手ほどき
ちょっと、こんなん撮らんといてよっ!(怒)と顔をそむける「ちち(仮名)」さん。この状況になりますと動くことはできませんから、せめて顔だけでも隠しておこうというわけです。お天気は良いのにお散歩係が不在なので、ワンコたちは同盟して散歩を要求。飼い主は仕事場では予備の教頭ですけれど、家では予備のお散歩係です。
職場の同僚が、書けない萬年筆なら持っている、などというので話を聞いてみると、長いこと放置してあるものだとか。まずは洗うことから試してみましょう、とお話しすると、聞いている方はこういうイメージを持ったようです。
いやいや、容器にぬるま湯でも入れて洗うのですよというと、やっぱり流水のイメージ。悪くはないのですが、水を流しながら洗うのは最後の最後でもいいでしょう。吸入式であるならば、まずはインクを排出する方向に動かしてみて、そのあと水を吸ったり吐いたりさせる、それでよいでしょう、という話をすると驚かれました。
カートリッヂ式の場合でも、首軸を一晩水につけておくと書けるようになるかも、というお話をしました。水の中にゆらゆらと立ち上るインクを見るのも楽しいものです。
さて、件の萬年筆、この週末に洗ってもらえるのでしょうか。続報が楽しみです。
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