勤するのをやめます。校長教頭は車で通勤するのが当たり前、みたいな認識があって、市の教育委員会から各学校に、段ボール箱4~5個分の配りモノがあるから管理職が来るまで取りに来い、なんて連絡がしょっちゅう来ます。新年度からは、そういうのはすべてお断りするつもりです。
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 例えば、午前中にある場所で会議をして、そこから車を飛ばして何とか1時間ほどで行けるところで続いて会議、なんてこともしょっちゅうありますけれど、そういうのも遅刻していくか、どちらかを欠席するかということになります。自宅からバスで駅に出て電車に乗り、電車を降りたらまたバスに乗って職場に着くのですが、そういう経路で通勤手当を申請しても、「バスで20分なら駅まで歩きなさい」なんて言われてまともに通勤手当でないのは当たり前みたいになっている県ですので、新年度は徒歩通勤しかありません。もし異動がなければ、今の職場まで歩いて65分。慣れて体力がついてくれば60分を切るでしょうが、暑い季節には着替えが必要ですね。
 それにしてもこの動物たち、どうして合掌しているんでしょうか。
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2019年3月17日 (日)

これは一体・・・

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 逃げ出そうともがく「くま(仮名)」さん。長女が情け容赦なくブラシをふるい、抜け毛を取ろうと頑張っているのですが、わんことしてはブラッシングが大嫌い。小さな出口から抜け出そうと試みますが、いつもと違って後ろ脚を踏ん張るためのトイレ用トレイがないのでこれ以上は出てくることが出来ないのです。

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 飼い主は所用で夕刻から大阪市内へ出向き、そのついでによせばいいのにフラナガンという危険なお店に立ち寄ってしまいました。案の定、写真のような変なモンを見つけて保護して帰る羽目になりました。

 商品ではありますが、オーナーが買い付けに行って妖しいモノを見つけてきた、という感じがプンプンします。何かのノベルティ品じゃないでしょうか、なんてのんきなことをお店の人が言っておりましたけれど、それならそれで、ベースになる商品が存在するはずです。

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 このロゴから見て、ここ のノベルティかと思われます。ノート類なんかを中心にしている会社っぽいのですが、Webページにもこれと同じようなペンは出ていません。何より、妙にお安いお値段が、正規の「商品」ではなさそうな感じを出しております。このお店、変なモンが大量にある割にはオーナーが店番しているのに出くわす確率が低く、そうなるとモノの由来を聞いても確かな返事は返ってきません。難儀なことです。

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 せっかくの日曜日なのでちょっと豪華に大きさ比較。520NNさんに出てきてもらいましたが、いや、久しぶりにキャップをとると実によく焼けております。これでまたインクを入れて使えないペンが増えてしまいました。

 本体に一つリフィルが入っていて、予備のリフィルも一つ。この2本を使い切ってしまったらこのペンは使用できなくなるのでしょうか。

 これはどういうボールペンなのか、リフィルは手に入るのか。ご存じの方、ぜひ情報をご教示ください。

2019年3月16日 (土)

まさかのブラック

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 珍しく起きていて、しかも立っている「くま(仮名)」さん。後ろ脚を上げてお腹を掻く、というおばさん臭い所作をした直後なので、カメラが迫っていても対応できなかったようです。

 極めて面倒な土曜日の卒業式も無事終わりました。市長からすると、土曜日曜に卒業式をすれば市民サーヴィスになるということなのでしょうけれど、その分、教員のお休みはどこかに消えて行ってしまうということまでは頭が回らないようです。市長自身は土曜も日曜も、昼も夜も関係なく仕事をしなければならないお立場ですから、公務員ってそういうものだと思っているのでしょうし、それもあながち間違いではありませんけれど、別の日に休めば良い、と言われても休めない状況があることを、誰かが市長に進言すべきです。公務員なのだから休みの日がなくなっても我慢しろ、と言ってるようでは、世の中のブラックな流れは止まるどころか加速するばかりです。

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 私のお下がりのiPhone7のRedを使っていた長男が、画面が割れたのを機に買い換えました。値下げで話題のiPhone XRです。色が選べるから、ということもあってこの機種にしたのだそうですが、本人曰く、選べるからこそ黒、何だそうです。赤にしておけば3倍、なんていう返しは馬鹿にされるだけなのでやめました。並べてみると、iPhone Xより少しだけ大きいのですね。

