そっちのけ
年に一度のお祭、ペントレ。休みというのに早起きして東京へ。今回は奮発して新幹線利用です。
写真は秋葉原の駅で見かけたポスター。張り子のワンコですが、やっぱりワンコは柴犬です。写真に写り込んだ撮影者が飼い主ですが、いやなものですね、田舎者が久々に東京に出てきたぞ、という高揚感が出てしまっております。
一応、会場へは行きました。開場して間もなくであったはずですが、すでに47番目の入場者でした。一通りぐるっと見せてもらって、いろんな人にやぁやぁとご挨拶をして、と、そこまではよかったのですが、とにかく暑い。暑すぎました。エアコンの操作パネルには18度と表示されていたのですが、室内は温室並みの暑さです。廊下に出ると実に快適で、実際、かなりの時間を廊下やラウンジで過ごしました。
この人どれほど田舎者なんでしょう。電車内のディスプレイがそんなに珍しいのかしら。それとも、やだ、鉄っちゃん?! などと思われていたことでしょう。
ペントレ会場で東京メトロ関係者と出会って、「青山一丁目と表参道の間は単線閉塞で運行中です。」と聞いて、いろいろと想像をいたしました。この区間でも工事をしているので複線のうち片方だけを使っているのか、というのが最初。しかし現場に行きますと、それよりもっと面白いモノが見られたのです。
表参道から青山一丁目へ向かう列車、その逆に青山一丁目から表参道へ向かう列車、それぞれに通常の経路と同じ線路の上を走っていますが、それぞれの終着駅では折り返し客扱いをしません。表参道から青山一丁目に到着した列車は、乗客を降ろすと車内灯を落としてそのまま回送列車となります。台湾の鉄道に見られるような単線並列での運転なのです。
写真は青山一丁目駅2番ホーム。ここでは表参道、外苑前からの乗客が降りるのみで、次の表参道行き列車は反対側のホームへ回送列車としてやってくるのです。列車の両端に運転士と車掌がそれぞれ乗り込んでいますので、客扱いが終わると即折り返し。実によいモノを見せていただくことができました。大満足です。
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