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2019年1月

2019年1月31日 (木)

晦日そば

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 気持ちよく寝ていたら写真を撮られてしまった「くま(仮名)」さん。むにゃぁ~っとあくびを字始めるところが写りました。なかなかその瞬間を捉えることは難しいものです。

 今週は訳のわからない忙しさで、そのくせ「これをやった」ということも無し。実にくだらない1週間でした。会計検査院の監査が来るとか来ないとかで、過去に遡ってあれやこれやと書類を整えてくれ、出してくれと言われたのも妙な忙しさの一因です。学校ではいろいろなものを必要に応じて購入しますが、国からの補助金がらみのものがあると大変です。そのとき現場に勤めている人にすれば、便利に大事に使わせていただいているものばかりですが、購入したときに保管していた場所と現在の保管場所が違うと「詳細な説明」が求められたりするので、そういう物品があるかないか、あるならどこにあって、どのように使用しているかなどを事細かに整理しておき、どんなツッコミにでも応えられるようにしておく必要があります。

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 会計検査院の検査官が市役所に到着して、お茶でも飲みながら小休止の後、「ではどこそこへ行きます。」と発言。それを聞いた市役所の中の人から「どこそこ」へ連絡が入るとともに、必要なら先遣隊が飛んでいきます。しかもこの先遣隊、現地で検査官に出会ってはいけないようです。

 市役所の中の人たちは実に大変だったようですが、私たちはあぁしろこぅしろと言われてその通りに書類を用意したり物品を確認したりするだけ。それであっても結構面倒ですしほかの業務が滞ります。それで夜遅くまで残ってくれている人たちにと買い込んできた中に混じっていたのが、何でも入れました系の即席麺です。

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 カップの中には袋が3つ入っていて、そのうちのひとつ、かやくだけを入れてお湯を注ぎます。粉末スープと液体スープは、今どきの製品らしく「お召し上がり直前にお入れください」となっております。

 太い麺を売りにする商品も少なくありませんが、青森の地元で食べられているものに合わせたのか、細めの麺です。

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 さぁできあがり、と蓋をめくり、お召し上がり直前にお入れください、の粉末スープと、味噌でしょうか、どろりとした液体スープを投入。後は混ぜていただくだけ、というところで電話が入り、長引きそうだったので食べるのは別の人に任せましたので、このあとのことはよく知りません。

 ほのかにカレーの香りがする、まぁまぁおいしいラーメンでした、というお話でした。

2019年1月30日 (水)

熟成(本題)

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 前脚を放り出して気持ちよさそうに眠る「ちち(仮名)」さん。お人形さんのように可愛らしかった彼女ですが、いまやいびきをかいて眠る老犬です。こちらに突き出している肉球をぷにぷにしてやりたい衝動を抑えつつ、そっと写真を撮りましたが、すでに薄目を開けています。よほど眠たいときでなければ、人が近づいてきたら起きる、というワンコの鑑です。

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 本当はこれの話をしたかったのです。杉綾模様でやや小ぶりな軸のプラチナ。同じものですが上はこのBlogを始めて間もない頃に手に入れたもので、下はもっと後になってから手に入れたもの。硫化が進むといい味が出ますよ、という見本です。

 磨いてピカピカにすべし、という人もいますけれど、私はそんなもったいないことは出来ないという派です。

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 銀色に輝いていた軸が、いつの間にか金色っぽくなり始めて、そこから黒くなっていきます。例えば銀軸と一口に言っても、その色の変化の仕方はさまざまで、その萬年筆を毎日使用していてもどんどん黒くなっていくものや、握っているときにいつも手が触れる部分だけ周りと色が違うもの、とにかくすごい勢いで黒くなっていくものに、いつまでも銀色のままのものとさまざまです。コーティングされていたりするものはいつまでも綺麗ですから、そういうのが好きな人はそれを。私などは、あまりに綺麗に黒くなったものは腫れ物に触るように大切にしてしまう方です。

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 昔のプラチナ製萬年筆ですからして、細字のペン先にむちゃくちゃ渋いインクフローで、書き味はけっして良いとは言えませんが、むしろその引っかかり具合が字の不自由な私には向いているようです。

 今からでも遅くはありません。手持ちの銀軸、あるいはこれと思って購入した銀軸の萬年筆を熟成させませんか。

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2019年1月29日 (火)

熟成

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 ひたすら眠っている「くま(仮名)」さんをじっと見ていて、こいつ、はじめからヒゲも白かったかなぁ、などと考えていました。先代の「クマ(実名)」さんを火葬してくれた業者さんから一周忌ですよという葉書が来て、それならばお墓参りに行こうかと家族で出かけた帰り道、ふと県道沿いのペットショップに立ち寄ったのが始まりでした。

 ケースの中のワンコたちを見ていると、チャラいチャラいお兄ちゃんが「この子、可愛いでしょ」と抱いてきたのが彼女。「抱いたらもう、ダメっすよ。」などと挑発する兄ちゃんを鼻で笑いながら彼女を抱っこした瞬間、胸から首のあたりまでごそごそと登ってきてくぅ~ん、というので、「では、連れて帰ります」と。

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 なるほど、若い頃はヒゲもしっかり黒かったのですね。あれこれ説明を聞いて、ケージやら何やら買い込んで店を出たら、粉雪が舞っておりました。私に任せると変な名前をつけるからと、命名権はすでに妻に握られており、車に乗り込んだときには命名が終わっておりました。しかし、私は先代の一周忌が縁でウチに来たのだからと「くま」と呼び続け、その後2008年の秋にBlogを始めるときにも、それをタイトルにつけたのです。

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 デーモン小暮などと呼ばれていた頃の1枚。お散歩から帰ってくる彼女を遠くから見ると、ほんとうに「閣下」でありました。我が家では、小さい頃はともかく、ある程度大きくなったらわんこは外で飼う、と決めていたのですけれど、その風貌に似合わずあまりにも人なつこすぎる彼女。昼間、留守にしているときに外につないでおいたら、通りかかる人誰にでもついて行ってしまうのでは、と本気で心配した結果、室内飼いになってしまいました。実にりりしいお顔立ちですが、女の子です。

 で、今日はワンコの熟成ではなく、萬年筆の熟成について書くはずでした。しかし長くなりましたので、この続き、というか本題は明日に送ります。

2019年1月28日 (月)

見直す

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 お座りをして、飼い主の手に握られた布きれをじっと見つめる「ちち(仮名)」さん。布を投げるそぶりを察知すると、彼女の脚に力が入ります。真剣に遊んでいるところなのです。

 布を投げれば拾ってきて、ひとしきり振り回した後、飼い主に近づいてきます。飼い主の役割は、「その布、取るぞ、取っちゃうぞ。」という動きを見せること。具体的には、布をくわえて振り回している彼女の前に、自分の手を持って行くだけです。すると彼女はその手から逃げるように顔を振る。そうしたらそちらの方へ手を持って行く。それを何度か繰り返した後、ぱっと布を掴んでぐいぐい引っ張ってやると盛り上がります。

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 この時期、多くの学校で、この1年を振り返り、来年度の方針や具体的な実践などについての検討が進められていることと思います。具合が悪かったところを改善すべく、さまざまな意見を集約し、よりよい学校作りのために討議する、というわけです。

 写真はある学習塾のスケジュール表。1コマ80分の授業を1日に8コマ。すごいですね。公立学校であれば、小学校で45分、中学校で50分の授業を日に最大6コマ、ということになっています。学習指導要領では、年間52週の内、35週間を授業に充てることを前提にしていますので、ほとんどの教科の時間数は35の倍数になっています。中学2年生の数学の授業は年間105時間と決められていますので、1週間の時間割表の中には数学の時間が3回配置されていることになります。

 このときの「1時間」は、1回あたりの授業の長さ、すなわち50分です。中学2年生は1年間に50分かける35で1750分、数学の授業を受けるのです。

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 私の勤務先でいつも問題になるのが、この、「1時間の長さ」なのです。上の時間割のように8時40分に1時間目がスタートした場合、中学生はそのまま、小学生は9時25分に授業が終わります。2時間目、3時間目と進むにつれてそのずれは大きくなっていきます。なので私の勤務先では授業の開始、終了を告げるチャイムが鳴りません。

 小学校では、授業と授業の間の休み時間は5分程度が良いとされています。いっぽう中学校では、授業の開始に遅れることは最大の罪なので、10分程度の休み時間として、その間に次の授業の準備や教室の移動などを済ませておく、ということになります。体育の授業に前後などは着替えと移動が両方入りますから、けっこうギリギリです。でも、小学生を相手にしている先生からすると、10分もの休み時間は百害あって一利なし、なのです。しかも、中学校に合わせると授業の終わり、すなわち放課後の始まりが遅くなりますから、児童を帰してからの仕事に取りかかるのが遅くなり、結果、帰宅するのも遅くなります。

 そのため、職員会議が開かれる日などは全校で45分授業にしますが、必要に応じて45分授業にする、という前提で計画を立てると、年間授業日数の三分の二程度が45分授業になってしまいます。中学生にとっては、必要な授業時間が大幅にカットされていることになるので大問題です。結果、先生方、泣いてください、ということになります。