 いつものことながら、何も意識せずに不自由なく使えるものの、入れ替えが面倒です。余計なことがなければ良いのですけれど、iCloudの認証など、apple参の儲けにつながるご都合であれこれやらされるので実に面倒です。私のように機械もんに弱いオッサンならともかく、一応理系の長男ですら舌打ちの連続ですから、やはり面倒なものは面倒だ、ということなのでしょう。

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 明日も朝からお出かけをして、お仕事がらみのお買い物の後、職場に出て作業。羊小屋の新築工事は、一応棟上げが終わった段階で、周辺の工事はまだまでこれからです。

 奈良県の公務員については、大規模な人事異動の発令は未だに4月1日付。周辺の府県では3月の修了式で異動される先生の離任式を行い、先生方は春休み中から新任地において新年度に受けて作業を開始する、というのが多くなっているのですが、奈良県は遅れています。4月1日に人事異動が行われて、そこから職員会議を開いて校内の人事を決定。校務分掌やら教科の担当割り、学級担任は誰か、ということを2~3日かけて決めてから、時間割の作成に入ります。多くの学校では、4月後半にならないとホンマもんの時間割が動き出さないのが現状です。

 実は、今いる人については異動の内容が内示されていますので、これからの2週間、もうここにはいないんだけどな、と思いながらいろいろ作業する人も多数出てくるわけです。

 そういうこともありますけれど、とにかく、作業は進めなければなりません。個人的には、羊小屋を造る作業するためなら、休日出勤もブラックとは思わないのですけれど。

2019年3月15日 (金)

頭を冷やす

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 この前脚、どこからどうやって生えてるのかな、と思わせる「ちち(仮名)」さんの寝姿。人間がこんな風にして寝ていると、目覚めたときには腕がしびれているはずですが、わんこは平気なのでしょうか。

 明日が卒業式、という日の学校はせわしいものですけれど、普通は卒業していく学年を担当している教員が早めに帰宅し、それ以外の教員が遅くまで準備に励むものです。けれど、どこかゆがんでいる私の職場では、卒業生の担任が日付を越える勢いで仕事をしていて、全く帰る気配がありません。それでも、当日は朝早くから着付けに行って、羽織袴姿で式に臨むのですからたいしたものです。

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 卒業式というと、ここまであんなことやこんなことがあったなぁ、と振り返るものですので、今日はこの1本。イタリアの綺麗な棒、ボルギニのブライヤー軸です。ペン先は定番のイリジウムポイント、すなわち鉄ペンですけれど、軸は人気の木ですし、金属部分はひょっとして銀なのかも知れない、と思わせてくれる硫化ぶりです。

 ある日あるとき、某オークションにこれが出ていて、競る競る、どんどん上がるという状態でした。いくら入札してもまたオーヴァービッドされるということの繰り返しで、あまりの高騰ぶりに最後は「ま、どうせ鉄ペンやし。」と諦めてしまったものです。

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 後日、WAGNERの集いで同じペンに遭遇。持ち主はオークションで競りに競ってゲットしたのだとおっしゃいます。それってひょっとして・・・・・と話が盛り上がってしまいました。

 まぁ同じ趣味の集いに顔を出す間柄ですから、同じようなペンに興味を持ち、欲しがるということも不自然ではありません。で、オークションに敗れた私がなぜこのペンを持っているのかというと、後日、別の出品をすんなり落札したからです。

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 住友林業の三十周年記念でつくられたこのペン。珍しいものですし、軸もたたずまいも素敵なので手に入れて損はないのですけれど、やはり適価というものがあります。

 何事も、のめり込みすぎてはいけない、という当たり前の話ですけれど、私の周りに溢れる仕事にのめり込みすぎている人たち、どうやって早く帰らせたものかと頭の痛い春です。

2019年3月14日 (木)

いっしょ

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 白っぽいところが増えた「くま(仮名)」さん。飼い主は毎日見ているのでわかりにくいのですけれど、昔の写真と比べると、もっと各所が黒く、あるいは茶色く、くっきりとしていたのだということがよくわかります。

 本日、久しぶりに散髪に行って、カットクロスに落ちる自分の毛を見て、あ、これ、わんこの毛とおんなじや、と思ったのでした。私の祖父や伯父たちは、白髪交じりどころか真っ白な人ばかりでしたので、私もいずれそうなるのでしょう。

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 そんなとき思い出したのがこの1本。アウロラの大陸シリーズ、エウロパです。黒いところにグレーが混じっているというのか、墨流しをしたような模様の樹脂。天冠には大好きな青色の石がハマっていて、とどめはやはりキャップリングでしょう。

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 煙を吐きつつ、蒸気機関車に牽かれた列車が行きます。SLなんて気安く言いますけれど、私はその言い方が好きではありません。SLは知ってるけどDLもELもわからないっていう人の使う言葉だと思っている、困った鉄っちゃんだからかも知れません。

 で、気がつけばこの土曜日が卒業式ですけれど、職員室では写真だ作文だと、子どもたちを送り出す準備に余念の無い先生たちが深夜までわいわいやっております。この過剰なまでの思い入れが、あのたえきれないほど長くて無意味な送辞や答辞を産み出すのだなぁ(詠嘆)と、教員にあるまじきことを考えてしまう私です。

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2019年3月13日 (水)

素性は?

