青紅葉
丸まった状態からう~んと伸びをして、そしてまた眠りに落ちた「くま(仮名)」さん。今度はいい具合に枕があったので、そちらにアゴを乗せて気持ちよさそうにしています。
もう5月も半ばというのに、寒さが戻ってきて、さぁ片付けようと思っていた暖房器具にもう一度お世話になったりするなど、ややこしい気候です。飼い主は書類の山を片付けつつ、沖縄への修学旅行引率に向けて速報Blogの準備など、相変わらずバタバタしております。
夜行性なので、ライトアップが大好きな飼い主は、青紅葉のライトアップを見にわざわざ洛北へ。しかし、秋になると紅葉する木が青々としているから青紅葉、それはわからないこともないのですけれど、字面を見ていると変な感じです。線路脇に植わっている木々の葉っぱが車窓ギリギリまで迫って、紅葉シーズンには電車が徐行運転するという「紅葉のトンネル」で知られる叡山電鉄鞍馬線。紅葉のトンネルは、写真の二ノ瀬駅と、一つ出町柳寄りの市原駅の間です。ただしこの期間は、沿線のライトアップは行われません。きれいに照明が点灯するのは、ここ二ノ瀬駅と、もう一つ鞍馬寄りの貴船口駅の両駅ホーム周辺だけです。
単線区間ですので、ほとんどの時間帯において、ここ二ノ瀬駅で交換が行われるのですが、日が暮れると列車の本数も減り、2本に1本は一つ手前の市原駅で折り返してしまいますので、山里の、それも集落から坂を上ってきたところにあるこの駅は本当に静かです。この駅も、紅葉シーズンには大きなカメラを抱えた人たちで賑わうのですが、青紅葉の季節は本当に静かで、大好きな駅の一つです。地元の木材を使って建てられたという待合室も、木の香りがしていい感じです。ぜひ、日が暮れる頃に訪ねてみてください。
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