改良
欲も得もなく、ひたすら眠る「ちち(仮名)」さん。久しぶりにかゆみ止めのお薬をもらったということもあるのか、とにかくよく寝ています。ほんの少し上がった前脚が、時折ピクリと動き、そのたびに小さな声で「わん」と鳴くのですが、何の夢を見ているのでしょうか。
飼い主が職場で使っている端末。ディスプレイ部分だけを取り外してタブレットにもなるというタイプですが、この無駄に大きなタッチパッドが悪さをして、入力効率が極めて悪いのが難点です。
上手に打てる人なら何ということもないのですが、そこは何をさせても下手くそな飼い主のこと、キー入力中に手のひらでタッチパッドをこすってしまい、あらぬところへカーソルが飛んでいく、ということがしょっちゅうあります。実に腹立たしいですし、入力中のアプリが落ちたり、作成中のメールがいきなり送信されたりと、ロクなことがありません。
そんなもん、マウスのプロパティで・・・・・などとおっしゃるなかれ。それぐらいはいくらアホな飼い主でも知っていますが、そもそもこの機体、管理者権限が与えられていないせいもあるのか、マウスのプロパティはあっても、タッチパッドのプロパティがありません。その機能を殺すことがそもそもできないのです。
そういう状況なので、タッチパッドに名刺を貼り付けたりして使用しておりましたが完璧ではありませんでした。しかし、たまたま置いてみたル・ボナー謹製のはんこマットが実に好成績で、これを置くと、タッチパッドを殺したのと同じ効果が得られます。
はんこマットの厚みはおよそ3ミリ。そこで、2ミリ厚と3ミリ厚、2種類のゴム板を買ってきて試してみましたが、ゴムはしっかりと押圧を伝えるので、厚みにかかわらず効果なし。しかもゴム特有の匂いが臭くて仕事に支障を来します。
試行錯誤の末にたどり着いたのがこちら。厚さ1.5ミリのアクリル板を貼り付けるという荒技です。このように貼り付けると、ディスプレイの縁がアクリル板に当たるので、アクリル板でディスプレイを傷つけることもありません。とりあえずはこの方式でしばらく様子を見ることにします。
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