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 まどろむ「ちち(仮名)」さん。写真を撮られてるな、と気づいてはいながら動くことが出来ない、そんな状態です。

 飼い主が勤務している市の親分は、土曜日曜に学校行事をやるのがお好きなようで、中学校の卒業式は土曜に、小学校の卒業式は日曜にやりなさい、と命令されたようです。ついでに入学式も土曜日曜にやらせたかったようですが、これは何とか回避できました。私の勤務する県では先生方の異動は4月1日で、その日以降に、誰が何年何組の担任をするのか、なんてことを決めてスタートするのと、児童生徒が登校してくるのが8日の月曜日ですから、式場設営を児童生徒に手伝ってもらう関係上、6日や7日には出来ません。それでも相当粘られたようですが、無理なものは無理、と突っぱねてくれたであろう教育委員会事務局には感謝しなければなりません。でも1年先には、始業式をもっと早めて入学式を土曜日曜に、なんて言い出しかねないので油断は禁物です。

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 県全体としては15日あたりに卒業式をするように想定していろんな日程を組んでいるのに、我が市だけ無理をして16日に卒業式をする。その分、どこかで先生方や生徒の振替休日を設定しないといけないので、ただでさえせわしい卒業式前の日程が余計にややこしいことになって、現場としては大迷惑です。

 大迷惑になると、夜遅くまで仕事をする先生が増え、その分、私の出費がかさみます。お腹をすかせて深夜まで仕事をするのは辛いものですから、体に悪いものであってもとりあえず何か食べるものは用意しておいてあげないといけません。

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 UFOと名乗るからには焼きそばなのでしょうけれど、タラコを振りかけるなんて和風スパゲッティみたいです。一体あなたは何者なの、ということで、こしらえて食べてみました。

 なんやかんやと毎日会議をしていて、そこへ子どもへの対応に困り果てた保護者が相談に駆け込んできて、気がついたら午後8時9時。そこから自分の仕事を始めようというのですから、日付が変わる前に帰宅するのは困難、という先生が大半です。

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 お湯を切って、ソースをかけた直後の写真。麺の中央付近がやや濃い色になっている、そこにソースを振りかけたのです。混ぜると、やや濃い色になるだけで、塩焼きそば系の見た目です。

 こういうものを夜の10時11時に食べている先生たち。私の職場の最寄りバス停を出る最終バスは午後10時50分。最寄りの電車の駅まで25分かけて歩くとしても、駅を出る最終電車は0時30分。ですが、我が市の親分は、新年度からは自動車通勤している先生たちから駐車料金を取る、と宣言しているそうです。本当にそうなるのだったら、少なくとも私は自動車通勤やめます。

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 教育委員会事務局からは毎日のようにいろんな連絡が来て、これこれの荷物を取りに来て欲しい、なんていうのもたくさんあるのですが、重たいから自動車で来い、なんていう連絡も結構あります。山奥の学校なんかだと、そもそも自家用車を使わないと出張に出ることすら出来ないこともあります。それでも駐車料金取るというのなら、出張行くのもお断りするしかありません。

 で、そういうわけのわからん方針の下で仕事をしている先生たちが、訳のわからん焼きそばを食べます。食べた感じはソース味のタラコスパゲッティ、ですかね。まずくはありませんが好みの分かれるところでしょう。ちなみに、しかりバターの風味はします。

2019年3月12日 (火)

ビンディ

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 いつもと変わらぬ姿で眠る「くま(仮名)」さん」です。飼い主も十年一日どころか百年でもそれ以上でも変わることのない凡庸な毎日を過ごしておりますから、飼い犬が毎日同じように眠っているからといって批判することなど出来ません。

 今日の午後、職場では大変な人気者だった飼い主。会う人会う人、皆同じように同じことを話しかけてくれて、それに対して同じように「インド行ってきましてん。」と答えていたのですけれど、正しく「そらもっと上や!」とツッコんでくれたのはPTA役員の女性ただお一人だけでした。

