背中に書くな
それなぁに、と見上げる「くま(仮名)」さん。飼い主にとっては長く感じられた1週間でしたが、ようやく週末を迎えることが出来ました。来週の今ごろは神戸ペンショウです。
連載開始50周年記念だとかで、今度はこういう万年筆が雑誌の付録になりました。ヨーロッパ標準のショートタイプカートリッヂを使う、おそらくは中華萬、というところもいつも通りです。どういう色柄なのかと開けてみると
これ以上無いほどの見事な仏壇萬年筆でした。ブツブツが見られるクリップも、一応それらしい形にシェイプされているもので、まっすぐで単調な形ではありません。
落とし込み嵌合、いわゆるパッチンというやつですが、このパッチン具合が実に気持ち悪いのが残念なところです。個体により当たり外れがあるのでしょうが、私のは確実に外れの個体です。
キャップには荊冠を被った骸骨が描かれています。ゴルゴ13は姿勢がいいのに、こいつは前屈みな感じがしますし、脚も曲がっています。その方が雰囲気が出るからなのでしょうか。何事においても死なないように細心の注意を払っているゴルゴ13なのに、いつもこの骸骨が出てくるのはどういう意味があるのでしょうか。 あぁこれ、よぅあるやつや、という平凡なペン先。ここにそれらしい刻印なんかを入れると雑誌の付録とも言えないお値段になるのでしょう。結局、キャップに変な模様が描かれた仏壇萬年筆、ということで、一体誰が使うのでしょう。« KPS2018・出展者紹介14 | トップページ | KPS2018・出展者紹介15 »
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