はるばる
眠ったまま耳を掻いている、あるいは耳を掻きながら眠っている「くま(仮名)」さん。今日から新学期が始まり、日中は誰も家にいない状態になったため、一気に熟睡モードに突入した模様です。その分、飼い主や家族が帰宅してにぎやかになってくると、老齢とは思えない元気の良さで存在をアピールします。飼い主などはうれしいことに両手に花状態。帰宅すると2頭の犬がそれぞれに猛烈な呼び込みをかけてくるので、TVを見ている家族にとっては音声が聞き取れず、大迷惑なのだそうです。
このゴージャスな階段がウリの文具店&書店まで、わざわざ足を延ばしてきました。昨年の3月にオープンしたお店ですが、名古屋市守山区と言われてもどのあたりなのかさっぱりわかりません。KDM.txtというお店です。
近鉄電車に揺られて名古屋まで行き、そこからJR中央西線で高蔵寺まで。改札を出たところでバス乗り場はどこだとうろうろしているうちに、30分に1本しかないバスが発車してしまいましたので、雨も激しくなってきたことだし、とタクシーで乗り付けてしまいました。
お店の方にお許しをいただいて、商品がもろに写らないところを何枚か。品揃えとしてはなかなか面白いかと思います。ごくごく普通の、言ってみれば面白みのない普通の文具からこだわりのある雑貨まで、いろいろなものが並び、様々なテーマごとに書籍が並べられています。こういうお店が近所にあればよいのになぁ、と思ったことでした。ホームセンターやらスポーツ量販店、電気店など、様々なお店が同じ敷地内に立ち並ぶ郊外型のショッピングモールの中の1店です。小曽根駅と高蔵寺駅とを結んで走る名古屋市営バスのゆとりーとラインで「荒田」というバス停を降りるとすぐ目の前、と文章で書くと簡単ですが、名古屋近辺にお住まいの方であっても、ここへは車で行くべきでしょう。
これはいいなぁ、あれも面白い、などと言いつつすべて手を出していたらあっという間に破産してしまうので、ぐっとこらえて以前にも見たことのある付箋など、こまごまとしたものばかりを買って退散しました。忘れてはならない萬年筆関係の品ぞろえについては、可もなく不可もなく、日常的に萬年筆を使っている人にも役に立つお店と感じられました。ヘンタイさんには物足りないラインナップですが、郊外型店舗でこれだけの品ぞろえは立派です。問題があるとすれば、やはりその立地。近くにあれば週に1度は通いたいと思うお店ですけれど、名古屋駅から小一時間かかるというのは何とも、です。その分、地元の人にとっては実によいお店ができたと喜ぶべきものだと思います。実にうらやましい。
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