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 そこで、わたくしお得意の悪企みです。小学校と中学校、すべてのコマで授業のスタート時刻を揃える、というのを諦めるとか、清掃の時間は15分間、と誰もが信じて疑わないのを10分間にするとか、あの手この手で「放課後が早く始まる」ようにしようとしています。

 で、いつものことで驚きもしないのですけれど、学校の先生って本当に真面目です。掃除の時間を10分間に縮める、と提案すると、蜂の巣を10個ぐらいつついたほどの大騒ぎになります。じゃ、どうして10分ではダメで、15分なのですか、と聞いたところ、納得のいく答を出してくれた先生は一人もいませんでした。

 学校というのは、こういうところなのです。自分も含めて、実に恐ろしいと思います。常識を疑う、なんてことは、すでに世間では当たり前に言われ、実践されていることです。その結果、常識とされていたことが捨てられることもあれば、改めてその意味が理解されて採用されることもあるでしょう。先生や学校も、早くそうなるべきだと思います。

 会議は今週の水曜日。私が示した「とんでもない提案」がどの程度支持されるのか、あるいはけちょんけちょんで捨て去られるのか、楽しみです。

2019年1月27日 (日)

1日遅れ

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 かじっている「くま(仮名)」さん。バースディケーキについていたメッセージカードに甘いクリームの匂いが残っているのでこうなりました。昨日は彼女のお誕生日。13歳になったのでしょうか。長女はこういうことをよく覚えていて、「くま(仮名)」さんにだけ、ケーキを買ってきて食べさせておりました。同じ部屋の中で、白いワンコが半狂乱になって鳴き叫んでいたのを必死でなだめていたのは飼い主です。

 その「くま(仮名)」さん、一日たって本日はお風呂の日。例によって嫌がりつつお風呂に入れられ、出てきたら今度はドライヤーでブォ~っとやられて、その後はムスっとして最悪のご機嫌でした。

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 昨日は自分だけいいことがあったのでご満悦だったわけですが、今日はどうしてこんな目に遭うの、というところでしょうか。

 その後も彼女のご機嫌は治らず、何やら気になる咳をしながらガサゴソと暴れまくり、ついにはトイレ用のトレイを出し入れする小さな扉から無理に這い出してきました。飼い主のそばに来て尻尾を垂らし、ただ首のあたりを撫でられてじっとしている、という状態。

 気にした長女も出てきてようすを観察しますが、動くでもなく、座り込むわけでもなく、ただその場に悄然として立っているだけ、というご様子。そしてもう一つのケージの中では、おとなしく眠っていた白いワンコが私も私も、と鳴き叫んでいます。

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 これはそのときの写真ではなく、資料画像。こうやって彼女がくわえてきた布きれを摑んで引っ張りっこをしてもらうのが「ちち(仮名)」さんのお気に入り。いつまでも飽きることなく布を引っ張っています。

 そうしている間も、「くま(仮名)」さんは元気がないようすでたたずんでいるだけ。しかし、そのうちに納得したのか、自分からケージに入って眠ってしまいました。もちろん、白い方のワンコもケージに入れられて、暴れまくった分、ぐっすりとお休みになりました。

 ワンコも、なんとなくかまって欲しくて飼い主の気を引こうと、体調が悪いふりをすることがあるのですね。余計に可愛らしく思えてしまいました。親馬鹿です。

2019年1月26日 (土)

半分いかずに

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 本日は「くま(仮名)」さんのお誕生日。ワンコが大好きなのにワンコに厳しい長女は、この白いワンコにはお相伴させずに「くま(仮名)」さんだけにケーキを食べさせていました。その絶望的な情景を見ながら吠えまくっていた「ちち(仮名)」さんが不憫でしたので、添い寝と称してケージのそばで自然死する飼い主。何かの弾みで飼い主が生き返ったとき、彼女はこんなようすでした。

 愛おしく感じられたので、鼻先や耳のあたりをちょいちょいと撫でてやると、気持ちよさそうに目を閉じる彼女。ワンコは実に可愛いですね。

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 月末近くなると、恒例の「節食」に入る私。もともと平日の朝と昼は食事をしませんから、夕食を断ってごく軽いもので空腹を紛らわすだけにするのです。しかしながら、突然に低血糖が襲ってきて立っていられないほどふらふらになることもありますので、職場にはブドウ糖と何かしら食べるものを常備してあります。その際、なるべくなら新製品を買ってくるようにしておりますが、これは気が進まなかった新製品。油そばって好きではないのです。

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 脂っこいものは嫌いではないので、「油そば」と称する製品は何度か試してきたのですけれど、やはりこれも好きにはなれませんでした。おいしくないわけではありません。おいしいのでしょうけれど、私の趣味嗜好には合わないということです。

 特にこの注意書き。前半は「プレーンな(妙な言い方)」油そばとして食べなさい、というのに危機感を覚えていたのですが、やっぱりその通りで、早々とふりかけてしまいました。

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 それでも気が乗らなかったので、一口だけいただいて、タイミング良くやってきた若手に後を任せました。彼によると、なかなかおいしかった、のだそうです。

 個人的には油そばと称するものは好きになれそうにないので、また別の新製品、あるいは食したことのないものを探そうと思います。

2019年1月25日 (金)

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 「くま(仮名)」さんが寝ているので、そっとケージの扉を開けて写真を撮っていたら気づかれました。撮られているのでっかめらの方は向かずに頭を上げ、すぐに立ち上がって飼い主の方へ突進し、膝の上に丸く収まってまた寝る、という見事な攻撃。醜いものは写さないので、飼い主の体と一体化してしまえば写真に撮られないだろう、という作戦です。

 歳を重ねると、ワンコもどんどん賢くなるような気がしています。飼い主の行動をよく観察して、こういうときはこうすれば、というのを学習している、その学習がなかなかに確実で、人間様も見習わなければならないな、などと思うことも「柴柴」です。

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 すでに昨年末、この日の記事から3日連続で紹介されていますので、詳しいことは省略です。突然降ってきた、としか言いようのない、いただきものの顕微鏡。

 こんなモノいただいてどうするのか、というと、そこは職業柄、差し迫って目的はなくとも手元に置いておくことが大切なのです。こういうものがあれば、何かの折にキット役に立ちます。授業をしていない私ですけれど、インフルエンザで先生たちも次々と倒れていってますので、突然の代打で教室へ行くことも少なくありません。相手が中学生ならまだしも、小学生だったりすると、こういう飛び道具がないとなかなか1時間もたせられません。

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 なかなかよろしいですね。今時の小学校は教室に1台ずつ50インチのTVが置いてありますから、そこにつないでいろいろと見せる、それだけでもなんだかんだと時間を潰すことが出来ます。ただ、そうなると画面ではなくて顕微鏡そのものを見よう、触ろうとする子どもがわらわらと出てきて、普段から小学生を相手にしていない者には制御不能な事態に陥ることも十分予想されます。小学生っていうのは、なかなかに恐ろしい存在なのです。

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 よい子はこういうことを考えたりやってみたりしてはいけないのですが、どうしてもやりたくなってしまいますね。ただ、この置き方ならおなじみの大きさ比較ですと言い逃れることも可能です。こういうことさえしなければ大丈夫ですが、やってしまうとヘンタイ認定です。またその際、対象物である萬年筆がどのようなものであるかによっては、最悪、「半」認定されてしまう可能性すらあります。気をつけて使いましょう。

 最後に、???となったところをひとつ。箱を開けてみると、箱が入っていました。箱の中に入っていた箱の中には乾燥剤だけが入っていました。この小さな箱に入っていたものは、チャーミングな前オーナーを引き立てるように頑張っていることでしょう。

2019年1月24日 (木)

浄書

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 気持ちよく眠る「ちち(仮名)」さんの写真をとりあえず載せてから、さて、と考え込む飼主。毎日何でもいいから駄文を垂れ流す、と決めてはいるものの、ネタが思いつかず何も書けない日というのもよくあります。

 本日、一番力を入れて取り組んだことといえば卒業証書の浄書に向けた準備でした。今年は小学校で67名、結い医学校で66名の卒業生がいますので、合計133枚の卒業証書に名前と生年月日、そして卒業証書の番号を書き入れなければなりません。今年はそれを専門の筆耕業者にお願いすることにしたので、そのための原稿を念入りにチェックしていたのです。実に根気のいる、そして目の疲れる作業でした。

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 かつてはこの時期になると校内から達筆の先生が「姿を消した」ものでした。畳敷きの宿直室など、普段誰も行かないような静かな部屋にこもって授業も何もせず、ひたすら卒業証書に名前などを書き入れるためです。写真のようなものが教育委員会から送られてきて非常に粘り気の強いペンキのような墨で卒業生の名前などを書き込むのです。

 写真の例でいくと、卒業証書というタイトルの後にある空白に卒業生の名前と生年月日を書き入れます。卒業式の日付は最初から印刷されているのでよいとして、殺せんせ!の上あたりに卒業証書の番号が書き込まれます。誰に何番の卒業証書を渡したか、というのは卒業生台帳という帳簿に記録され、この台帳は永年保存です。

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 私の勤務先では、昨年まで元教員だった人にお願いしていて、お値段は100枚まで1万円というところでした。50枚でも1万円、100枚でも1万円で、120枚だと2万円。そういうざっくりとした感じ、おわかりいただけるでしょうか。要は、現在校長なり教頭なりをやっているような人たちが中高生時代に教わった恩師に書いていただいている、ということなので、菓子折持って依頼に行き、気持ちばかりの謝礼をポケットマネーで払うのです。

 業者さんにお願いすると、1枚の証書に3~4カ所書き入れてもらって250円から400円というところでしょうか。100枚お願いすると3~4万円かかるという感じです。皆さんの手元にある卒業証書、誰がどうやって書いたものでしょうか。

 ちなみに、その昔は書き上がった卒業証書に校長印と飾り判、卒業生台帳との割印などを捺す作業があったのですが、最近ではそれも印刷業者に依頼する例が増えました。最初からハンコが捺されているような証書に書き入れてもらうわけです。

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 しかし最近では、こんな風に最初からすべてを印刷してしまうことも出来るようです。PCで宛名ラベルを作成するのと原理的には同じですね。これで1枚300円から400円というところなら、もう、その方がいいんじゃないか、という気もします。

 ただ、「役所は元号を使う」と法律で定められているにもかかわらず、何が何でも西暦でなきゃ嫌だと言う人もいるので、卒業証書の生年月日その他の日付の部分、和暦と西暦とが混在しますので、その分お値段が高めになってしまうのですね。それでも、来年もまた卒業証書にかかわることがあるのなら、試してみる値打ちはありそうです。

2019年1月23日 (水)

足りない?

