特製
ツッパって眠る「くま(仮名)」さん。高々と上げた前脚はだるくならないのだろうか、いつものことではあるけれど餌鉢の縁が顔にあたって痛くないのだろうか、などといろいろ考えてしまいますが、ご本人(犬)はいたって気持ちよさそうに眠っていらっしゃいます。
飼い主はついに金曜日を迎えてしまいました。週明けの月曜日は朝5時に集合して沖縄への修学旅行引率に出かけます。ゴキブリの次ぐらいに苦手な飛行機に乗らなければならないのは大きなストレスですし、何より、放っておいても雨の降る沖縄へ、希代の雨男と異名をとる私が行くのですから、生徒たちからも「教頭先生、雨降らさんといてや!」などと言われまくって、わかっていることとはいえ、相当ヘコんでおります。
市役所に書類を提出に行くときに立ち寄る庁舎地下の売店。コンビニエンスストアではありますが、営業時間は正規の勤務時間内までですので短く、午後に行くとディスカウントが始まっています。しかも、品揃えが妙にマニアックなので、変な即席麺フリークの私には最高のお店です。そこへ、ただいま絶賛開催中のキャンペーン。クラフトボスというペットボトル入りのコーヒー飲料を2本買うと「特製」ボールペンがいただけるというものです。
ちょっとおかしいと思われた方はいらっしゃいますでしょうか。私はクラフトボスを2本買いました。ブルー、オレンジ、ゴールド、ブラックと4種あるボールペン、飲み物を2本買ったら1本もらえるというのに、飲み物が2本にボールペンが2本写っています。
黒がいいかな、ゴールドがいいかなと迷っていたら、お店の人がその2本をひっつかんで袋に入れてくださったのです。決して広くはないお店なので、ボールペン差し上げます、という什器を早く撤去したいらしく、ボールペンの在庫整理に入ってらっしゃったのです。それなら4色すべて手に取って迷ってたら・・・・・なんて浅ましいことは考えてはいけません。
どの色も半透明な軸と、マットブラックかつギャザードな首軸の組み合わせです。太めの軸でノックボタンも大きく、使いやすそうなボールペン。どこの製品かな、と気にしてしまうのはヘンタイの哀しい性です。
当たり前ですが、ちゃんと書けます。マットでギャザードな首軸は筆記時に滑らず、ゴムのような感じの素材ですので指にも優しそうです。
自分子のみのリフィルに入れ替えて使うことができたら、さらに使い勝手が上がりますので、中を見てみることにしました。
これです。リフィルのお尻の形からして、代わりを探して取り替えるのに難儀しそうです。でも、こうやって分解した時点で、リフィルを取り替えて云々、なんて考えはきれいに消え去りました。
日本製ではありませんね。それはそれでいいのですが、バリが強烈ですね。最近はお隣の大きな国でももうちょっとマシな仕上げをするようになってきているのかと思いましたが、やはりそこはお値段相応、ですね。ただでいただいたものに文句を言ってはいけません。
コメント
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お久しぶりです。
このボールペンのリフィルはパーカータイプのようですね。
以前何かで貰ったボールペンも同じような白い樹脂のパーカータイプリフィルでした。
投稿: mercuryo | 2018年5月27日 (日) 12時03分
mercuryo さん
そう、安い見た目の・・・とつきますけれど。
そこそこ見栄えのするものを作れと要求されるし、払ってくれるお金は信じられないほど安い。そういう中でものづくりをしている人達がいて、それで私たちは暮らし、ただのものを消費し、安っぽいとネタにする。ありがたい話です。
そう遠くない日に、私たちの国も作る側に回ってしまうのかもしれません。
投稿: つきみそう | 2018年5月27日 (日) 22時15分