終わってた
老婆ながら、まだまだアップにたえる可愛らしさを誇る「くま(仮名)」さん。寝そべったまま水を飲んでいるところを撮ろうとすると警戒するのですが、今日は喉が渇いていたらしく、カメラを向けても水を飲み続けておりました。
気がつけば10月も終わりです。何がめでたいのか知りませんが、みんなありがたがって南京をくりぬいたり仮装して暴れ回ったりしておりますが、クリスマスにしろバレンタインにしろ、商売に乗せられて異教徒の行事を盛大に行うのは理解に苦しむところです。
などと言いつつ、こんなモノを仕入れているあたり、やっぱり私は俗物です。魔女が飛んでいるのはハロウィンではなくてヴァルプルギスの夜なんじゃないかとも思いますが、とにかくなんとなく不気味な感じが出ればそれで良いのでしょう。オレンジ色の箱に、この不気味な模様の紙がかけられていて、それを取り外すと立派なエムブレムが出てきます。
結局のところ、いつもおなじみ、京都の老舗金平糖屋さんなのでした。で、箱の中身はというと、いかにもハロウィンらしい装いの金平糖の小袋が二つ収まっております。ハロウィンの金平糖ってどんな味、と思ってよく見たところ・・・・・
小袋にかけられている紙に描かれた絵は、先ほどの箱の外側と同じようなものです。このような絵を思い描いているうちに、ひらめいたのではないでしょうか。
オレンジ色はミカンの色。紫色はブドウの色。なので、蜜柑味の金平糖と、巨峰味の金平糖を詰め合わせました、ということなのでした。定番品をうまく使って季節商戦を戦うというわけですね。お見事です。見事に乗せられてしまいました。
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