はたがね
例によってホットドッグ状態で眠る「ちち(仮名)」さん。クッションを平らにして、そこへ潜り込むように体を横たえることで実現しているのですが、今日のはまだ潜り方が甘い方です。
内分泌のバランスが崩れているらしく、換毛のタイミングが完全にずれているので、彼女は今、冬毛を身にまとっています。なので、初夏の気候が堪えるらしく、少しでも体温を下げるため、冷たいプラスチックの床に寝そべっているのですが、それでもクッションに潜るのは穴蔵生活をしていた先祖からの記憶によるものでしょうか。
今年のペントレ会場で買ったものは、写真のはたがね一組だけでした。例によってでべそさんのブースに並べられていた骨董品の中で、私を呼んでいたのがこれだったのです。木工をするときに、接着剤で接合した木材同士をしっかりとくっつけておきたいときなどに使います。あると実に便利ですが、今回手に入れたモノに実用性はあるのでしょうか。
現役だった頃は実用品であったことは確かです。そして今も、問題なく使用できそうです。ただ、このサイズのはたがねを使うような木工作品となると、相当にサイズが小さいので、不器用な私に作り上げられるようなモノではありません。宝の持ち腐れです。プラチナ製の萬年筆でヨーロッパ標準タイプのカートリッヂを使うことのできるアダプタを軽く挟んでみました。はたがねそのものも、ちょうど萬年筆と同じ全長です。
それにしても、WAGNER2018、実によろしいですね。ペン先の模様が好みです。わんこが萬年筆をしょっている、あるいはわんこに萬年筆が刺さっているような図柄です。わんこは三角耳で巻尾、これが一番可愛いですね。
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