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 眠り続ける「くま(仮名)」さん。このあと、足下にある餌鉢にご飯が入れられ、頭の上、写真では左下隅の方に置かれたのですけれど彼女は動くようすなし。おぃ、起きろ、ご飯だよ、と言われ、もふもふとあちこち撫でられててようやく顔を出し、体はそのまま、首だけ伸ばしてご飯を食べるという横着ぶりでした。ベッドまで朝食を運ばせる、まさしくプリンセス、ひぃ様です。

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 F氏から長打したこちらのカプセルトイ。組み立てるとフルアーマータイプのガンダムのできあがり、というのでやってみました。老眼で手先の不器用な私です。

 まず、保護用のシェルなどを取り外し、内部に仕込まれているパーツを取り出すというところから難儀をします。

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 ガンダムの顔面を飾るパーツと角が入っているのですが、太くて不器用な指では取り出すことが出来ません。手近にあったペーパーナイフでほじくり出すようにしてようやく取り出し、これまた開けにくい袋と格闘した末にはさみで切って出すというぐだぐだぶり。

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 顔の左右を広げるように引っ張り出せとか、角をオレンジ色のパーツに差しこめとか、手先の不器用な私には難しい注文が続きます。ちなみに、次男にやらせてみると説明書なんて見ることもなくちゃっちゃと組み立ててしまいました。

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 ん?何かおかしい・・・・・おかしかったら笑うたらえぇねん、ではありません。何かパーツが足りないのかな。説明書を見ると、使わないパーツが3点出てくるはずですが、手元には2点しか余っているパーツがありません。

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 おかしい・・・のは組み立てている自分の方でした。部屋に入ってきた次男に見せると、台座だろうと思っていた部分を手に取ってサクッと2つに分解。哀しいことに老眼の進んでいるオッサンにはそのパーツが二つに割れるということがわからなかったのでした。

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2019年1月22日 (火)

採点ペンの進化

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 ウィンクの反対で、寝ているところから片目だけを開けた「ちち(仮名)」さん。実際のところは肥えすぎていて首の周りのお肉が片方の目を圧迫しているだけなのですが、眠そうな感じがより強調されています。傷になっていた左耳も綺麗に治ってきて、いつの間にかピンと立つようになりました。

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 プラチナの採点ペン、あっちこっちからかき集めてきて参世代が揃いました。左端と真ん中は併売されていた時期もあったのではないかと思います。そして一番右が原稿モデル。はらりと長い毛が写り込んでしまいましたが、艶っぽい話などはありません。

 現行モデルは胴軸、首軸ともに長くなり、キャップに付くクリップも大型化しています。これによりしっかりと握ることができるようになり、疲労が軽減されるのだそうです。

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 現行モデルは女性の先生から借りてきたものですが、まさか彼女の髪まで借りてきたということはないでしょう。問題は、写真を撮るときには髪の毛の存在に気づいていなかったことです。老眼が進んでますね。

 実際、現行モデルを握ってみるとしっくりきます。長時間の採点も楽になりました、というのは本当かもしれません。

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 個体差もあるのでしょうが、透明な萬年筆型のものはチップが長く飛び出しています。このチップの紙あたりも、世代によって違う感じで、これも現行型が一番しっくりきます。永年にわたって販売される中で積み上げられてきたものは大きいようです。

 正直なところ、現行型を握ってしまうと古いものにインクを挿して使おうという気が起こりません。第一、私はこの採点ペンの先が紙とこすれる音が嫌いなので、採点にはこれを使わず、萬年筆を使っていました。

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 首軸がギャザードっぽくなっていたものが、現行モデルではつるんとしています。これも改良点の一つだそうで、疲労軽減に寄与しているそうです。

 この首軸については気になるところもあるので、次回は、透明軸のものを徹底的に洗浄してみようと思います。

2019年1月21日 (月)

大活躍

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 いつものように熟睡中の「くま(仮名)」さん。帰宅時間が遅いと彼女は絶賛爆睡中で飼い主に挨拶などしてくれません。本日はもう一頭の「ちち(仮名)」さんでさえ、眠たすぎて、ベッドに横たわったまま尻尾を振るだけ、というお迎えでした。

 この季節、出勤するとすぐに電話の嵐です。2回線しかない電話がひっきりなしに鳴り続けますが、そのほとんどは欠席の連絡。中学生の保護者は電話に出た者に欠席する旨を伝えて終わりですが、小学生の保護者はとにかく担任に代わって欲しいと希望することが多いのです。朝の7時半にもなっていないような時刻に「担任の先生に代わって欲しい」と言い、出勤前だと伝えると大げさに驚く、というのが小学生の保護者に多いパターンです。

 私の勤務先の場合、先生方の勤務時間は8時25分から16時55分まで。45分以上連続した休憩、なんてものは法律には定められていても実際には誰一人取れないので、ノンストップで日が暮れるまで行きますが、保護者としてはせめて朝7時には先生が出勤していて欲しいし、夜も9時か10時まではいて欲しい、というのが実際のところです。仕事を持っている保護者にしてみれば、そうでもなければ先生とお話しする時間が取れないからですが、そういう事情はわかりつつも、まだ来ていません、もう帰りましたとはっきり言うようにしています。何事も啓発ですので、先生だってご飯を食べたり家で眠ったりするのだ、という事実をわかってもらわないといけません。

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 で、本日はその先生たちから相次いで欠勤の連絡。熱が下がらずに動けない人、元気でピンピンしているのだけれどインフルエンザという診断が出たので出勤できない人。授業をする中学部の先生は15人ですが、そのうち3人が欠勤。3学年で6クラスなので12人もいれば十分ではないか、と思われるでしょうが、生徒から見た場合、同じ先生、同じ教科の授業が1日に2回以上繰り返されるのは大変ですし、実際、中学部の先生は小学部の方へも授業に出ていきますので、3人も欠勤となると人手が足りません。

 数学と保健体育の授業に穴が空くことが判明したので、作業が遅れている技術・家庭科の実習時間として保健体育の授業枠を取ってもらい、数学の方は私が2時間お守りをすることになりました。写真は図書室の一角にある「ピックアップコーナー」ですが、ここを片付けて例のカルタをまきます。

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 生徒に百人一首をやらせるときは、こういう机ごとに5~6人のグループで「お散らし」をします。本日はその6グループの中から、最もたくさん札を取る可能性が高い人を一人ずつ選出して、写真の北海道式百人一首に挑戦してもらおう、という趣向です。

 各チームから選抜された人には、嫌気がさしたら交代を要求できる権利を与えて競技をスタート。こんなもん読めるかいっ!と言いつつやり始めた子どもたちでしたが、3枚ほど読み上げる内に早くも没入。そのあまりの盛り上がりぶりに、通常の百人一首をしている連中から代わってくれという声が出ますが、誰も交代しようとはしませんでした。何より、ほとんど読めないはずの取り札ながらも、結構正確におさえていたのには感心しました。

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 いっぽう、こちらは私にとっては禁忌なダンゴムシフィギュア。理科の教員に見せましたところ大好評で、早速授業で活用すると言っておりました。ちょうど今、生き物の体のつくりについて学習しているところなのだそうです。

 頂き物だけれど自分にはちょっと・・・・・というものや、迷惑じゃんけん大会の景品でも、学校という場所では大活躍することがあるのです。だからといって、迷惑な品ををどんどんください、などとはけっして言いませんが・・・・・。

2019年1月20日 (日)

とにかく早く

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 クッションを被って、というかクッションに潜り込んで眠る「ちち(仮名)」さん。この後、さすがに息苦しくなったのか、ふはっ、という感じで飛び起きておりました。

 今日は朝から雨だったこともあり、1日寝て過ごしました。明日からの1週間は結構忙しくなりそうなので、それに備えて体力も温存しておかなくてはなりません。月曜から金曜までとにかくしっかりと体を動かし、食事を絞ります。月末に向けていつもやっていることで、ボクサーが計量をパスすべく減量するのと同じです。けれど、水は飲めますし、食べたくなったら糖質の少なそうなものを少しだけ口に入れる。それでも1週間で3~4キロは落ちます。その状態で散髪に行くと、散髪屋の大将に「調子よさそうやね。」と言われます。普段食べ過ぎているので、食べないことが健康につながるのかもしれません。

