WAGNER大須
乗り越えていくのを躊躇するほど恐ろしいクッションなのに、それを固めて下に潜り込むのは平気な「ちち(仮名)」さんです。毛が厚くてこのところの暑さに参っている彼女ですが、少しずつ換毛が始まっていますので、秋頃には涼しそうな姿になって、また冬は寒そうにする、というずれたサイクルを繰り返すのでしょうか。
大須演芸場の隣にあるビルを会場に開かれたWAGNERの会合。開始時刻前には近くに店を構えるペンランドカフェの荻店長も駆けつけてくださいましたが、午前中は比較的静かな感じでした。師匠や親方など、調整のできる人たちが昼食や所用で会場を出た後、いきなり来場者が増え始めて、新規参加という方も結構いらっしゃいました。個人的にはこの会場、1台だけ設置されているエアコンがよく効いて快適でした。
野球チームこしらえて紅白戦ができるほどの人数の諭吉さんを投入して手に入れたというカランダッシュの「中華萬年筆」です。香港返還の記念作でしょうか。箱が八角形だから、カランダッシュ(えんぴつ)としてはダメ、という意見や、スリムで美しいペンが多いこのメーカーにして、なぜこのような、と思うような豊満なボディ。新品未使用、未開封です。
名古屋駅からだと地下鉄を乗り換えつつ来なければならない立地で、地元以外の人間には少し不便な感じもしますが、これまでの名古屋大会とは違った顔ぶれも参加されて、その意味では良かったのかもしれません。土砂降りの雨の中、まったりと、そして存分に萬年筆ができた1日でした。
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