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2018年12月10日 (月)

帰郷

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 藤原組長みたいに厳つい見た目ですが、とっても気が優しくて、なおかつどっしりとしている「白丸(実名)」くん。5歳ぐらいのサフォーク種の雄です。

 本来ならば昨日、牧場に戻るべきところでしたが、お迎えに来た車がもうあと少しというところでエンジントラブルのため、1日遅れての帰郷となりました。

 レンタカーの軽トラックに写真のようなかごを載せ、かごの中に好物の野菜をまいて羊たちを呼びます。奥さんの「とし子(実名)」さんや、息子の「もふすけ(実名)」くんも同じかごに入っているのですけれど、彼があまりにも大きいので隠れてしまっています。

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 羊さんを乗せたら、後はひたすらバストラックの運転。発進停止はもとより、加減速や交差点、カーヴを通過するときも、羊さんにGをかけないように注意しながらゆっくりと走ります。もちろん、後続の車には迷惑をかけますので、適宜路肩によって通過待ちをしつつ、通常なら40分ほどで走るところを1時間ほどかけて牧場に到着。助手席のホンマもんの教頭先生は日頃の業務の疲れもあって、ずっと船をこいでらっしゃいました。

 どうも私の運転というのは、下手くそな上にメリハリもないようで、同乗された方は例外なくお休みになられます。古くは自動車教習所時代にも、路上教習と言えば決まって教官が寝ておりました。運転する方としてはその方がボロが出なくて好都合なので、寝ていただくのは大歓迎です。

 牧場では、午後4時になると写真のような光景が見られます。放牧されていた羊さんたちが、一斉に小屋に向かって走って行くのです。動機はもちろん、餌がもらえるから。どこへも逃げたりしません。

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 うちの職場から連れ帰った羊さんたちも、最初は車を降りても柵の中に入ろうとせず、あたりをうろついて草を食んでおりましたけれど、私が柵の中に入って手を叩くと一目散に柵の中へと入ってきました。あのオッサンが手を叩いていたら何か食える、と学習しているのです。けっしてなついているわけではないのですが、なんとなく嬉しいですね。

 これから春まで、羊さんたちと会えません。春になっても、もし今の職場から移動になったら、やっぱり会えないのですね。羊ロス症候群になりそうです。

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コメント

 自動車学校の教官を始め,同乗者が皆,眠り込んでしまうというのは,つきみそうさんの運転に安心し切っているからではないでしょうか?

 凄いことだと思います。事故る心配があったら眠りに落ちるどこじゃなくて,ハラハラドキドキしっ放しでしょう?

 monolith さん

 学生の頃、毎日のように事故を起こすけれど運転は上手、という
連れがいて、そいつに言われたのが、おまえの運転にはメリハリと
いうものがない、ということでした。

 ちなみに、気が短い方なので目的地までの所要時間は短めな
運転なのですけれど、発進停止も加減速も、新幹線みたいなのを
心がけているのでそう言われてしまうのでしょう。

 まぁ、スリルに満ちた運転よりは良いのかも、と自分に言い聞かせて
おります。

きっとこの冬も寂しくなって山添村まで会いに行くのでしょうね(^_^;)

 くーべ さん

 羊が恋しくて会いに行くのか、スタッドレスタイヤの性能を試したくて
行くのか、その辺の区別は曖昧ですが・・・・・。

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