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 神戸や岡山のWAGNERに参加すると、たいていF氏からこういう球をもらいます。今回は左の球が個人的に忌避でしたので、フィルムを剥がして中を確認することにしました。

 これの存在は知っておりましたし、カラーバリエーション追加のニュースも聞いていたので、いずれ手元に来るのかもしれないなぁ、とは思っていました。

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 個人的にはダンゴムシと言うよりまるむしという方がしっくり来ます。庭の石なんかをめくると下にうじゃうじゃいて、わぁ気持ち悪ぅ、という感じ。まぁその大きさ故に怖さは感じませんが、時折デカいのもいるので油断は禁物です。

 で、そういうもほどの大きさで再現するのはやめなさいのを、っていう話なんですが、喜ぶ人もいるのでしょう。我が家には置いておけないので、早速職場に持ち込んで理科の先生にでも進呈しようと思います。

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 生理的にダメです。これとゴキブリ、どっちを選ぶと言われたら、まだこっちですけれど、虫たちが重要な役割を担っていることは理解しつつも、虫のいない世界に行きたいです。

 よく、埋葬後に生き返った、なんて話がありますけれど、そういう話を聞いたときも、わ、周りに一杯虫おるやんか、とまずそっちを心配してしまうような私です。紹介しかけた以上仕方が無いので、最後まで行きますけれど、私と同じような人は見ない方が良いと思います。なので、安全のため少し間を開けておきます。

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2019年1月19日 (土)

大迷惑

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 眠っているのに何やらムニャムニャとやっている「くま(仮名)」さん。目を開けるのも面倒だけれど、ケージの周りに家族がいることを意識してなんとなく可愛らしいことをやってみよう、というあざとい戦略なのでしょう。必須アイテムである愛犬参號もいい塩梅に廃止してあります。抜かりはありません。

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 神戸で開催されたWAGNERの集いに行ってきました。例によって迷惑じゃんけん大会が開かれますので、新年ということもあり、気合いを入れて景品を持参しましたが、結果的にはy.y.Pen倶楽部のメンバーばかりが被弾してしまいました。ご愁傷様です。

 写真は以前名古屋地区大会でのじゃんけん大会に出ていたものです。じゃんけん大会で手元に来た景品は、どれほど迷惑であってもゲットした人の責任で会場から持ち出すか欲しがっている人に譲る、というのが鉄の掟です。そして、同じ地域の大会に再出品してはいけないのです。名古屋は当会、神戸は近畿ですから、名古屋で押しつけられたゲットした景品は、東海以外の地域での会合になら出すことができます。今回はそのルールを活用して出されたものと推察されます。

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 北海道式、なんだそうです。取り札が木製。しかも判読困難なほどに達筆。変体仮名も使われておりますから、この取り札、最初のうちは画像認識で取るしかなさそうです。

 しかも、読み札は文字のみ。これでは坊主めくりができません。写真を撮るにあたって、奈良にゆかりの阿倍仲麻呂さんの歌と、落語の題材になっている業平に崇徳院、さらには一字決まりの七首を選んで並べてみましたが、合ってるのかどうか自信が持てません。欲しいから、もしくはもういらないから次の中部地区大会に、っていうのは、規定に照らしてOKかどうか、難しいところですね。

2019年1月18日 (金)

おしゃべり

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 とっても賢そうにお座りしている「ちち(仮名)」さん。視線の先は次男の手。その手に何かおいしそうなものが握られている、と信じてじっと見つめているのです。このあと、おやつをもらいましたけれど、まだあるんじゃないか、としばらくはそのままの姿勢を崩そうとしない彼女なのでした。

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 昨日の続きです。LAMYのサファリがキャラクターとコラボするときのいつもの手法。その特徴的なクリップにキャラクターの顔などをくっつけられるようにする、シンボリックな軸色にする、というやつです。

 モンスターボールを連想させるパッケージを開けると、ピカxフウの声が聞こえます。何をいているのかは不明ですが、優しく何かを語りかけてくるのです。蓋を開けるというのが声を出すトリガーになっているのかと思いましたが、そうでもないようです。空いている状態でパッケージを揺らすとしゃべります。

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そして今回は、モンスターボールを模したペンスタンドが付属します。内部にゴロゴロと動くおもりが入っていて、ペンを挿してゆらゆらさせることができますが、ピカチュウを二つともクリップにつけると重みで倒れてしまうこともあります。

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 黒のニブがついていました。軸が黄色ですからシルヴァーよりも黒の方が映えることは確かです。老眼ですので何も読めなかったのですが、写真に撮ってみるとEFでした。これはきっとカリカリすることでしょう。

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 これだけのものが入っています。ピカチュウの顔が描かれた黄色いのは取扱説明書。付属する黄色いポーチはペンケースと言うよりも筆入れという感じです。サファリの使用状況にはこの方が合っているでしょう。

 このたいそうなケース、電池がいつまでもつのか、なんてことも話題になっています。電池が切れても交換できそうにないからなのですが、こういうのは蓋を開けてピカチュウがお話しするところが一番のポイント、一発芸的な製品ですので、誰かが電池を変える方法を調査してくれることに期待、です。

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2019年1月17日 (木)

この字は・・・

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 丸くなって眠る「くま(仮名)」さんはけっこう珍しいのですが、今日はずっとこの姿勢。首のあたりをこちょこちょすると、う~んと伸びをしてそのまま長くなって寝続けることが多いのですが、今日はそうなってもすぐにまた丸まります。きっと寒いのでしょう。

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 中国語の萬年筆取扱説明書。簡体字というのでしょうか、漢字と言うより記号にしか見えません。こういう字で書かれているので、私が嫌いな方の中国から到来したものであろうと思われます。

 LAMYのサファリ、それも、中国国内で売られている正真正銘のドイツ製サファリ。多分、偽物ではないと思いつつ、中国から来たのですから完全に信頼しているかと問われれば自信はありません。

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 こういうデザインですから、なおのこと、彼の国が国の基軸だと主張する方法論で作られたものではないかと心配します。そうであってもかまわないのですが、これには本物が存在しますから、偽物だとすればそれなりに何かヒネりがほしいところです。ただの完コピでは面白くありませんね。

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 箱にはおなじみの文字列が並びます。こういうのを見るとなおのこと心配になります。でも今までのところ、造りの荒いところとか、笑わせてくれるところは見つけられていません。ひょっとしたらこれ、ホンマもんかも知れません。

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 極めつけはこのシール。ホログラムシールです。でもこれがホンマもんなのであれば、祖国である日本でまず発売して欲しかったですね。もっとも、すぐに売り切れて異様な高値で取引される、なんてことになってしまうのでしょうけれど、よりによって彼の国限定で発売されるなんて。土曜日の神戸で、皆さんじっくり観察してくださいませ。明日に続きます。

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2019年1月16日 (水)

こんばんわ

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 綺麗にクッションにはまり込んだ状態を写真に収めようとしたのですが、そのままぷいと横を向いてお顔を見せてくれない「ちち(仮名)」さん。職場を出ようとしたとき、車のガラスが全面真っ白に凍っていて寒い車内でしばらく震えていたほどの寒さでしたから、彼女も暖かい室内とはいえ、クッションの中にはまり込んだ状態を崩したくなかったのでしょう。

 本日、公立高等学校の入学者選抜に関わって、在籍生徒全員の調査書成績、いわゆる内申点という奴を県の教育委員会に提出して、無事受理されました。後は生徒たちが受検してそれぞれの道をつかみ取るだけです。

 私が勤務している市では、個人情報保護に関する条例で、この成績を生徒が開示請求できることになっています。今日は、その際に生徒に渡す成績個票を作るため、慣れないエクセルで何とかマクロを組めないか、いろいろと試行錯誤しておりました。

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 いろいろと試してみても思うように動かないマクロにため息をつきながらの作業。体は動かさなくても、頭をフル回転させるとお腹がすきます。給食の残り物であるコッペパンを手に取ってかじろうとした、そのとき、思わず笑みがこぼれました。

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 生徒のいたずら書きでしょう。清く正しい先生、しかも教頭という立場であるならば、誰やこんなんしたんはっ! どこのクラスやっ! 担任誰やっ! どういう指導してんねん!と怒り狂わなければならないのかも知れません。しかし、私はすでにご案内の通り、パチもんの教員、予備の教頭ですからして、こういうのを見るとむしろ喜んでしまうのです。

 こんばんわ、とお辞儀をしてくれる姿、ちょっと寂しいおつむもまた、愛らしく思えますね。

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2019年1月15日 (火)

バブルソート

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 自分のものではなくても、餌鉢である以上大切にする「くま(仮名)」さん。お母さんが白いのと間違えてこの餌鉢でご飯をくれたので、文句も言わずにペロリ。空っぽになった後も愛おしそうに自分のすぐそばに置いて盗られないようにしているのです。

 今日は早く帰れるはずだったのですが、あちこちの学校から問い合わせを受けたり、学校内でも予定にない仕事を仰せつかったりして、結局は日付が変わって相当経ってからの帰宅になってしまいました。別にしんどい仕事でもなかったので、のんびりとこなしてはいたのですが、その中で、遠い昔の記憶がフラッシュバックしました。

