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2018年4月19日 (木)

鉄な話

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 猫じゃ猫じゃとやっている「くま(仮名)」さん。眠たくて仕方がないのですが、飼い主が帰宅したのを知ってやっているのは明白です。おぅおぅ可愛いのぅ、と首のあたりをこちょこちょしてやると満足そうに大きく息をして再び眠りにつくので、狙ってやっているのは明らかです。

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 これからゴールデンウィークにかけては、毎年恒例の歓送迎会シーズン。たっぷり飲んで気持ちよくなった老若男女が、駅のホームに上がった途端に気持ち悪くなる,何てことも良くある話で、そんな時に備えて持っておきたいセットです。

 しかし、よくよく考えると、このセットを活用できるような人にとっては必要のないものかもしれません。ご本人がこれを持っていても、これが必要となったときにしっかりと処置するだけの人格や意識が残っているかどうか、そちらの方が心配です。

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 こうしたグッズは、鉄分をしっかりとる必要のある私にと、カーボン兄さんがくださったものです。これだけしっかりいただいたからには、次回お会いするときには是非、金ちゃん飯店焼き豚ラーメンを持参してこちらの世界にお招きしようと思います。

 ロゴ入りのPILOTフリクション、というだけのものと思ってはいけません。これはとっても深いものなのです。米原(田村)以北が交流電化されていた北陸本線ですが、大阪を中心とする関西圏からの直通列車のニーズも高まってきたので、長浜までは早々と直流電化へと変更され、更にその後、長浜から敦賀までの区間と、接続する湖西線の交流電化区間も直流電化されたのです。これは、それから10年が過ぎたことを記念するグッズなのです。

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 都市部に暮らす人にとっては特に、「電車」というと直流電化された区間を走るものです。山手線や中央線なんかを交流電化してあったら、変電所の数は大幅に減らすことができるでしょうが、車両代が高くついて仕方ないでしょう。

 乗る人にとってはどんな種類の電気で走っていようが関係ないのですが、交流でも直流でも走れる電車を直通運転させるとなるとコストがかかるので、結局、交流区間に来たら乗り換えてね、ということになってしまいます。直流電化されたことで、「普通」の電車がそのまま走り抜けることになるわけで、沿線の人は関西圏へ乗換なしで移動でき、関西圏からは直通列車が増えて観光客が増加、となります。「記念」すべきものになるわけですね。

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