第一報
本人(犬)が油断しているすきを狙って、ようやく「くま(仮名)」さんのお顔をとらえることに成功しました。それでも、カメラの気配を感じて少し顔を振っています。昨夜は長女にお風呂に入れられたので、その気苦労でお疲れなのかもしれません。
飼い主は朝から職場に出てテニス部の監督。休日は朝8時から活動することになっているのですが、それ以前に学校へ来て動いている生徒もいる、という話を聞いていたので、実態を把握しようと珍しく早起きしてみたのです。実際、7時20分にはかなりの生徒が集まっていて、7時40分にはランニングを開始しておりました。顧問がテニスコ-トに姿を見せたのは7時50分ごろでした。
これをおかしいと思わなければ、今、教員をやることはできません。以前なら、顧問の先生が姿を見せる前に準備運動やらなにやら済ませておくのが当たり前、でしたけれど、今はそういうことをやらせると、「きちんと管理していない」ということになります。実際、顧問が姿を見せる前にランニングをしている生徒が倒れたらどうなるのか、それを考えればすぐわかることです。
帰宅すると荷物が届いていたので開梱。お目当てはひっくり返っているボトルインクですが、なぜかカートリッヂインクも一緒に注文しております。これはおそらく、総額いくら以上なら送料無料、というのにつられたものと思われます。
送料無料にするための努力は惜しまない、というと聞こえはよいのですけれど、果たしてこのカートリッヂインク、どこで使うのでしょうか。誰かの影響を受けて送料無料を目指すようになっているのだとしたら恐ろしいことです。洗脳されてしまっています。
おなじみ青墨のカートリッヂと並んで記念撮影。セイラーさん謹製の顔料系インク新作、蒼墨です。箱の色を比べてもわかるように、青墨は青い色が強く、蒼墨はその青い色が少しくすんだような感じ、と理解しているのですが、どうなのでしょう。
しっかりとインク瓶が守られそうなパッケージ。出し入れするのは面倒くさいですが、紙箱の中で瓶がゴトゴト動くとよろしくないので、これは仕方ないところでしょう。
お名前の読みは、「そうぼく」さんでよろしいようです。
顔料インク、萬念筆用、と明記されています。あたりまえですが。
顔料インクなので・・・と前置きしていますが、2 の前半に関しては、顔料インクであるにもかかわらず、なのではないかと思います。かつて、極黒を入れたペンを洗浄したとき、洗面ボウルに転々と粒上のものが流れ出した光景を忘れることができません。
頂き物のメモ用紙に綿棒で試筆。礼儀としていただいた学校さんのお名前を広告しておきます。大阪市内にある名門私立女子校です。
「蒼」というへたくそな字は、インク瓶につけた綿棒で一気に書きました。なので、最後のほうの点画になるほど文字が薄くなっていってます。
そのあと、そのままの状態で文字の下にくるくるを書き、もう一度インクを含ませて左側のくるくるを書きました。
かすれていく感じとか、萬年筆で書いた時にも出るとうれしいのですが、どうでしょうか。裏抜けに関しては、いちばん濃くしっかりとインクを含んだ状態で書かれた部分が写真の左上のところですから、実用に問題なしと言ってよさそうです。
萬年筆で書くとどうか、というのは、後日、青墨やらプラチナの顔料やら、そういうものと書き比べてみようと思っています。
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