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 SHARPの名機、MZ-2000です。大学生の時、なぜかポケットコンピュータを買おうと思い立ち、アルバイト先の百貨店での休憩時間、事務機売り場へ行ってはPC-1250がいいか、それともPC-1500にするか、などとためつすがめつしておりました。PC-1500をフルオプションで購入するとかなりいいお値段になり、それならMZ-700かなぁ、などと優柔不断にも悩んでいるうち、MZ-2000が処分価格で売られているのを見て、これしかないと飛びついたのでした。

 BASICでポチポチ。市販のソフトウェアはカセットテープでの提供でした。外付けカセットレコーダーを「勘」で操作してプログラムのロード、データのセーブを行うのが当たり前だった時代、こいつはカセットを入れてボタンを押すだけ。ロードが終わればReadyですので、あとはRunとやるだけ。プログラムのロードをミスるなんてことはなかったのです。晩年にはカセットデッキ部分が劣化し、筐体を外してキャプスタン部分を手で回して勢いをつけてやらないとロードできない、なんて状態になり、その際に誤ってブラウン管のお尻の方に手を触れて感電、なんて経験もしました。懐かしい相棒です。

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 で、教員になってからは趣味というよりお仕事で使うことを考えました。生徒の点数を打ち込んで、得点順に並べ替える、なんてことをやらせていたのですが、BASICで組んだプログラムのアルゴリズムは当然のことながらバブルソート。夕方、退勤前に200人分のデータを入れてソートプログラムをRun。夜通し処理を続けさせて、翌朝には半分ほど終わっている、という、今では信じられないお話です。しかもこのMZ-2000、連続して稼働させると熱がこもって処理速度が目に見えて遅くなるのが特徴でしたので、それも処理速度を落とす要因の一つでした。

 今日は退勤前に、70人分のテスト結果票を出力してほしい、と頼まれてきやすく引き受けたのですが、1人分がA4用紙2枚、両面印刷というPDFの資料。いざ印刷にかかると、異様に時間がかかります。PCからプリンタにデータを送るのは早いのですが、ページプリンタのくせにメモリが少ないのか、展開に異様に時間がかかるデータのようで、1人分出力するのに5~6分かかります。夜の10時からスタートして、半分ほど終わったところで午前2時。紙を吐き出しては5分間沈黙するプリンタを見て、思わずバブルソートを思い出してしまったのでした。

2019年1月14日 (月)

祝・成人

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 暖かい部屋で気持ちよく眠る「ちち(仮名)」さん。彼女は長女が高校生になった年に我が家に来たのではなかったかと記憶しています。ペットショップにいた頃の彼女はとにかく可愛らしくて、真っ白な体毛にまん丸なお顔、少々やんちゃなのも元気が良いと受け止めておりましたけれど、育ってみれば大きくて獰猛なお姿。甘えん坊でやきもち焼き、一緒に暮らしている「くま(仮名)」さんをいじめまくる、という難儀なワンコになりました。飼い主の育て方がまずかったのでしょう。それでも、やっぱり可愛い奴です。

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 三連休の最終日、今日も乗り鉄していた私ですが、早めに切り上げて地元の某ホテルへ。6年前、今の職場の第1期生として卒業していった子どもたちが今年成人式を迎えるので、そのお祝いを兼ねて同窓会をやろう、ということになり、呼んでもらったのです。

 そういう日にも乗り鉄してる自分って、ホンマにのんきなオッサンやなぁ、と思って、6年前の同日のBlogを見ましたら、やっぱり三連休で乗り鉄しておりました。進化がありません。

 とりあえず、名古屋駅で甘いものをお土産に買って帰ってきたよ、という記録を残しておくことにします。

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 卒業生を送り出すと、さまざまな意味でその後が気にかかります。実際、苦労して入った高校をやめてしまい、そのまま引きこもるようになってしまった子、生活上の問題で指導を受けて高校をやめ、肉体労働で家族(!)を養っている子。逆に、この子は高校生活大丈夫だろうか、と心配でたまらなかった子たちが、何の問題も無く高校3年間を過ごし、立派な新成人として目の前に立っている。この仕事をしていていちばん嬉しいのはこういうときです。

 名物、大あん巻きに衣をつけて揚げた「天ぷら」は、もともとの大あん巻きにも増して濃いお味。そして本日の同窓会で出会った教え子たちは、女性陣はほぼ誰だかわからないほどに濃いお化粧で化けており、男性陣も顔を見れば誰とわかるものの遙かにたくましくなっていました。皆それぞれに充実した日々を過ごして今日に至っているのだな、という思いを持ちました。

 対して、しぼんでいくばかりの私。この子たちが30歳になった頃にはあちらの世界にいるのかもしれません。

2019年1月13日 (日)

かみめ

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 気持ちよさそうな「くま(仮名)」さんの寝顔を見ていて、あぁ、自分もこんな顔して電車の中で「倒れて」いたんだろうなぁと思います。とにかく名古屋に行かなくっちゃ、と思ったのは昨夜のこと。自宅へ戻る電車の中でSNSをチェックしていたら、名古屋高島屋で紙関連のイヴェントだか何だかがある、というのを読んでしまったのです。で、SNSなので流れてしまったらハイそれまで。そういう方面の操作はさっぱりできないオッサンなので、とにかく名古屋の高島屋へ行けば何とかなるだろう、ということになりました。

 こたつで自然死して、未明に目覚め、入浴して家を出たのが7時頃。えっちらおっちら普通電車や急行電車を乗り継いで名古屋へ到着したのはお昼前でした。伊勢中川から先、名古屋までの列車の中では、意識が飛んでおりました。

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 ラーメンは好きですが、あの国の漬物は絶対にNGです。このお店、旗というか、入り口が狭くて中が広いのですが、その入り口を狭めているのが漬物屋さん。そして何より恐ろしいのが、カウンター席で隣に座った人がそれを食することです。

 今日も、せっかくのお昼ご飯でしたけれど、タイガーバームの缶が破裂したような、とても食べ物のそれとは思えない凶悪な臭いに悩まされつつ、まぁそれでも、ラーメンはおいしくいただきました。あの凶悪な漬物さえなければ、良いお店なのですけれども。

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 名古屋駅ではこれ。いつの間にか味のバリエーションが増えていました。別のお店にはカフェオレ味なんてのもおりました初代シャチボンはその見た目のエグさと持ち帰り中に崩れてしまうことが多かったためか短命でしたが、ぴよりんは安定していますね。それも、家に帰って箱を開けると目玉やくちばしが取れていたりするのは仕方の無いところです。

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 JR.名古屋高島屋の方では、日本の伝統展、なんてものをやっていて、ペン先にJSUと刻印のある萬年筆屋さんなんかも出ていたのですが、危なくて仕方が無いのでスルー。あちこち見て回ったのですけれど、そういう「紙もの」関係のイヴェントなんてやっていません。諦めて帰ろうかと思ったそのとき、ゲートタワーモールへの連絡通路、という表示を見て、そちらものぞいてみようと思ったのが幸いというか、運の尽きというか。

 で、肝心の「紙関係のイヴェント」なんですが、これでした。神保町いちのいちさんが出展されていたのですけれど、その一部というか大半というか、いろんな紙ものが出てました。ほとんどはすでに目にしたり買ったりしたものばかりでしたが、千代切り紙 というのは実に危険な代物でした。3枚入り900円、というお値段と、どの模様も気に入ってしまって決められない、というのが幸いして出費に至りませんでしたが、器用に折り紙が出来る人なら、是非お試しいただきたいものです。

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 この時点で13時過ぎ。まっすぐ家に帰ろうかとも思ったのですが、お天気が良かったのでそのまま電車に乗って賢島までうつらうつら。途中、五十鈴川駅では普段見たこともないほどの人出に圧倒されつつ、賢島に着いた頃には陽は西に傾きかけておりましたので、結局そのままUターン。と、その途中でお誕生日のケーキ買って帰ってきてねのメッセージが入るという緊急事態です。その時点で一番近い「街」であった津まで行き、行ったこともないケーキ屋さんで誕生日ケーキを買って、仕方なく特急を使って帰宅したのですが、そのケーキ屋さんで「おしりたんてい」の模様を入れたお誕生日ケーキを見てしまいました。祝ってもらう男の子の名前も入ってましたから、特注なのでしょうけれど、権利的にはアレですよね。なので、ケーキ屋さんの名前は非公開です。

2019年1月12日 (土)

降り放題

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 とにかく外に出たい「ちち(仮名)」さん。耳の治療でお医者様へ行き、震えたりか細い声で鳴いたりと萎縮しまくっていたのですが、家に帰ると一転、いつもの元気なワンコに戻りました。どうやら家族はお休みらしい、これは遊んでもらわねば、ということなのでしょう。

 飼い主は例によってずっぽりと三連休。よく出来た教頭先生であれば、こういう学校が動いていないときを狙っていろいろな仕事を片付けておくものなのでしょうけれど、私のような人間にそういう考えはありません。ひたすら休むのみです。

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 近鉄全線3日間乗り放題、という切符を買って、この三連休は電車に乗りまくるぞ、と決めました。ただ単に長時間「乗り鉄」するだけならば、JR.の大都市区間特例を利用しての大回り乗車で良いのですが、それだと途中の駅で改札外に出ることが出来ません。

