棚おろし
う~んと伸びをして、伸ばした前脚をそのまま宙に浮かせてまどろむ「くま(仮名)」さん。眠りに落ちる前は愛犬さんと遊んでいたようです。
愛犬と餌鉢、どちらが大切かといえば餌鉢です。愛犬がなくても命に別状はありませんが、餌鉢がどこかへ行ってしまうと食うに困ります。なので彼女は、いつも餌鉢と一緒です。ご飯をもらえるタイミング以外で餌鉢が持ち出されると、とても心配そうな顔でこちらを見ています。彼女の大切なパートナーなのです。
LAMYサファリを使おうとしたらインクが出ない、と思ったらインク窓から見えるのはこんな状況。ペンを寝かせても立てても子のインクの位置は変わりません。いわゆる棚吊りというやつでしょう。
棚吊りというと、かつてはPILOTのCON-50でよく起こるといわれておりました。実際、私もプラチナのカートリッヂに入っているステンレスの球をコンヴァータに入れて棚吊りを防いでおりました。カタカタ音がするのが難点ですが、効果は絶大です。
LAMYサファリにコンヴァータを挿すときには・・・・・というのをその道の泰斗から教わったので、今回は恥ずかしいことがありません。何も知らずに、何も考えずに挿してはいけないのです。写真では隠れている部分ですが、首軸側にはコンヴァータにある突起を受けるための溝が設けられています。それを知らない人の場合、写真に見える首軸の切れ込みにその突起が来てしまうような挿し方をすることがあります(かつての私)。
それにしても、こんなに見事に吊られていると、これを洗ってしまうのが惜しくなります。もう少しこのまま置いといて、人に見せてはホレホレと解説する・・・・・と、「半」だと思われてしまいますね。半は人なり、っていうのは、萬年筆は刃物、っていうのと同じくらい重みのある言葉であると、勝手に思っております。
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