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 今日の作業が終わって、斜面に出る出入り口を塞いだところです。昼間箱の白い柵が取り払われて、ここを行き来しながら作業を進めているのですが、このフェンスのフレームに翌おでこや頭をぶつけてしまうのです。

 学習能力の無い私のこと、きょうはなんと5回も顔面を強打してしまいました。一緒に作業しているホンマもんの教頭先生に「顔、切れてますよ!」と驚かれたり、作業の様子を見に来た保護者などは思わずポケットティッシュを置いて帰ってくださったり。

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 あんなフレームみたいな平面でどうやって顔面切るんだろうと疑問に思って、帰宅前にと現場を見に行ったところ、どうやらこの、一番上の水平な部分にぶつけたようです。なので、左右の目のちょうど真ん中が豆粒大に切れているのと、なんとなく左目の涙袋のあたりが痛いのです。これくらいで済んでいるのは、やはり強運なのですね、わたし。

2019年3月11日 (月)

良い箱

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 あご枕でまどろむ「ちち(仮名)」さん。ケージの柵から飛び出している前脚をちょいちょいと撫でても反応しませんので、相当眠たいのでしょう。こんな状態の彼女を起こすには、何かおいしそうなものを食べるか、「くま(仮名)」さんと親しげにするか、そのどちらかの方法しかありません。

 本日はホンマもんの教頭先生が猛烈に忙しかったので、私は基礎部分のブロック囲いを仕上げる作業に取り組んでおりました。しかし、そこへ電気屋さん登場。昨夏の猛烈な暑さで、私の勤務する市でも市内の小中学校すべての稼働している教室、1400室に6月末までにエアコンを設置する、というむちゃくちゃな計画を立てて、現在進行中で、そのために学校の受電設備を増強し、各機器まで電源を引っ張る工事のための準備です。モルタルを練り上げたところでその対応に追われて、自分の工事の方はさっぱり、でした。

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 例年、東大寺二月堂のお水取りの期間にだけ販売される「のりこぼし」という和菓子の箱です。非常にしっかりとした紙製の箱で、賞味期限その日のうち、という和菓子をいただいた後はこの箱でお楽しみください、という感じで、さまざまなことに使える上等な箱です。

 このサイズの箱で「のりこぼし」が6個入って税別2600円。ということは、「のりこぼし」そのものは1個400円で、箱そのもののお値段が200円ということでしょう。200円もする箱なのですから、しっかり活用しなければいけません。

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 しかし問題は、私自身にあります。私は、こういう箱に小物を入れてしっかりと整理整頓してはいけない人なのです。箱にものを入れるときには必死になってあれこれ考えて、これ以上無いくらいにきっちりと詰め込むのですけれど、その詰め込まれた中身はそのまま死蔵されてしまうことが多いのです。

 数年たって、あれ、この箱何が入ってるんだろうとあけてみると、日常ひんぱんに使うようなものがきちんと整理整頓されて入っている、ということがよくあります。あぁ、さがしていたこれ、ここに入ってたんや、と感動の再会を果たすことも少なくありません。結局のところ、どうせ使わないのだから何も買わないのが一番、ということになるのでしょうか。

2019年3月10日 (日)

仕切り直し

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 あご枕で熟睡している「くま(仮名)」さん。いつもの土曜日曜ですと、この傍らで飼い主も熟睡ということになるのですが、この土日は違いました。両日ともご精勤に朝から職場に出向いてお仕事に励んでいたのです。

 今度の金曜には、4月の人事異動が内示されます。来年も今の職場にとどまることが出来るのか、それとも山奥の小さな学校に飛ばされてしまうのか、それがはっきりしてもしなくても、この3月中に羊小屋の新築工事を終わらせなければなりません。しかも、肝心要の柱を立てて屋根を葺く作業はホンマもんの教頭先生の担当ですので、私はその作業までに柱を立てる土台を作っておかなければならないのです。

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 こちらが作業開始間もない頃のようす。手前に大きな石があってブロックが2枚置かれているあたりにブロックを並べ、そうやって出来た囲いの中に土を入れていったのですが、作業の進捗とともにどんどん計画が変わっていきました。

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 こちらが、雨に降られて工事を中断した時点、本日の現場のようすです。左側には4本、右側に3本の柱が立っていますが、それぞれの束石を置いている土台をこしらえることになって、写真右側の斜面に面したいい加減な囲いをしっかりとしたものに作り直しました。