 つまり、どこへ行こうが、車窓や駅のホームなどから外をうかがうことしか出来ないわけです。身柄はその場所へ行ったとしても、それは「行った」とは言いがたいものです。

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 本日は土曜日。よって、大阪は堺筋本町にある「ビジネス品のイケマン」が営業しておりますから、頼まれたややこしい文具を買いにまずは大阪へ。以前はビル一つまるごと文房具屋さんだった同店ですが、今はぐっとコンパクトになって昔日の面影はありません。それでも、カタログから中温して届けられるのを待つしかないような、普段は見たこともないような文具を手に取って確かめつつ買うことが出来るところは変わりません。「変なモン」はありませんけれども、仕事で使う、そこら辺のお店には置いてないようなものが置いてある確率が高いのです。

 無事、目的を果たして、上本町から「宇治急」に乗り込みます。現状、多くの列車は宇治山田の一つ先、五十鈴川までの運転となってますし、桜井を過ぎると榊原温泉口まで各駅に止まるという残念な姿ではありますが、5200系が使われていたりすると旅行気分が盛り上がります。はたして、運の良いことに大阪線では希少な5200系充当列車に乗ることが出来ました。

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 あとは宇治山田まで、うつらうつらと寝ながら2時間半。宇治山田駅は何度も利用しておりますが、いつも伊勢参りや鳥羽港祭見学など、ほかの目的で通過するだけでしたので、駅の周辺はどうなっているのか、なんてことがさっぱりわかりませんでした。そこで、じっくりと駅周辺を歩き回ってみようと思い立ったわけです。

 十分に目的を果たして、帰りもまた5200系。満足の1日でした。

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2019年1月11日 (金)

極細

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 寝ながら、というか目をつぶったまま身繕いをする「くま(仮名)」さん。寝ているにしては小刻みに頭が動いているな、と近づいてみたら、ちろちろと赤い下が見え隠れしておりました。ワンコですから、目をつぶったままでも嗅覚で舐めるべきところがわかるのかもしれません。

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 インクを抜いて洗浄しようと取り出してきた1本。過去のWAGNER限定萬年筆にさまざまなペン先をつけたものシリーズでしたか、たしか、神戸ペンショウで手に入れたものだったはずです。いや、ちがうかな・・・・・記憶が飛ぶというのは危ない兆候ですね。

 とにかく細字。そしてなめらかな書き味。ごくごく細い叱責が残せるペン先でありながら、一切カリカリせず、すさまじくなめらかな書き味、という個体はあるものです。これはそういうグループに属する1本です。

 その昔、銀座のペンクラスターを訪ねた青年が居合わせたほかのお客さんに書かせてもらってその書き味に感動し、そのあまりの感動ぶりゆえににその方から譲られた、という古いモンブランを書かせてもらったことがありますが、それに近い感じがします。

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 スリップシール機構ゆえ、書き出しも問題ありません。師匠の調整ですからなめらか系。こういうなめらかな書き味のペンは苦手です。しかし、インクフロー少なめゆえ、ギリギリのところで滑らず紙の上を動くので、私のような者でもある程度は「文字」として判読できる筆跡が残せます。

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 まっすぐであるべき線がゆがんでいる、平行であるべき線が交わって、あるいは交わりそうになっている、もしくは、出会うべき線がきちんと出会わずチャンバラになっている。そんな字に不自由な私でも、この筆記線の太さは、お仕事に使うのに最適です。インクを真面目な黒に入れ替えて、お仕事に励むことにいたしましょう。

 紙に書いたのは、その昔、スーパーなめらかな書き味の極細モンブランを私に紹介してくれた、才気あふれる若い友人の「芸名」です。明日、高座に上がるようです。

2019年1月10日 (木)

完全食

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 耳が痛いのでおとなしく眠る「ちち(仮名)」さん。治りかけてくると痒くて掻いてしまい、また傷になって、ということを繰り返しています。この調子ですと、彼女の嫌がるカラーをつけることになるのかもしれません。

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 年末大バーゲンの際に「ネタとしてどうぞ」と頂戴した「完全食」です。食と言って良いものかどうか、食べた感じは食事と言うよりお菓子です。

 もとより、こういうものに縁の無い私。いい歳をして、うまいもんは体に悪いのじゃ、などと言っておりますし、好き嫌いは子どもの頃よりさらにひどくなっているように思います。

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 確かに栄養バランスは良いのかも知れませんが、ここに書かれているものを体に取り込むことが良いのか悪いのか。母が50歳、父が76歳で亡くなっておりますから、その平均を取って私の寿命は63歳あたりまでかと思っておりますので、健康のために食べるものに気をつける、なんて意識はありません。なので、一体何なのかよくわからない成分を見ても何も思わないのですが、気にする人は気にするのでしょう。

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 こんな感じのグミが40個ほど入っていて、それで400キロカロリー。カロリーはすごくないけれど必要な栄養素は全部入ってまっせ、というところが訴求ポイントなのでしょうね。完全食というなら、これだけ食べて1日を過ごしてみる、ということを1ヶ月ほど続けてみるという人体実験も面白そうです。意志の弱い私には無理だと思いますが。

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2019年1月 9日 (水)

BP

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 この姿勢で寝ていて首がこらないのか、という疑問を感じさせる「くま(仮名)」さんの寝姿。彼女にとってはこれでも熟睡中なので、あちこち触りに行っても身動き一つせず、いびきというか寝息というか、とにかくすぅすぅいいつつ寝ております。うらやましい限りです。

 飼い主はここのところ、遅くまでお仕事に励む皆さんにお付き合いをしておりますが、そうすると深夜、それも日付が変わるころに帰宅することになるので、彼女が起きて動き回っているところを見ることがほとんどありません。

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 血眼になって探しているときには見つからなかったものが、ひょいっと出てくることがあります。こちらは結構いい状態のBPのバッグ。BPといってもブリティッシュペトロリアムではありません。その独特の造りもあって大好きなバッグなのですけれど、残念ながら今や過去のものとなってしまっているブランドです。

 大きさ比較用に、ペリカンのペンケースを置いてみました。かなり小ぶりな鞄です。

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 青いものはケースに収まった11インチのiPadPro。これがちょうど入る大きさのバッグを探していたのです。ル・ボナー謹製のペーパームーンというショルダーバッグがちょうどよいのですけれど、それは仕事のない日に使う、と決めているので、お仕事のある日に職場にも持っていく鞄で、これが入るくらいのセカンドバッグ的な大きさ、という目的にどんぴしゃりなのです。

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 普通、お仕事に行くならA4ファイルサイズぐらいのものが収まる鞄を持っていくものですが、怠け者の私にはそんな大きな鞄は不要です。小脇に抱えることもできて、ちょうどよい大きさ。これからしばらくはこれが通勤のお供をしてくれます。

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2019年1月 8日 (火)

見える

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 ケージの柵越しに見える、気持ちよさそうな「ちち(仮名)」さんの寝姿。今日は少しぐらい左耳が下になっても叫ぶこともなく、とにかくノンストップで寝ています。かゆみ止めの効果が出ているのでしょうか、とにかく眠たい様子です。

 飼い主にとっては、遊んでぇ、と愛想を振る姿もかわいらしいとは思うものの、こうやって静かに寝ている姿もまた可愛らしいものなので、彼女にとってそれが気持ちの良いものならばいくらでも寝てください、と思います。夢を見ているらしく、時折眠ったまま「ワン」と吠えたりするのもほほえましいものです。

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 またもや、おまけにつられて購入したムック本。ゼブラというと油性サインペンのマッキーですけれど、個人的にはボールペンのサラサ、その書き味が大好きです。その二つがコラボしたおまけがついてくる、というので買ってしまいました。

 黒、赤、青、緑のサラサ。そこにもう一本、黒のサラサがついてくるのですが、これがまた私らの世代にはたまらないものになっております。

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 クリップをはさんで片側にはアルファベット、もう一方にはカタカナでマッキーと書かれているのですが、2本目の黒サラサだけは透明軸で、クリスタルと書かれています。

 そして、この軸のクリップをはさんだ反対側に書かれているものがツボでした。

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 子供のころ、TCのCMで、カチャッというノック音に続いて「みえる みえる」というおっさんの声のナレーション。全体的に静かなCMだったと思いますが、このセリフが大変に印象的でした。その印象の中には、もちろん、この目玉の絵も含まれます。

 好きな萬年筆ですら、吸入したインク、カートリッヂ1本分のインクを筆跡にすることもできず蒸発させてしまう私が、5本ものボールペンを使い切ることはないと思いますが、職場に常備してことあるごとに使い倒してやろうと思います。

2019年1月 7日 (月)

1年がかり

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 大切なお茶碗を守りながら眠る「くま(仮名)」さん。寝返りを打ったりすると体の下に餌鉢を強いて眠るような形になることもよくあるので、それでは体が痛いだろうと餌鉢を取り出してやると、恨めしそうな顔でこちらを見ます。彼女にとっては大切なもので、ときおり、幸せだったお食事を思い出してぺろぺろと舐めたりもするものなので、いつもそばに置いておきたいようです。

