小さきもの
小さく丸まって眠る「くま(仮名)」さん。今日はお風呂の日だったので、宵の口からこんな調子で「私は寝てますよ、起きてませんよ、かまわないでください。」アピールをしていたのですけれど、必死の抵抗もむなしくつまみ上げられて風呂場へと連行されていったのでした。
かつて、六甲アイランドで鞄を作っていた職人犬は、風呂に入れられると飼い主にもかみつくというほどお風呂が嫌いだったということですが、我が家のわんこたちも相当にお風呂が嫌いです。
先日の遺品整理バーゲンで入手した小さなシェーファー。タッカウェイの、それもステーツマンなどといわれるものでしょうか。明るいところで見ると、阪急電車のような色をしているような、そうでもないような・・・・・Gのような色、とは死んでも言いたくありません。入手したときには「タッカウェイ」という言葉が出てこず、あのミリタリークリップみたいなのなどと呼んでいました。物忘れも進行しているのは哀しい限りです。
我が家にあるシェーファーたちとは違って、これはオープンニブ。ペン心の周りをぐるりと取り囲んだトライアンフニブのモデルは以前に所有したことがありましたが、オープンニブのシェーファーというのは実はあまり持っていなかったりします。
インク吸入はタッチダウン式。これがプランジャーですとかなりの確率で壊れていたりしますけれど、動かしてみると十分な抵抗感を持って動きましたので、機構は生きているように思います。
これからの軽装の季節、胸ポケットに挿して歩くには最適ですが、さて書こうというときにインクが枯れている、ということになりそうなのが難点です。
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