 完成すると、正面手前の開口部にも柵ができて、その中で羊さんが暮らすことになります。果たしてここで暮らす羊さんの世話が出来るのかどうか、こしらえている当人たちには全くわかりません。けれども、とにかく仕上げます。

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 もう少し後ろに下がって撮るとこんな感じ。すでに屋根が葺かれた部分は、スコップや一輪車など、屋外の作業や清掃に使用する物品を保管する場所として使う予定です。現在は左のブロック塀で囲まれたところにそういったものを置いてあるのですが、物品を持って行く児童生徒と返しに来る児童生徒が別になることが多く、とにかく整理整頓が出来ていないので、この場所にしっかりと整理整頓して保管する予定なのです。

 そして、奥の羊小屋まで、ずっと波板の屋根を連続させます。このあたりでは雨に濡れずに羊を観察したり、ちょっとした作業が行えたりする、そういうスペースになるのです。

 作っているときは楽しいけれど、完成してしまうと嬉しいけど少し寂しい。そして、完成したスペースを自分で使うことが出来なければもっと寂しいのですが、そうなったらなったでまた新しい場所で何か作る、ただそれだけのことです。

2019年3月 9日 (土)

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 熟睡している「ちち(仮名)」さん。わんこというのは朝三暮四の見本みたいなもので、遊んで頂戴とやかましく鳴いているときに少しでも遊んでやると、すぐにおとなしくなります。しかしながらそういう要求に応えてしまうことは、「鳴いたら遊んでもらえる」と学習させてしまうことになるので、わんこを飼う者がしてはいけないことの代表例でもあります。

 それでも、少しだけ遊んでもらったら満足してぐっすり眠る、というのは見ていて可愛らしいもので、ついついやってしまうだめな飼い主です。 

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 少し前に手に入れてあったPEACE萬年筆。たばこのキャンペーンの景品として作られたものですから、ここはたばこと一緒に撮らなければ、と思いつつ、たばこを吸わないようになって久しいので、果たして今、どんな「ピース」が売られているのかもよくわかりません。

 結局、深夜のコンビニエンスストアで店員さんを煩わせつつ、昔ながらのロングピース、いわゆる金ピーを買ってきました。

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 そもそもはフィルターなしのPEACE萬年筆。が青いパッケージで、だからこそのブルーの萬年筆なのでしょうけれど、私は国産の葉を使っていた頃のロングピースが好きでした。

 今日の空は本当に青い、PEACEの缶の色みたいだ、というところから快晴をピーカンと言うようになった、という本当か嘘かわからない話もありますけれど、イメージカラーとしては深いブルーなのでしょう。

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 これに同じくセーラーの蒼墨あたりを入れてみようかと思いますが、あまり頻繁に使いそうにないものに顔料系を入れるのも少しためらわれます。

 しかし、キャップはネジ式嵌合ではなくて落とし込み嵌合、いわゆるパッチン嵌合ですから、普段使いには便利そうです。春到来ですし、しばらくはこいつをあちこち連れ回そうかと思います。

2019年3月 8日 (金)

新作

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 隙間からぬぅっと入ってきた飼い主の手をしきりに舐める「くま(仮名)さん。飼い主は彼女のケージの前で自然死してしまい、目覚めたところで彼女を見て可愛いなぁと手を突っ込んだものです。首をごにょごにょされるのが大好きな彼女、思わず飼い主の手に前脚を絡めてぺろぺろしつつ、にゃぁおにゃぁおと甘えた声を上げます。そこの白いの、聞こえてる? 私は飼い主にこんなに遊んでもらってるのよ、とドヤっているのです。

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 ご当地のお土産物、がコンセプトの「ゴトプラ」シリーズ。東京の土産物屋で東京タワー、大阪では大阪城。それぞれ現地で、しかもお土産を売っているようなお店に行かないと買えない、というのがネックでしたが、春の新作、富士山は全国どこからでも買えます。

 昨夏に東京と大阪が発売されて、次はどこだろうという話になって、普通に考えると名古屋か京都だろう、となったのですが、京都はともかく、名古屋だと何をモチーフにするのだろうというのも首をかしげるところでした。しかも、名古屋とか京都とかは漢字そのものが何となく作りにくい見た目をしています。

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 その点、富士山ならば左右対称。富士山、という漢字からどんなものができあがるのか、なんて考えるまでもなく、そのまんま富士山で良いのです。

 東京タワーは細身ですし、大阪城は「阪」の文字をうまく使って四角い枠を作り、そこに部品を重ねていくことでお城になりました。富士山は円錐形ですので、まん丸い膨らみをどうするのだろうと思っていましたが、これもそのまんま、「富」の文字を豊満にすることで解決しています。

