最初で最後?
あら、帰ってきたの、と美和さんで出迎えてくれる「くま()仮名)」さん。飼い主は広島県福山市で開かれたWAGNER中国地区大会に参加しておりました。往きはともかく、帰途に普通列車の旅は無理ですので、こだま号限定ながら3000円ちょっとで大阪で帰ってこられる企画乗車券を活用したので、意外に早い時間に帰ってきたのです。
会場は福山駅前の貸し会議室。いつもの地方大会と同じようなパターンです。ほとんど外出したことがない、という萬年筆愛好家を家の外に出す、というのがメインの大会だったようで、その意味では「成功」でした。
11開会ということでしたけれど、関西方面から参加して開会前に鞆の浦まで行ってきた(移動の所要時間は片道30分ほど)という人や、会場に入るまでに何本かの萬年筆を購入済みであった人など、今回もオモロい人たちが集まりました。
会場から5分ほど歩いたところにあるこのお店。さる半流の方が「私を育ててくれたお店です。」と断言するほどですが、すでにその方によってほとんど刈り取られてしまっております。しかし、国産ショートタイプ萬年筆に興味をお持ちでしたら、訪ねてみても損はないかもしれません。
いつもの関西勢に加え、サラダパンの劣化コピーを許さない会の会長さん、二右衛門マスターに広島半と、一通りのメンバーは揃っておりましたので、初めての方も「おぉ、これがWAGNERかっ!」という感じで参加できたことと思います。
会場となったビルは駅に近くて便利ですが、あと4ヶ月ほどの命です。地元会員の参加という観点で見ても、範囲を中四国全域としても全く足りません。今後、状況に変化がなければ、今回が最初で最後の福山大会、ということになる公算大です。
今回は酒食が充実しており、師匠が仕込んでこられたこちらのお菓子など、変なモン系統のものもたっぷりとありました。皆、二右衛門マスターが持ち込まれたお酒で正体を失いつつ、それでもしっかりとツッコみを入れつつお菓子をいただいておりました。何でバルタン星人が焼きそばを焼いているのか、と思いましたが、これはすいとんという妖怪だそうで、人がもめていると出てくるのだそうです。みんな仲良くやりましょう、というのがこの妖怪の特徴なんだそうです。
来週は名古屋でのWAGNER、そして来月の同じ日には大阪でy.y.Dayです。皆さん、夏の暑さに負けず、萬年筆しましょう。
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