大手術
あご枕で気持ちよく眠る「くま(仮名)」さん。飼い主も金曜日で仕事が一段落付いたので、今日はのんびりと家で過ごしました。
時間があればやりたい、そう思っていたことのひとつがPCの修理です。メインで使っているPCは日ごとに不具合がひどくなり、使用中に突然フリーズ、あるいはシャットダウンするなどの症状が出ておりました。ビデオ関係のドライバがダメだよというメッセージがたびたび出るので、中古のビデオカードを購入して交換してみたところ、それがとどめを刺す結果となりました。それまでは何度か再起動を繰り返す内に使用できるようになっていたものが、何度試みても起動すらできないようになってしまったのです。
いわゆるミドルタワーケースですが、こうもグチャグチャだと狭く見えます。SATAケーブルが何本も這い回っておりますが、すでにSATAコネクタの1つは死んでいることも確認済みですので、マザーボードが壊れていることに間違いはないでしょう。
ここから、まずビデオカードを取り外し、すべてのケーブルを抜いてマザーボードを取り出して、CPUやメモリなどを新しい(中古ですが)マザーボードへと移植します。
がらんとしたケース内。右下のHDDなどを取り付けてあるラックは取り外し可能ですので、マザーボードを収めるのも比較的楽にできます。前回、これほどの大手術をしたのは、やはりマザーボードが壊れたときでしたが、その際も中古のマザーボードを買い求め、ついでにCPUもPhenomからFXへとアップグレードしたのでした。
PiledriverコアのFX8370。本当は9000番台を試してみたかったので、850Wの大容量電源まで用意したのですけれど、さすがにTDP220Wは怖かったので、結局これになりました。それでもTDPは余裕の(?)125Wです。PC付けっぱなしにしておくだけで電気代が上がる、なんてことはないでしょうけれど、今時の感覚で言うと食い過ぎです。Ryzenのシステムを新規に組むと、y.y.Penが2本買えてしまうほどかかりますから、CPUとメモリはそのまま使用します。
ラウンドタイプのSATAコネクタケーブルを使ったので、少しはスッキリした感じになりました。電源を入れるとあっさり起動。システムドライブの中身もそのままでしたけれども、さすがはWinodows10、何やらごにょごにょやっていたかと思うと普通に立ち上がって元のデスクトップ画面が戻ってきました。マザーボードを換えたとはいえ、チップセットなども同じですから、立ち上がって当然とも言えます。マザーボードという大物を交換したために、OSのライセンス認証が飛んでしまいましたけれど、何度か再起動を繰り返すうち、いつの間にか認証されておりました。めでたし、めでたしです。
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