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 とりあえず青と白(蓄光)を一つずつ買ってみましたが、組み立てるのならもう1セット必要です。このシリーズの難儀なところは、売られている状態そのままが一番面白いということなのです。組み立ててしまったら、「ふぅ~ん」でおしまいです。こういう風に、漢字がこれになるのよ、と両方をお示しすることが大事なのです。

 富士山だけに、静岡まで買いに行かなければならないのかと心配しておりましたが、今回は供給にも不安がありません。早速組み立てをしてみようと思います。

2019年3月 7日 (木)

この季節

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賢く一点を見つめている「ちち(仮名)」さん。例によって、視線の先にはご飯を食べている家族、というパターンです。この状態でしばらくは我慢できるのですが、やがて我慢しきれなくなって私にもちょうだいと吠えまくって叱られる、ということになります。しつけのできない飼い主の責任ですね。

年度末、さまざまなことが山のように押し寄せてきます。若い頃は毎年この時期になると、指導要録を書かなければならん、というので憂鬱になりつつも、書かなければならん、というのを口実にしては今年の一本、というのを買うことにしておりました。タイイングが良いのか悪いのか、毎年この時期になりますと、杜の都から実演販売に来る業者さんがいたのも、実に困ったものでした。

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その当時は、JSUという刻印の意味すらわからなかった私でしたが、指導要録の用紙を実演販売の場に持参して、この紙に書くときに一番具合がよい萬年筆を、なんて言いながら、いろんなペン先を取っかえ引っかえ試して、それが決まると好みの軸をあれこれ品定め。困るのは、気に入った軸には先ほど選んだペン先が合いませんなどということがまれにあって、その時点でもうワンランク上のペン先を、なんてことになってしまうことが多かった、という点。商売上手にやられてしまっているわけです。

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文字を大量に書く、そのことだけでも憂鬱なのに、担任している40人の生徒一人一人の顔を思い浮かべながら、その子のよいところ、さらには課題としてほしいところなどを、「指導上参考となる事項」として書いていくわけです。全体的には、さらさらと滑るように書ける水性ボールペンを使う人が多かったのですが、私は時が不自由なのでむしろ適度な引っかかりがある筆記感が好みでした。

今はもう、手書きで書くなんてことはなく、PCに入力してもらったものを様式に合わせ込んで印字、というのが主流です。笑ってしまうのは、手書きが厭で嫌で、必死になってPCを使って印字する技術を磨いたために、今や、全校生徒の指導要録を私一人で印字する、ということになってしまっています。別にそのくらい何でもないのですけれど、異動する前にはやり方教えてね、と言われるのが大きなストレス。そんなこと言うような人にレクチャーしても無駄、というのは、これまでの経験でよく知っています。私がいなくなったら、残った人たちが自分のやりやすい方法を見いだしてやる、というのが一番いいのではないかと思います。

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2019年3月 6日 (水)

未組み立て

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 埋もれて眠る「くま(仮名)」さん。ケージの扉を開けて撮影したりあちこち撫で回したりしても全く反応しません。むしろ、背後からの「そっち開けちゃダメ、私とあそんでっ!」とアピールする白いわんこの視線の方が痛く感じられます。

 飼い主は珍しく仕事に没頭して深夜まで職場で過ごしました。誰かが遅くまで仕事をしているのに付き合って自分も遅くなる、というケースがほとんどなのですが、新学期の計画を立てていて、ある日の校時を組み立てるのに熱中していたのです。

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 家には、組み立てを待っているものがわんさかあります。右下の姫路城なんて、もう南南も前にF氏からいただいたお菓子なのですが、結局、お菓子をいただくこともなく、組み立てもしないまま、今に至っています。これに関しては、即、開封してみることにしましょう。

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 歴史的遺産である姫路城のペーパークラフト、そのまま黒い歴史にしてしまってどうするのか、ということです。自分としては、少し前にいただいた、という認識をしていたのですけれど、月日が流れるのは相当に早いものらしく、実施、頂戴したのは相当前のことなのでした。それだけ放置して、さらにそのことをネタにしてしまう自分に呆れます。

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 東京地下鉄コンプリートの方は、かなり気合いが必要です。都営大江戸線なんて、訳のわからん走り方をしていて、距離も長く、何より新参者ですから深いところを走っています。逆に言うと、こういう深いところを走っている奴を一緒に組むわけですから、銀座線なんてのは相当に「上の方」を走ることになるわけで、その分、高い支柱を立てなければならないのでしょう。こいつを組み立てるのは気力体力、そして時間のあるときに限ります。