 ご縁のあった方から、カレンダーが余っているんだけれどいりませんか、と聞いていただいて、即「くださいください」と返答。早速に送ってくださったのを職場に持って行って、職員室内の人通りの多いところに設置した「カレンダー箱」に入れましたところ、お昼ごろにはほとんどのカレンダーが姿を消しておりました。日活の石原裕次郎カレンダーは、職場で一番若い先生が「余白がいっぱいあるので書き込みしやすそう!」などと言って特別支援学級の教室に掲げるのだといって持っていき、巨大な一枚物の東京メトロ路線図カレンダーは、「うちのクラスにいる、教頭先生(わたくし)よりも強烈な鉄っちゃんの児童は喜ぶ!」とかで引き取られていきました。

 また、表紙にトワイライト瑞風の走行写真こそあるものの、各月は美しい風景写真ばかりという鉄道総合技術研究所のカレンダーは「年老いた父が喜ぶ!」とこれまた若い先生に。美術の先生はJR東海の、これまた風景写真ばかりのカレンダーを気に入って美術室用に持っていかれました。フジテレビ女子アナウンサーのカレンダーはおじさま方に大人気でしたが、「サイズが小さいから良い!このサイズでないと・・・。」と強調しつつ、シルバー人材センターから派遣されてきているおじさまがお持ち帰りになられました。

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 私の手元に残った、というか残したのはこちら。TOBUというロゴの上に大きさ比較用に置いてあるのはペリカンM400です。東武の電車なんて、関西在住の私には縁の薄いものですが、その昔、子供たちのリクエストで100系スペーシアにわざわざ乗りに行った記憶があります。初代のエルグランドで奈良から浅草まで夜を徹して走り、浅草駅前のコインパーキングに車を駐めて日光までスペーシアの個室に乗りました。日光ではタクシーチャーターで観光したのですから馬鹿な話です。

 日光で下車したとき、乗務員室の扉が開いていて内部が見えたのですけれど、その内装色が103系や113系などの国電と同じ薄い緑色だったのを見て、なぜだか大変がっかりするのと同時に、あ、首都圏の私鉄電車ってこんなものなのかな、と変に納得したことを覚えています。

 たしかそのときは、初代NEXが東京駅の地下ホームで併結して、業務用のみに使われていたゴム製の幌をぐいぐい押し付けるところを見てから成田空港まで、これも個室利用で往復したのでした。妻は運転免許証など写真入りの身分証明書を持っていないので、成田空港駅では改札口から外に出してもらえず、仕方なく私だけ外に出て切符を買いなおしてまた都内へ、というバカな旅でした。

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 で、このカレンダーですが、裏面がペーパークラフトになっています。表紙の裏からすでに始まっていて、東武沿線の美しい写真などを楽しんで用が済んだ暦からは切り刻んで組み立てるというわけです。

 11月12月の裏面は組み立ての説明書ですので、表紙も含めて6枚から切り抜いて組み立てていくことになります。2018年度で引退の1800系電車と、大人気の大樹、それぞれの車両だけでなく、車庫なども再現する大がかりなペーパークラフトです。

 はたして、来年の今頃、めでたくすべて完成してどこかに飾られているでしょうか。何事にも飽きっぽい私ですが、カレンダーめくったら製作、なので、何とかやれそうな気もします。

2019年1月 6日 (日)

耳が痛い

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 置物のようにすっぽりとクッションにはまってまどろむ「ちち(仮名)」さん。本当は眠たくて眠たくて、ぐっすりと眠りたいところなのですが、その眠たさ故に悲鳴を上げて目を覚ましたところなのです。

 実は彼女、数日前に耳を掻きすぎて傷つけてしまい、現在、抗生物質を服用中です。眠たいので頭が下がっていって、つい、痛い方の耳を下にして自分の頭で押さえつけてしまい、思わずキャンキャンと叫んで飛び起きた、というわけです。

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 左の耳がほぼ水平になってしまっています。痛いのと違和感とで、耳をピンと立てることが出来ないようです。耳の内側はミミズ腫れみたいな感じになっています。彼女は痒いところを掻くときに容赦なくガシガシやる方ですので、勢いが良すぎて傷つけたのでしょう。家族を見ると遊んでくれと甘えてきますが、頭を撫でてやるときも気をつけないと叫び声を上げさせてしまうことになります。

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 今日は家族で神宮へ初詣に行きましたので、例年欠かすことなく続けている定点観測。見たところ、昨年から更新されていないようです。まだそんなに汚れてもいないので、この分だと来年もこのままなのかも、と思いますが、実は今年の4月には知事選が行われますので、その結果次第では・・・・・というところもあります。

 ちなみに鈴木知事、本名は「ひでたか」さんですけれど、政治家としては「えいけい」と読むのだそうです。何か思うところあってそうされているのでしょうね。

 で、この看板を見た次男が「中心線がゆがんでるやん。」と一言。そう、字が下手という人は皆、縦書きにすると中心線が蛇行しているので余計に目立つのですね。いや、縦書きとか限定せずとも、たった一文字でもゆがんでしまうのですけれども・・・ね。

2019年1月 5日 (土)

忘れてた

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 手術跡が気になって仕方がない「くま(仮名)」さん。くつろいでいるときには一定間隔でこうやって舐めています。彼女は清潔好きだからこそ体のあちこちを舐めるわけですが、飼い主側からすると、そうやってあちこち舐めるからお風呂に入れてもすぐに臭くなる、ということになります。まさにいたちごっこです。

 昨日、以前の職場で一緒に勤めていた人から「明日の件やけど・・・・・」と電話があって、何の話や?と聞き返して本日が教え子が企画した同窓会だったことを思い出しました。教師人生の中で一番苛烈、激烈な時代の「やんちゃ」な教え子たちで、その当時はこの子達本当にまともな大人になんかなるのだろうか、と真剣に心配していたものですが、もう三十路直前。親になった子もたくさんいて、大いに盛り上がりました。何より、同窓会を企画してくれたのが当時一番手を焼いた子だった、というのが泣かせます。

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 同窓会は午後3時からでしたので、お昼ご飯を食べて出陣。お湯をかけたら出来上がり、という即席食品で軽くお昼です。

 だし入りのお味噌がビニール袋に入っている、というのはよく見ますが、一歩進んで具材までも含め、すべてをキューブ型に固めたお味噌汁、というのもあります。こいつはそれのカレー版です。さすがに白飯までは一緒になっておらず、別に用意する必要があります。

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 今回はBlog用に写真を撮る関係から、お皿を二つ用意して説明書の通りに作ります。広い容器に中身を入れる、というところが結構重要なポイントと感じました。容器の中が狭いとかきまぜる動作が制限されるのです。結果、重要な注意事項の一つである「衣がはがれやすいので・・・・・」というところに引っかかってしまうのです。

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 大きさ確認用として引っ張り出されているのはLAMY2000。比較的少なめのお湯を注ぐというのも大事です。たっぷり注ぐと、しゃぶしゃぶのカレールゥになってしまいまいます。

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 きっちり衣をはがしてしまっています。ちなみにこれはとんかつカレー。しかもとろみが十分ではないのでしょう、これを普通ぐらいの盛りのご飯にかけたのではルゥが不足気味な感じがします。

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 かといって、こんな風に2食分かけると、カツのボリュームがすごくなります。チキンカツととんかつ、2種類(2食分)のカレーをかけています。個人的に、カレーはご飯少な目でルゥ多めという食べ方なので、まぁこれでよいのですけれど、しっかりと広めの器でかき混ぜたらもう少しとろみが増して、ご飯の上にルゥが載ってくれるのかと思います。すなわち、今回はお湯を注いでかきまぜるだけなのに失敗してしまった、ということになります。まぁまずくはないのでよしとしましょう。標準的なカレーとして何の問題もないお味と思います。

2019年1月 4日 (金)

提灯

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 カメラを向けても反応が鈍い「ちち(仮名)」さん。おかしいと思ってよく見ると、左の耳に異常があるようです。掻きむしったのか、耳の内側に何本かの赤い筋が見えますし、耳のあたりを触ると叫びます。彼女にとっては怖い話ですが、またお医者様へ連れて行かなくてはいけないようです。

 調子が悪いと言えば、職場に置いてあるデスクトップPCが何となく不調です。AMDのA系プロセッサ搭載のmini-ITXマザーを使ったベアボーンキットをくみ上げたものですが、このところファイル転送に異様に時間がかかったり、USBの端子がおかしな反応をしたりと、ソフト的なもの、ハード的なもの両方に問題が出てきています。ヘンタイ紳士Asrock製のマザーボードですから、そういうこともあって当然かも知れません。

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 で、仕事帰りに書店に寄ってこんなものを目にしてしまい、思わず購入。この世界だけは1年も情報を入れずにいると浦島太郎どころではないほどに知識が古くなってしまいます。現に問題のマシンにはDVI端子が二つ付いたVGAカードを挿してデュアルディスプレイで運用しているのですが、今時、DVI端子端子すらないカードもあるほどで、ましてやそんなものが二つも付いているなんていうものを見つけることすら困難です。

