修学
くったりと、かつ気持ちよさそうに眠る「くま(仮名)」さん。撮影の直前まで顔を上げて辺りを見回していたのですが、何も美味しいことはなさそうだ、と判断して眠ってしまいました。
飼い主の勤務している自治体でも、流れに乗り遅れまいと教室へのエアコン設置に向けて動き始めたようです。日に三度、教室を子どもがいるときと同じ状態にして暑さ指数を計測・報告せよ、という指示が出ました。ところが、測定しなさいと指定された本日は、この夏で一番の過ごしやすさで、気温こそ30度を超えているものの、暑さ指数は全く問題ないレヴェル。空振りです。
暑いときは山、ということで比叡山へ。宗旨としては高野山なのですが、そちらはお盆前のお参りでお邪魔しますので、車で1時間という手軽さをとりました。
ただいま、国宝・根本中堂は修復作業中で、すっぽりと素屋根に覆われています。素屋根だけなら滋賀県まで行かずとも、地元でも薬師寺東塔を覆う素屋根が見られます。
しかし、この素屋根の中には修学ステージなるものが設置されていて、根本中堂の屋根の高さまで上がって拝観することができるのです。野次馬根性全開で、お参りというよりは物見遊山。比叡山には行ったことがないという娘を伴ってお邪魔しました。
修学ステージ上にも賽銭箱が設置されていますが、ステージ上は写真撮影が許されています。根本中堂の屋根の大きさと、それを覆う大量の銅瓦に圧倒されます。
銅瓦ではない、こういう素材の部分が葺き替えられるのでしょうか。そういった説明なども特になく、堂内ではいつもと変わらぬ修法が執り行われておりました。日に一度の護摩木の炊き上げを見せていただくこともできて、なかなかに充実したお参りとなりました。
銅瓦ではない、こういう素材の部分が葺き替えられるのでしょうか。そういった説明なども特になく、堂内ではいつもと変わらぬ修法が執り行われておりました。日に一度の護摩木の炊き上げを見せていただくこともできて、なかなかに充実したお参りとなりました。
護摩木の炊き上げ拝観なら、午前10時から11時ごろにお参りするのがよさそうです。
つきみそうさん、こんちはー。
比叡山は涼しいですか?
以前、夏に高野山に行ったときは、下界よりも少しは涼しいだろうと期待したのに、ほとんど変わらない暑さでした。木陰がマシという程度。まあそれほど標高が高くはないんですが。
最近は修復中も足場を組んで見せることが多いようですね。
姫路城もそうでした。
でも、こういった風景を見られるのは修復中だけなので、そっちの方がお得感があります。こんな角度でお堂を見ることなんてないですもんね。
投稿: ぽち | 2018年8月 8日 (水) 12時03分
ぽち さん
高野山は盆地で、湿気も多いのでさほど涼しくありません。比叡山の方が風が通りやすいかな、と言う感じです。あまりにも深山幽谷であるとダメなのかもしれません。
投稿: つきみそう | 2018年8月 8日 (水) 12時45分