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 と、そんな折も折、東京方面のエージェントからこんな画像が送られてきました。春頃に発売、などと言われていたご当地プラモデル、ゴトプラの第2弾、富士山です。これなんかはちょいちょいと組み立てることができますので、またお土産物屋さんにでも探しに行くことにしましょう。関西でも手に入るのでしょうか。

2019年3月 5日 (火)

形から入る

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 大あくびの「ちち(仮名)」さん。写真を撮られそうなので警戒していたのですけれど、あくびを我慢することは出来ませんでした。一説によると、わんこは緊張が高まるとあくびをするとも。緊張しているのでしょうか。

 飼い主はいいお天気になると我慢できずに外に出て左官仕事。5月の連休が終わった頃に羊さんをお迎えするために、羊小屋を新築する工事を進めていますが、ホンマもんの教頭先生が4年目、パチもんの私が3年目ですので、下手をすると、4月からは2人とも今の職場にいないかもしれません。それでも、建て直すぞ、と前の羊小屋をバラしてしまった以上、前を向いて進み、今月末までに完成させるしかありません。

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 その左官仕事の合間に、資材を仕入れるために立ち寄ったホームセンターで、また余計なものを購入してしまいました。iPadを入れるとちょうど良い大きさだと喜んで持ち歩いている、今は亡きBPのバッグ。たしかにiPadを入れるのにはピッタリですし、小ぶりで良いのですが、惟人積もって出かけているときに雨が降ったら、ということで、ぺったんこで小さくて軽い折りたたみ傘。

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 LAMY2000と記念撮影。ぺったんこです。こういうものは以前からありましたけれど、最近はある程度実用的な大きさのものが増えてきました。これでも親骨の長さ50センチですので何とか実用範囲ですね。

 何にも入らない鞄、あとは、小さく折りたたむことの出来る手提げ袋を仕込めば、出先でA4サイズとかそれが入る封筒とかを受け取ったときにも慌てず騒がず持ち帰ることが出来るようになります。次はそれです。

2019年3月 4日 (月)

豆ごはん



 珍しく顔を上げている「くま(仮名)」さん。ご気分が麗しいのでしょうか。飼い主は雨に降り込まれて外仕事ができなかったこともあって、割と早めに帰宅したのですが、それにはもうひとつの理由がありました。

 この季節になったのですね。うすいえんどうの鮮やかな緑色は出ていませんが、豆ごはんです。次男から携帯電話にメッセージが送られてきたので、早めに仕事を切り上げて帰る算段をしておりました。

 グリーンピースではありません。あれはチキンライやシウマイのてっぺんにちょこんとのっているから良いのであって、あれで豆ごはんを炊かれてはたまりません。豆ごはんには碓井えんどう、これに限ります。

 こんな風に潰れているのもまたご愛嬌。今使っている炊飯器との相性が今ひとつのようです。うまくキマると、鮮やかなライトグリーンの粒もまぶしい豆ごはんに仕上がります。春のこの時期にしか食べられない豆ごはん。碓井えんどうが手に入るなら、絶対に炊くべきです。

 ご飯には納豆、な私ですけれど、豆ご飯には釜揚げしらすと決めています。そのために早めに職場を出てお店に寄りましたが、好みの太くてデカいものがなく、小ぶりなものを買いましたが、それでも相性抜群です。ぜひ、お試しを。

2019年3月 3日 (日)

気がつけばひな祭り

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 アフロにされてしまった「ちち(仮名)」さん。抜け落ちてケージ内に散乱した体毛をかき集めて頭の上にのせるという長女のいたずらです。眠たかったのか、抵抗することもなくされるがママに写真まで撮られてしまった彼女が哀れと思いつつ掲載する飼い主です。

 今朝は朝からあいにくの雨模様でしたので、職場に出ても外での作業も出来ませんから遊びに出ることにしました。まずは自宅から歩いて15分ほどの最寄り駅まで行き、そこから電車に乗って西ノ京を目指します。

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 安全上の理由から、多くの駅で構内踏切が廃止されて橋上駅社や地下駅舎になっておりますが、この西ノ京駅、王子はこのあたりに改札口があったのかもしれません。

