手をぬくう
結果的に2日連続で朝帰りになってしまいました。新聞配達の人も仕事を終えてしまったような時間に帰宅するオッサンなんてものは妖しいだけです。
この黒いの、「くま(仮名)」さんの若い頃によく似ています。近くで見るとハスキー犬、とお目で見るとデーモン小暮閣下。麿眉に白足袋という、昔なら嫌われるワンコの特徴を全て兼ね備えた、それでいて愛すべきワンコ、それが黒柴です。
豆柴が京都観光、という図柄の手ぬぐいを本のように糸でしつけてある手ぬぐい本。桜の京都御所は春。黒柴がくたっとなっているところが実によろしいです。渡月橋のあたりを新緑のころに歩くと、人が多いし、何より暑くてやってられないかと思いますが、ワンコたちは気持ちよさそうに遊んでおります。柴犬グッズのお店もあるのですが、わりと辺鄙なところですのでなかなか足が向きません。
紅葉の頃というのもまた、京都が劇混みになる季節。何だかんだ言っても、年中混んでいるのが京都というところです。かつては穴場であったようなところもどんどん紹介されて人が押し寄せるようになり、なかなかこう、しんとした静かな場所というのはありません。 冬はとても寒い京都ですけれど、その寒さ目当てに来る人も多いようです。結局、雪景色を静かに楽しむ、なんてこともできません。ですので、30分足を伸ばして奈良へ来れば、まったりできるのですが。人ごみの中、有名な観光地に行くのが好きならば京都、静かに楽しみたいのであれば奈良です。
今日はとっても疲れましたので手ぬぐいで手を抜く、という更新でした。
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