 仕事始めの谷間の1日、職場ではほぼ1日、8月から12月までの部活動の休養日を整理する仕事に没頭しておりました。土曜日曜のどちらかは必ず休むこと、さらに月曜から金曜までの間に1日は休むこと。もし、土曜日曜が公式戦等で2日とも活動となった場合にはその分平日に休みをとること。文部科学省の方針に基づいて、どこの中学校でも守っているはずの基準なのですが、「そんなことしてたら強くならない、上達しない」と言って、生徒への愛情から1週間フルに活動させようとする部活動指導者の何と多いことか。対して保護者側は、それがいいと支持する人、1週間の内2日休むだけではまだ足らない、部活動なんて週に1日2日ほどでいいのだ、という人など、実にさまざまで、それぞれがそれぞれに、学校の対応はけしからん、と責め立ててくるのです。

 で、結局どうなるか。カレンダー上に、各部活動が活動せずに休んだ日を記して県の教育委員会に提出せよ、ということになります。で、その下位に位置する市町村の教育委員会としては、「これ、何で土日なのに休んでないのだっ!」という県教委からの質問に答えられるよう、各中学校により詳細なデータを提出するように求めてくるわけです。

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 まぁ、そういう実を結ばない馬鹿馬鹿しい書類を作りながら、あぁPCの調子悪い、いつ壊れても不思議はないなぁ、と思っていて、結果、こういう雑誌を購入してしまうわけです。

 でも、こういう雑誌はそもそも、販売元から資料なり現物なりを借り出して記事を書くわけで、あんまり正直に書きすぎると雑誌の存続にも関わる事態となりますから、誰が読んでも、あぁどれも良いなぁ、どれを買うか迷っちゃう、という記事ばっかりになってしまいます。

 それでも、ぼかしつつお見せしている写真のように、PCケースをまとめて見せてくれる記事なんてものは貴重ですので、まぁ一冊手元に、となります。今時、自作PCなんて割高でまったくダメダメなものです。ギンギンにゲームをする人以外は吊るしのPC買った方が絶対にいいと思います。新品の部費員はほぼすべてゲーム用のPCにフォーカスされたものばかりで、性能もいいけれどお値段もすごいことになっています。

 自作すれば高性能なPCを安く手に入れられる、なんてのは過去の話。中古部品をかき集めて1台組んで、少々のトラブルにもめげない知識と経験が無いと苦しいでしょう。

 何枚作っても学校には何の得にもならない書類を毎日こしらえて、趣味の世界ではこれまた完成品より割高で動作の保証もないものを作り上げる。実に非生産的な私です。

2019年1月 3日 (木)

海苔考

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 長女に抱かれて仕方なくお付き合いしている「くま(仮名)」さん。それなりにくつろいだ表情をしていたので写真に収めようとしたら横を向いてしまいました。これでもまだ顔がこっちに向いている方、マシな方の1枚です。

 気がつけば明日からお仕事。三が日ずっと家で過ごすなんて信じられない、と思っておりましたけれど、気がついたらこの3日間、家から出ることなく過ごしてしまいました。

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 さて、私の勤務している市では、今年から1週間早く2学期が始まることになりました。市内の公立小中学校60余校、約1400室に空調設備を整備することが前提になっているわけですが、予算は確保できても、それだけの機材や設置工事をしてくれる職人さんが確保できるのかどうか。果たして入札に応じてくれる業者が出てくるかどうかもわかりません。

 のんきな市長さんは、自分の思いついたことが最善と信じているので、卒業式に続き、入学式も土曜日曜に実施しなさい、と言い出したようで、あおりを受けて未だ入学式の日程が決まっていません。夏休みは暑いから部活動の対外試合を中止にしなさい、と仕組みも知らずに馬鹿なことを言った市長ですから、この先も何を言い出すかわかりません。

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 などと批判的なことを言いつつ、こういうおバカな文房具蒐集に熱を上げている学校管理職がいることが知れたら、クビが飛ぶかも知れませんね。それでも、今年も頑張って妖しい文房具をキャッチしていく所存です。まず手始めに、昨年末にかまぼこ形の付箋などと一緒に購入した、焼海苔色付箋です。

 関西人ですから、手巻き寿司を作ることでもない限り、焼海苔は食しません。味付け海苔一択です。子どもの頃、お中元やお歳暮に届く海苔の詰め合わせに必ず焼海苔が入っていることに落胆したのをよく覚えています。焼海苔を食べるときは、お醤油を入れた小皿に浸してからご飯の上にのせる、なんてことをよくやっていました。ちなみに、そのときに使う小皿は、お手塩と書いて「おてしょ」と読みますし、そこに入れる醤油は「おしょゆぅ」です。

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 海苔の色と言えばそうですし、黒板の色とも言えます。いずれにしても普通の筆記具で字を書いたのでは読みにくいことこの上なし、でしょう。いきなり付箋としての機能に問題が生じております。

 ならばどうするかというと、金色とか銀色とか、そういう色のインクが入っている筆記具で書けば良いのです。蛍光マーカーなどでも良いでしょう。

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 大きさ比較のため、セイラー萬年筆謹製の金閣・銀閣が登場です。シャレーナと比べてこれですから、付箋としては大きめなのかも知れません。

 と、ここまで書いて、大きさ比較にあまり意味は無いな、と思い至りました。焼海苔を模した付箋なのですから、大きさもそんなモンなのです。

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 まぁでもせっかく金閣・銀閣を引っ張り出してきたので、何とかこじつけを・・・・・と考えて、写真のセントロペンを引っ張り出してきました。

 言わずと知れたチェコ製の筆記具。ごらんのように筆記線は太めですが、色はこの付箋にはぴったりな感じがします。付箋は目立たない色ですが、その分文字が引き立ちます。今年はこの付箋をあっちこっちに貼り付けてお仕事に励むことにいたしましょう。

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2019年1月 2日 (水)

稀代の悪習

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 寝息まで写真に写りそうな「ちち(仮名)」さん。今年は最後まで被り物をつけた写真を撮らせてはくれませんでした。世間のワンコたちの中には、お洋服を着てお散歩している子などもいますけれど、やはりあぁいうのは小さい時からしつけていかないと無理なのでしょう。

 正月2日、今日もまた寝正月でした。朝から福沸かしの小豆粥をいただき、お昼はごく軽くそして夕食はそれなりに、ということで、体重も増える一方です。1日1食以下にしてとにかく普通に動いていれば体重は増えませんが、逆に言うと、家でゆっくりしていたなら、絶食しない限り体重が増えるという悲惨な状況に陥っているわけです。そのへんは、写真のワンコも似たような状況みたいで、絶賛成長中です。

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 これがやりたくて始めたBlogですから、やるよりほかありません。2009年のトレド丑を皮切りに、これで11個目の干支です。Blogを引っ越す際にミスって、これまでの干支はほとんど残っておりません。けれど、これまでの干支はいずれもいまいちでしたので、この亥、丑の次ぐらいに出来の良い干支になったのではないかと思います。今年はM800を2本、M700を3本使っております。

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 これは畏友KO氏の作品。使われているペン、そしてそれらの配置など、相当にお忙しい毎日をお過ごしであろうことがうかがえます。にもかかわらず、年賀のご挨拶をくださることに敬服いたします。

 亡き父のもとへ、いまだに年賀状が届きます。すでに鬼籍に入っていることをお伝えしても、また翌年も頂戴する、ということが続いております。思うに、このご時世でも、年賀状というはがき1枚で1年が過ぎたことと自身の、そして知己の存命を確認するのです。そういうことに気づいた年から、失礼ながら年賀状をやめました。Blogで駄文をまき散らしていることとは全く矛盾するのですが、自分がこの世にいた痕跡ができるだけ残らないようにしたい、というのが最大の望みなのです。

 さまざまな形で賀詞を頂戴した皆様、難儀なオッサンやなぁ、とご無礼をお許しください。

2019年1月 1日 (火)

あけましておめでとうございます

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 あけましておめでとうございます。「くま(仮名)」さんにイノシシの被り物をつけると、嫌がって激しく頭を振ります。これは、その一瞬先、鼻先を舐めてこれから頭を振ろうとする瞬間が何とか写ったものです。

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 その直後、こうやって激しく首を振りました。これで首輪のように被り物が後ろの方へずれていけば、とりあえずOKなのです。耳まで覆うような被り物は勘弁してほしい、ということを静かに表明しているのですね、彼女は。

 では、もう一頭の白い方は、というと、こちらはもっと若くて元気がいいので、かぶっている状態で写真を撮ることができませんでした。かぶせてカメラを構えたときにはもう落ちているという状態なのです。

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 一昨日、東京スカイツりーから見た富士山。新幹線に乗っていても、いつも静岡県内では眠っていますので、最近はめったに富士山を見ません。最後に登頂したのも20年ほど前のことになるでしょうか。今の体力では、とても登ることはできないかもしれません。

 では、今年も変なモンを探求し続けます、という一年の計、最初の変なモンは、東京スカイツリーの名物に難癖をつける、というところからです。

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 もういい加減、みんな飽きたんじゃないかと思いきや、この日も大混雑で、エレヴェーターやエスカレーターの順番待ち、移動規制でかなりの時間を浪費しました。そして最後に下へ降りていこうというとき、名物のガラスの床のあたりで列に並んでいて、こうも傷が入るものかと思ったわけです。

 初めからだれもが踏みつけることを想定して作られたものなのに、こんなに傷だらけになるなんて。実際、肉眼ではもっとたくさんの傷がみてとれます。しかし、あぁこのオッサンもガラス越しに下の写真撮ってるんやなぁ、と思われつつ、必死にガラスそのものにピントを合わせようとしていた私、やっぱりおかしいですね。

 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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