 西ノ京駅を出てすぐ橿原神宮前方に踏切があり、ここを通る道路で二つに分かれている薬師寺。来年春の完成を目指して、東塔の解体修理作業も大詰めです。

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 あれもこれも見られます、という共通は移管券を買い求めて境内へ。元は正方形のものですが、入山時に一つちぎり取られてこのような形に。このあと、西塔内陣の特別拝観に、東塔頂部に載っていた水煙と、修理完了後にそれに代えて載せるレプリカとを並べて展示したものを見て、最後に玄奘三蔵伽藍を拝観すると、一回り小さな正方形になります。

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 南門を入ったところから境内を見るとこのような感じ。食堂も完成して、伽藍が充実した薬師寺です。今から40年以上前、おそらくは左の松の木のあたりで材木を削る西岡棟梁に、ため口でいろいろと質問していた高校生、それが私です。ここへ来ると、あの日のことが鮮やかに思い出されます。

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 結構足を棒にしつつ境内を歩いて、そのあと京都市内まで電車で出てお買い物。もうまもなくそういう時期ですので、女性に喜ばれそうなプチギフトも仕入れました。お菓子屋さんの陰謀に乗せられて義理で甘いものを贈る、なんて習慣が早く廃れることを祈ります。贈り物を選ぶのは楽しいから好きですが、なんと言っても面倒ですし、みすぼらしい格好をした薄汚いオッサンがおしゃれなお店に入るというのは、相当に勇気がいることなのです。

2019年3月 2日 (土)

あまこい

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 愛犬参號とともに眠る「くま(仮名)}さん。飼い主は本日、珍しく休日出勤をして書類仕事を少しと伐り残した立木の伐採、そして伐り落とした丸太を細かく切ったり、新しく設置する物置スペースに屋根を葺くホンマもんの教頭先生の助手をしたりと、結構忙しく動いておりました。

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 この1月に発売されていたのに、これまで縁の無かったこちら。先日、名古屋遠征の折に見かけたので連れ帰っておりました。ここの焼きそばの特徴であるからしマヨネーズが付いているところは変わりませんが、麺が太いこと、そしtヱソースが濃くてしかも甘口、というのがポイントでしょうか。

 焼きそばでも何でもソースが濃くなると辛くなるのが通例です。即席でも何でもそうですが、できあがった焼きそばに「追いソース」なんかすると確実に辛くなります。y.y.Pen倶楽部の誓いの一つとして、「辛すぎるものを食べてはいけない」というのがありますので、私は辛いものはわさびくらいしか食べません。でも、甘くて濃いのでしたら大歓迎です。

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 本日、これを食したのは豪快に混ぜ倒すタイプの人でしたので、見た目はちょっと美しくありませんが、麺の太さはよくわかりますね。ひとすじいただいてみると、もっちりとした感じの麺で、肝心のソースは、確かに、甘くて、そして濃かったです。

 アマ恋、ではありません。甘濃、です。あ、アマっていうのは尼崎の正式な呼称です。念のため。

2019年3月 1日 (金)

忘却

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 クッションに乗っかってぼぉ~っとしている「ちち(仮名)」さん。職場では花粉症で難儀している人をたくさん見るようになりましたが、ありがたいことに私は花粉症とは無縁の生活を送ることが出来ています。

 花粉症なんてバケツの水と同じ。いつか満タンになって溢れるときが来たら、アンタもこの辛さがわかるようになるんや、と教えてくれた先輩がいましたが、今までのところ、まだ満タンにはなってないようです。

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 花粉症とは無縁でも、もともとぼぉ~っとしている私。このペンをどこでどうやって手に入れたのかわかりません。素人の私には、これってパーカー?、ひょっとして75とかいうやつ?、ぐらいのことしかわかりません。パーカーの萬年筆、あまり持ってないのです。

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 しかも首軸が赤色。首軸の樹脂部分とペン先との間には妖しい目盛り線があります。これには何か意味があるようなことを聞いたような記憶もありますが、よく理解できていないのと、そもそもパーカーには興味が薄いので勉強もしてきませんでした。

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 おフランス製のは何たらかんたら、というのもよく聞く話です。こんど、WAGNERの集まりがあるときに詳しい人にいろいろ聞いてお勉強しなければいけませんね。

 自分がひいきにしているメーカーのペン以外のことはさっぱり、なんていうのはいけませんね。第一、ひいきにしているシェーファーなんて、妖しすぎて余計に訳がわかりません。

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 また何か、妖しいマークを見つけました。老眼なので目で見ても全然わからないのですが、あれこれ写真を撮ってPCの大画面で見ると、これは何だ、ということになります。

 ご存じの方、ぜひ、いろいろと教えてくださいませ。

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