使う機会は。。。
ついうっかり、カメラの方を向いてしまった「ちち(仮名)」さん。お散歩から帰ったばかりで疲れていたからかもしれません。
今週は5日間、午前中の授業のみで生徒が帰り、午後からは先生たちだけという学校。私が若かった頃は、夏休みの前後はそれが当たり前でした。暑さの中、子どもたちの健康を守るということで短縮授業が行われていたのです。それが、授業時数が足りないから確保しなければ、という動きが全国的に広がる中で、年に6回の始業式、終業式さえもったいないと2学期制を導入したり、夏休みを縮めたりする自治体が増えていきました。そうではないところでも、短縮授業なんてとんでもない、ということになっていったわけです。熱中症なんて言葉すらなかった時代の方が、学校は児童生徒に優しかったというわけです。
先日のWAGNER横浜で手に入れたものです。butsudanさんが製作されたもので、頒布までには紙様さんのコーディネート、らすとるむさんのご協力もあったようです。写真はセット販売されていたもので、「はい、居間から販売しますよぉ」という紙様の声の余韻が残る内に6セットすべて完売になってしまったというものです。私はたまたま近くにいたので反射的にお札を突き出してしまい、確保できました。
これが何をするための工具なのか、これを使うと何か良いことがあるのか、というのがわからない人は当然手を出しません。だからこれに興味を持った時点でヘンタイです。もっと言うなら、これが売られている場にいるということがすでにヘンタイなのかもしれません。
中には、せっかく手に入れたものを転売せざるを得なかった人もいたようです。たしかにこれを自分が使い倒すのかと言われたら疑問を持ってしまう人も少なくないでしょう。
この槍回し、ペンを分解する人でなければ不要なものです。プラチナのショートタイプの萬年筆、PILOTや¥セイラーのショートタイプに、いわゆる爪ペン系のPILOTカスタムなど我が家にたくさん転がっているペンのお掃除をするのに使うものです。ペン先調整するのに使うんですか、と聞かれたら、「不器用ですから」と高倉健さんが降りてきて答えます。
いずれにせよ、お使いになる方は、道具が金属製で対象が樹脂製、ということを十分に理解してお使いになることをおすすめします。今はもう生産されていないペンを相手に使うものなのですから。
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